教員採用試験の倍率が低い場所を選ぶ人急増!簡単に教師になれる!

「教員採用試験の倍率が低い都道府県や校種はない」と思っていませんか?

確かに教員採用試験は人気で倍率が低い場所を探すのが難しいのはその通りですが、実は教員採用試験には倍率が低い都道府県や倍率があるんです!

今回は教員採用試験の倍率が低い都道府県や校種が気になる方に向けて、その都道府県や校種を解説します。

教員採用試験の倍率が低い都道府県ベスト5を発表!

最初に紹介するのは教員採用試験の倍率が低い都道府県ベスト5です!

教員採用試験の倍率が低い都道府県ベスト5:1位 川崎市(倍率 3.6)

最も受験者倍率が低かったのが神奈川県の川崎市でした。

川崎市は神奈川県の中では発展しており、神奈川県全体の採用とは分けて募集がなされています。

そのため川崎市で働きたいという人のみが教員採用試験に応募したのでこのような倍率となったと考えられます。

・中見出し:教員採用試験の倍率が低い都道府県ベスト5:2位 大阪市(倍率 4.0)

大阪市の倍率が低くなったのは、教員の市採用の中では最も募集人数が多いということと、近年話題になった橋下改革での給料減により応募者数が減ったことが理由として挙げられます。

教員採用試験の倍率が低い都道府県ベスト5:3位 千葉県(倍率 4.1)

次に倍率が低かったのが千葉県です。

千葉県自体の募集人数が、全国都道府県の中でも4位と多いため倍率が下がったと言えるでしょう。

教員採用試験の倍率が低い都道府県ベスト5:4位 浜松市(倍率 4.2)

第4位は静岡県浜松市の市内募集です。こちらは定員が120名とそこまで多くはありませんが、応募者数が501名と割と少ないために倍率が低かったことがわかります。

教員採用試験の倍率が低い都道府県ベスト5:5位 名古屋市・富山県(倍率 4.8)

5位は名古屋市と富山県が同立となりました。

名古屋市は愛知県の市採用の募集人数としては上から3位と割と多いです。名古屋市は人気の市なので応募者数も多いのですがその分採用者数の多さで倍率が低くなっています。

富山県は県全体の募集枠が200名強と少ないのですが、同時に応募者数も少ないです。そのため倍率が低いのです。

(参考:文部科学省 各県市別受験者数、採用者数、競争率

1位〜5位までを分析すると、

「人気な都道府県または市で、採用枠が多いために倍率が低い」

「人気のない都道府県または市で、応募者数が少ないために倍率が低い」

ことが教員採用試験の倍率が低い主な理由なようです。

教員採用試験の倍率が低い校種ランキングを発表!

次に各校種を倍率の低い順にご紹介していきます。

教員採用試験の倍率が低い校種ランキング:1位 小学校(倍率 3.5)

平成29年度教員採用試験における小学校の応募者数 52,161人

平成29年度教員採用試験における小学校の採用者数 15,019人

教員採用試験の倍率が最も低いのが小学校となりました。

ちなみに応募者数が昨年度より「2.7%」減っているのも小学校となりますので、今最もなりやすい校種は「小学校」だと言えます。募集人数が多いのも倍率が低い理由です。

教員採用試験の倍率が低い校種ランキング:2位 特別支援学校(倍率 3.8)

平成29年度教員採用試験における特別支援学校の応募者数 10,513人

平成29年度教員採用試験における特別支援学校の採用者数 1,328人

特別支援学校は採用枠の数自体は少ないのですが、応募者数も同じく少ないです。そのため倍率が比較的少ないというわけです。

教員採用試験の倍率が低い校種ランキング:3位 高等学校(倍率 7.1)

平成29年度教員採用試験における高等学校の応募者数 34,177人

平成29年度教員採用試験における高等学校の採用者数 4,827人

高等学校からは一気に7.1倍まで倍率が引き上がりましたが、応募者数の割に採用枠が狭いことが原因です。教科によってはまだ倍率が低いものがあるはずなので、「どうしても高等学校の教員になりたい」と考える人は倍率が低い教科を狙ってもいいはずです。

教員採用試験の倍率が低い校種ランキング:4、5位 中学校・養護教諭(倍率 7.4)

平成29年度教員採用試験における中学校の応募者数 57,564人

平成29年度教員採用試験における中学校の採用者数 7,751人

中学校は全校種の中で最も応募者数が多いです。そして採用枠も決して少なくないのですが、やはり応募者数と比べると狭き門と言わざるを得ません。

高等学校と同じく教科を選べばまだ倍率の低い教科はあるでしょう。

平成29年度教員採用試験における養護教諭の応募者数 9,840人

平成29年度教員採用試験における養護教諭の採用者数 1,328人

養護教諭はいわゆる「保健室の先生」ですが、校内に多くても2、3人程度しか配置されないので採用枠が非常に小さいです。応募者数と比較すると採用は非常に難しいでしょう。

教員採用試験の倍率が低い校種ランキング:6位 栄養教諭(倍率 7.6)

平成29年度教員採用試験における栄養教諭の応募者数 1,813人

平成29年度教員採用試験における栄養教諭の採用者数 239人

採用者数が最も狭いのが栄養教諭。一人の栄養教諭がいくつかの学校を掛け持ちすることが前提だからです。それに昨年度と比べると「13.1%」も応募者数が増えています。それと同時に採用枠も増えていますが、年々なりづらくなっているのかもしれません。

教員採用試験の倍率が低い場所じゃなくても合格する方法

実は「僻地採用枠」のような募集枠を設けている地方自治体もあります。京都府の場合では、「北部採用枠」といったものがあります。

この僻地採用枠に応募するということは「私は田舎に勤務しても良いです」という意思表明であり、通常枠に応募するよりも受かりやすくなります。

その代わりほとんどの自治体が僻地で10年程度の勤務をすることを条件としています。

どうしても教員になりたい場合は、このような僻地採用枠に応募してみるのも一つの手段です。

教員採用試験の倍率が低い都道府県・校種を選ぼう!

「どうしても教師になりたい」「場所や教科はこだわらない!」という人であれば、倍率の低い都道府県・校種を選べば比較的に簡単になることができそうです。

ただ校種・教科については大学、短大1年生の時には選択をしていかなければならないので、早めに決断する必要があります!

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