自己分析をしている最中、「あの時なにやってたっけ?」と思うことはありませんか?
自己分析をしている最中のあるあるなのですが、当時の写真やビデオをみても、過去の経験が思い出すことができず、そもそも分析ができないということがよくあります。
特に幼少期の自己分析をするときに多いのですが、そもそも親に聞くのも恥ずかしいという人もいます。
しかし、少し考え方を変えるだけで、自己分析時に過去の経験が思い出せるようになるんです。
今回は、自己分析時に過去の経験を思い出せるようになれる方法を解説していきます。
今、思い出そうとしても思い出せないなら「明日の自分」に聞こう
「あの時は思い出せなかったけど、今、急に思い出した」といった経験はありますか?
おそらくほとんどの人がこのような経験をしたことのある人が多いはずです。
人の細胞は刻一刻と刻むたびにどんどん変化していきます。
つまり、今日の自分と明日の自分はある意味、別人とも言えます。
別人だからこそ、今日の自分で思い出せなかったことが明日の自分に聞いたら過去の経験が思い出せるようになったということはよくあります。
これ、僕も非常によく使います。
自己分析をする最中、「5歳の頃、何してたっけな~?」と思いだそうとした時、まったく思い出せなかったのです。
しかし、思い出せないものはどう頑張っても思い出せないので、その日は自己分析をやめて、次の日に思い出すことにしました。
すると、不思議なことに次の日になると5歳の時、「サッカーにはまっていた」とか「ポケモンのゲームを書てもらって喜んでいたな」など、5歳の時の経験を思い出すことができました。
このように、自己分析をしているときに過去の経験が思い出せない時は、今日の自分で思い出そうとするのを止めて、明日の自分で思い出そうとするとかなり効果的です。
思い出せない過去の経験が今の自分を形成につながっていることが意外と多い
「思い出せないくらいの経験だから自己分析ではそんなに大切な出来事ではないのでは?」と思っている人が意外と多くいます。
しかし、自分の個性や価値観は”思い出せないくらいの小さな経験”の積み重ねで形成されていくことが多いです。
確かに、自分の個性や価値観の形成には、衝撃的ですぐに思い出せるような経験も大きく関わっているのは間違いないですが、同じくらい”思い出せないくらいの小さな経験”も自分の個性や価値観の形成に関わっています。
”思い出せないくらいの小さな経験”はそれ自体が自分の中で当たり前すぎるから、見逃しやすいんです。
例えば僕の場合であれば、サークルで仕事を進めているとき、周りの部員が動かな過ぎてイライラしていた経験がありました。
しかし、自己分析をするときはそのイライラさえ思い出せなかったんです。「他の人が動いてくれない」という事実が僕の感情を揺るがすのはそれくらい当たり前なことでした。
しかし当たり前すぎるがゆえに、自己分析する際は見逃しがちです。この部分をしっかりと重要視しなかったため、今の仕事でも「他の人が動いてくれない」状況になるとイライラしてしまう自分がいます。
このように、思い出せないくらい小さな経験を軽視したせいで、今の仕事に不満を憶えてしまうことにつながってしまいます。
なので、思い出せないくらい小さな経験は自分の個性や価値観を形成するうえで大変重要ですし、会社選びにおいても非常に重要な意味をもちますので、軽視しないようにしましょう。
自己分析で過去の経験を思い出せないときは無理に思い出さそうとしなくても良い
まず自己分析は1日や3日で終えるようなものではありません。自己分析は一生付き合っていくものになります。
なので、過去の経験を思い出せない場合は一度で思い出そうとしなくていいんです。
今の自分で思い出せないのであればいくら思い出そうとしても思い出すことは難しいです。
今の自分ではなく、”明日の自分”に思い出してもらうという気持ちで取り組んでいくと、過去の経験をよりリアルに思い出すことができます。
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