就職活動していると「自分は何をしたらいいのかがわからない」「何もしたいことがない」と悩みがちです。
何もしたいことがないと思っているが故に、就職活動でどんな企業受けるか悩んでしまい、考え込んで病んでしまうケースもよくあります。
しかし、こういった就活生に伝えたいのが「やりたいことってもっと単純でちょっとしたことでいいんだよ」ということです。
例えば、これこれこういう仕事をやりたい!というのだけでなく、ダイビングしたい、旅行したい、美味しいものを食べたいとかこういうレベルでいいんです。
やりたい事に対してシビアに考えすぎている人が多いため、逆にやりたいことが浮かんでこないケースがあります。
このように、仕事レベルのやりたいことだけでなく、日常生活レベルでやりたいことを列挙して分析すると、自分が大切にしている価値観が明確になっていき、自分がどんな企業に進むべきなのか、おのずと目見えてきます。
そこで必要なのが、やりたいことリストです。
やりたいことリストと幼少期~現在までの自己分析を照らし合わせると、法則が見えてくる
やりたいことリストとは、読んで字のごとく、あなたがやりたいことをリスト化することです。
例えば、具体的に大体仕事の内容だけでなく、仕事以外でやりたいことも書いてもOKです。
というか普通ならむしろ、仕事以外でのやりたいことの方が大部分を占めるはずです。
このようにして作ったやりたいことリストと、自己分析を見比べてみると、ある法則性が見えてくるはずです。
この法則性こそがあなたの価値観であり、あなたが感情が動く条件になります。
例えば僕の場合であれば、やりたいことリストのうちの1つに、「悩み相談の仕事をすること」があり、過去の自己分析では「誰かの面倒を見るときに自分の感情が動きやすい」というのがありました。
悩み相談=誰かの面倒を見ることなので、やりたいことと自己分析が一致しており、僕にとっての価値観や感情が動く瞬間というのは「誰かの面倒を見る、悩み相談」があります。
となると、 個人を相手に仕事をする転職エージェントやウェディングプランなどの仕事もあっているかもしれません。
このように、やりたいことリストと自己分析を照らし合わせることで、自分の価値観ややりたいことが明確になり、それがそのまま、自分が進むべき企業の特徴のひとつとなります。
「楽しくてたまらない仕事」を見つけるためのやりたいことリストの超具体的な作り方と使い方
①やりたいことリストをまずは30個書く
まずは何でもいいのでやりたいことリストを30個埋めてみましょう。
書き出してみると意外とペンが進まず、 10個ほどで考え込んでしまうと思います。
このときに書き出すコツは、やりたいと思った事であればどんな小さい事でも書くことです。
普通、やりたい事というと、 人助けができる仕事、お金を稼ぐことなど漠然とした大きな物が浮かびがちですが、
毎日筋トレをする、北海道に行く、イタリアでフレンチを食べるといった、ほんとに小さな事でも構いません。
むしろこのような小さなやりたいことリストこそ、自分の気持ちが大きく動く条件を理解する上で必要なことになります。
②それぞれを「死ぬのが嫌だから」にたどり着くまで深堀する
やりたいことリストを30個作ったら、次はそれぞれ1つずつ深掘りをしていきます。
どこまで深掘りするかというと、「死ぬのが嫌だから」まで深めてください。
どんなやりたいこともどんな行動も、深めていくと「それをしないと死んでしまうから」にたどり着くからです。
死にたいたくないという、人間の根源的な欲求まで深めると、それまでの過程にあなたの価値観が描かれているはずです。
この価値観を30個書き出そうとすると、少なくとも、いくつか自分なりの傾向が見えてくるはずです。
その時に出てきた傾向が、自分の感情がプラスに動くために必要な条件でありますし、”楽しくてたまらない”という状態で働ける会社の特徴でもあります。
③幼少期~現在までの「自己分析で自問した内容の答え」と「その理由・過程」と照らし合わせて、重なるものをペアにして、なぜ重なるのか理由を書く
やりたいことリストのそれぞれの深堀過程と、幼少期から現在までの自己分析の深堀過程を照らし合わせて、重なるものをペアにしてみましょう。
やりたいことリストの分析と自己分析は必ず重なるところがあります。
その重なった部分こそが、あなたの価値観であり、あなたが働いて楽しいと思える企業の特徴でもあります。
また、重なった部分は”どうしてこのやりたいことリストの深掘り過程と、自己分析の深堀の過程がつながっているのだろう?”というのも深掘りすると、より自分の価値観が明確になってきます。
④③でできた「ペア」と「ペアになった理由」=過去の経験に結びついた未来のやりたいことだから、それに当てはまる会社をリスト化しておく
③で作ったものこそが、過去の経験に結びついた未来のやりたいことであります。
「自己分析で過去の経験に基づいたやりたいこと」と「やりたいリストに基づいた未来のやりたいこと」が結びつくと、
「過去の経験に基づいた未来のやりたいこと」になるので、これほど強固に結びついた、自分にとってのやりたい事はありません。
ここで、自己分析とやりたいことリストで結びついた要素を当てはまる会社を選ぶことができればそこは、「自分の過去の経験に基づいた未来のやりたいことを叶えることができる会社」です。
このような会社に巡り会って内定をすることができれば、就活は成功したといっても過言ではありません。
なので、過去の経験に結びついた未来呪いたいことを明確にしたら、それを満たす企業を見つけてみましょう。
そこで出てきた企業があなたが受けるべき企業になります。
やりたいことリストを作るときのポイントは「自分の欲を恥ずかしがらず全てさらけ出すこと」
よくやりたいことリストを作ると、「こんなこと書いていいのかなぁ恥ずかしいなぁ」と思うことがよくあります。
特に性的欲求に関することや、多くの人には受け入れられないであろうことに多いです。
しかし、このやりたいことリストは誰かに見せるわけではありません。
あくまで自分だけしか見ないものなので、ここは割り切って、正直に恥ずかしいことも書いてみましょう。
上ではなくスマホのメモを使えば他人にばれる可能性がぐっと減ります。
自分の恥ずかしい欲求も方が、より真の自己分析につながります。
やりたいことリストを作って、過去の経験に基づいた「楽しくてたまらない仕事」を見つけてみよう
やりたいことリストを書くと意外と進まず、悩んでしまう人がほとんどです。
今までの教育方針では 1つの世界しかないものを教えられてきたため、正解のないことをリスト化させることは多くの人にとっては難しいはずです。
しかし、やりたいことリストを作ることで、自分の根源的欲求、価値観を知ることができます。
自分はどんなことをしたら楽しく感じるのか?
自分は何をするべきなのか?
やりたいことリストを作ることで、これらが明確になっていきます。
そしてここで作ったやりたいことリストと過去の自己分析を照らし合わせることで、”より強固なやりたいこと”が生まれてきます。
その、”より強固なやりたいこと”こそがあなたがプラスの感情になる会社の特徴ですし、あなたが行くべき会社の特徴になります。
なのでまずは、やりたいことリストをどんなことでもいいので30個あげることから始めて、自己理解を深めてみましょう。
コメントを残す