「履歴書に書く住所の番地名はハイフンでもいい」と思っていませんか?
確かに履歴書に書く住所の書き方に番地かハイフンかのルールがないのはその通りですが、
実は履歴書に書く住所は絶対に『番地』で書くべき理由があるんです!
今回は履歴書に書く住所は絶対に番地で書くべき理由が気になる方に向けて、履歴書に書く住所は絶対に番地で書くべき理由を解説します。
履歴書の住所を番地ではなく「ハイフン」で書いてはいけない理由
履歴書の住所をハイフンで略さないというのはビジネスマナーの基本中の基本です。
そもそも省略をしているというのは、
「楽をしたい」
「履歴書の作成に時間を割きたくない」
といった気持ちからくるものです。ビジネスシーンでこのような気持ちで仕事をしている人と一緒に働きたいと思うものでしょうか。そうは思わないはずです。
特に履歴書という自分の人生の中でも大イベントともなる就活において、そのような気持ちを見せてしまうというのはよくありません。
また履歴書の住所欄を見てビジネスマナーをチェックしている採用担当の方もいます。
新入社員として入社した時には最初に書類作成などが業務として割り振られることもあるため、履歴書などの書類作成をきちんとできているかは一つの基準となるでしょう。
多くの場合、自分の正式な住所はハイフンではなく「〇〇番地」となっていることと思います。
自分の正式な番地名を確認するためには、市役所等の戸籍確認などで行うこともできます。履歴書を書く際には必ず正式な住所名を書くようにしましょう。
履歴書の住所を書く際に番地を用いるべき理由
履歴書の住所を書く際に番地を用いるべき理由は主に三つあります。
履歴書の住所を書く際に番地を用いるべき理由1:TPOをわきまえているという意思表示をするため
先ほどの見出しでビジネスマナーについての確認をしましたが、会社に出るとこのビジネスマナーが非常に大切です。
履歴書だけでなく、ビジネスシーンで用いる郵送物の全ては戸籍や住所録に登録された正式な住所でなくてはいけません。
そして「この学生はビジネスマナーを理解しているのかどうか」を選考段階で会社はしっかりと見極めたいと考えています。
二人の学生を先行していて、どちらか一方を取りたいが、どちらも同程度の評価の場合があったとしましょう。
そんな時に、住所を正式に書いている就活生か住所にハイフンを用いて略称で記載している就活生のどちらを会社は選びたいと考えるでしょうか。
「たかが住所」と思われるかもしれませんが、このようなシンプルなところにその人の内面が現されるものです。
そのため会社はこだわって表面的な部分も見ようとするのです。
履歴書の住所を書く際に番地を用いるべき理由2:郵送した書類をちゃんと届かせるため
会社の住所の番地名をハイフンで省略してしまった場合、郵送が遅れてしまったり、最悪の場合届かずに返ってきてしまったというケースがあります。
これは住所を縦書きで書く際にハイフンが数字の「1」に見えてしまい、郵送の手違いが起こってしまったということが原因として挙げられるそうです。
履歴書の送付も期間に締め切りがあるため、このように郵送段階で遅れてしまっても受け取られない可能性は十分にあり得ます。
そのような最悪の事態にならないためにも、住所は必ず会社のホームページ等に記載されている正式な住所・番地名などを用いて記載すべきなのです。
履歴書の住所を書く際に番地を用いるべき理由3:入社後の社員登録を正確に行うため
もし採用を貰い、次年度からその会社で働くことになった場合、会社の社員登録が履歴書に書いた住所で行われます。
この社員登録のことを「労務管理」と呼び、社員を会社で管理するための大切な名簿データとなります。
これは税金や住居手当等の給与にも関わる大切なデータになってきますので、正式な住所を登録しなければなりません。
そのため履歴書の住所を番地からハイフンに略称で記載をしてしまうと、正確には「誤っている住所」で登録をされてしまうことになります。
そんな理由から履歴書の住所はハイフンで略さずに番地をしっかりと書くべきなのです。
履歴書は住所の番地に限らず略さないようにしましょう
履歴書に書く住所を番地ではなくハイフンに略してしまうことによって、様々なリスクがあることを理解していただけたと思います。
住所の書き方一つとっても、就活の際の「あなたの顔」になる大切なものです。できるだけ丁寧に、正確に書くことを心がけましょう!
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