自分がどういう時にマイナスな感情になるのか知らない=まったく楽しくない会社に就職する可能性大


ここ近年でブラック企業ネタがかなり浸透してきました。

残業が100時間を超える

パワハラやセクハラ

終わるはずのないノルマ

このような例は一例ですが、まだまだブラック企業の特徴はたくさんあり、それに苦しんでる人もたくさんいます。

確かにブラックな環境にしてしまう企業が悪いのは間違いないですが、同時に言えることは、このようなブラック企業に就職することを決めたのはその人です。

もし自分がどういう時にマイナスな感情になるかを自己分析で正確に把握しておけば、このようなブラック企業で悩まされる可能性はガクっと減るはずです。

今回は、そんなブラック企業で苦しまないためにも自己分析が自分の身を守るお話をします。

自分の感情がマイナスになる条件を知っていると、ブラック企業で悩まなくなる

 

ブラック企業で悩まされる人の特徴に、

「自分の限界値を超えて仕事をしている」

というのがあります。

「その仕事をやったら自分は限界を超えてしまう」というのを把握していないがために、後々苦しむ思いをしてしまいます。

もし自分の限界値を知っていればどうだったでしょう?

はたまた、もしあなたが就職する前に自分がどんなことをしたらマイナスな感情が生まれるかを正確に把握していたらどうでしょうか?

自分の限界値はマイナスな感情になる条件を知っていれば、自分の限界を超えるような仕事を”断る”という選択肢が生まれますし、

そもそも自分がマイナスな感情になる条件を満たすような会社への就職を防ぐことができます。

このように、自分がどんな時にどんな環境でどんなことをしたら、マイナスな感情になるか知っている事は自分の身を守るために大変重要です。

マイナスな感情が出る瞬間を知るためには「嫌なもの・やりたくないこと」を書きなぐろう

では、自分がマイナスな感情になる瞬間をするには具体的にどうすればいいのか?を解説していきます。

明日最初にやるべきことは、「嫌なもの・やりたくないこと」を書き殴ることです。

ほんの些細な事でもいいので、とにかく自分がやりたくないことやマイナスな印象を抱くものを全て書き上げてみましょう。

目安としては 30個ほど書き出してみましょう。

例えばこんな感じです。

画像

このように、自分のやりたくないことや嫌なものがリスト化された後、今度は「なぜ嫌なのか?」をそれぞれ「なぜ?」を5回繰り返して分析してみましょう。

一例を出すと、以下のようになります。

「残業をあまりしたくない」

→帰るのが遅くなるから

→自分の好きなことができなくなるから

→自分の人生を充実させることができないから

→人生が充実しないとつまんないから

→つまらないと生きてる意味を見出せないから

ここまで深掘りすると、あなたにとっての感情がマイナスになる条件が見えてきます。

この例でいうと、「自分の好きなことができない」「人生を充実させられてない」がマイナスな感情になる条件です。

つまり、これらがあなたの根源的な価値観であり、またあなたが進むべきではない企業の特徴となります。

このように、自分にとって嫌なこと・やりたくないことをまとめ、それぞれの項目に対して「なぜ?」を5回繰り返すことで、

あなたがマイナスな感情になる条件を見いだすことができ、そして同時に、あなたにとって進むべきではない企業の特徴を知ることができます。

モチベーショングラフでも、マイナスの感情が出る瞬間を分析することができる

画像

モチベーショングラフとはこのように、幼少期から現在を振り返ってモチベーションや気持ちの状態を折れ線グラフで表したものです。

このモチベーショングラフの中でも注目したいのが下降した部分です。

画像 下降した部分を青丸した画像

この下降部分には、「あなたがどんな時にマイナスな感情になるか」の傾向を分析することができます。

人間の個性は幼少期に形成されます。

なので、大学生なった今でも、「どんなことに対して嫌なことを感じるか」に関しては幼少期からほとんど変わりがありません。

そのため、モチべーショングラフで下降している複数の部分には一定の傾向が掴めます。

それがあなたにとって上がマイナスになる条件であり、それがそのままあなたにとっていくべきではない企業の特徴となります。

例えば、僕の場合であれば、中学と高校の時にグラフが下降しています。

画像 自分のモチベーショングラフの画像

この時に共通していたのは、「劣等感」を感じていたことです。

私は中学高校はバスケ部に所属していましたが、自身の学校はどちらも弱小校であり、大会でも上位に進むことができませんでした。

同時に、自分と同じステージにいた他校の知り合い、自分よりバスケが下手だった出身校が同じ同級生が別の学校で大会上位に進んで活躍してる姿を目にすると、ものすごい劣等感に襲われました。

このときのことを分析すると、自分の感情がマイナスになる条件とは「他人と比べること」「競争すること」というのがわかり、

営業成績を厳しく求められる会社や競争文化のある体育会系の会社は避けるようにしました。

 

このように、モチベーショングラフの下降部分を分析することで、自分にとって”生きがい”を感じない条件を知ることができ、

そして、同時に「自分には合わない」会社が見分けられるようになります。

自分の気持ちがマイナスになる条件を理解することは自分の身を守るために絶対必要

ブラックな環境を生み出ししまう会社側が悪いのは間違いないのですが、

ブラック企業で悩んでいる方は「自分がどこまでなら大丈夫なのか」を把握していないことが多いのも現状です。

自分の限界値や、自分が嫌な気持ちになる条件を知る事はブラック企業から身を守ることにつながりますし、もっと言うと、自分の命を守るために必要なことです。

自分の命を守るために、まずは自分がどんな時にマイナスな感情になってしまうのか正確に把握することから始めましょう。

自己分析で自分がマイナスな感情になる条件さえ知っていれば、就職活動する時だけでなく、入社した後でも自分の身を守るのに役立ちます。

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