大学を教職課程の取得のために留年すると採用試験で不利だと思っていませんか?
確かに大学をサボり留年してしまうと不利になるかもしれないですが、実はあることを意識して行動するだけで教職のために留年しても採用試験は不利にならないんです!
今回は大学を教職課程の取得のために留年するか迷っている方に向けて、採用試験を不利にならない過ごし方を解説します。
大学の教職のために留年しても採用試験は不利にならない!
最初に結論から言います!
大学の教職のために留年すると採用試験が不利になりません!
その理由を次項で紹介いたします。
大学の教職のために留年しても不利にならない理由
普通、「留年」と聞くとネガティブなイメージを持ってしまいますよね?
もちろん留年をすると、教員採用試験でこのような質問をされます。
- なぜ留年をしたのですか?
- 留年をしている間、どのようなことをしていましたか?
- 留年したことによって得たことはありますか?
そう、もうお分かりかもしれませんが、
留年をした場合、その一年間をどれだけ自分にとって有意義にできるかで
教員採用試験に有利に働くか、不利に働くかが決まってくるのです!
だから、もしあなたが大学を教職のために留年したとしても
自信を持って試験官に言える「理由」や「経験」があれば問題ありません!
大学を教職のために留年しても不利にならない過ごし方
次に大学を教職のために留年した際のオススメの過ごし方を紹介します!
大学を教職のために留年する時の過ごし方①:教育委員会が募集する学校ボランティア
留年した一年を教職のための時間と捉えたときにすべきことは、
やっぱり自身の「教員」としての経験を得ることですよね。
ですので学生の間にできるだけ学校に携わるボランティアなどに参加しておくと、
試験の時でも自信を持って語れる体験となるでしょう!
学校ボランティアは各都道府県のHPにアクセスして申し込みができます。
大学を教職のために留年する時の過ごし方②:被災地支援
留年をしたとして授業時数は実際、そんなに多くはないはずです。
おそらく平日のうち2~3日は授業がない曜日も出てくるでしょう。
ですのでその時間に被災地支援などに繰り出してみることも一つの手です。
教師になるということは誰かのために自分の力を尽くすということですので、
その対象が学校ではなく、被災地の困っている人に向かってもおかしくはありません。
大学を教職のために留年する時の過ごし方③:海外経験
被災地支援と同じく、夏休み・春休みなどの長期休暇には時間的なゆとりがあるはずです。
留年しなければできなかった体験と考えると、海外経験ほどあなたの「留年した一年」を価値あるものにすることはないかもしれません。
教師として幅広い価値観と知見を得るためにも是非とも一度は海外経験をしておきましょう。
大学を教職のために留年する時の過ごし方④:専門性を高めるための模擬授業
教師になり一番言われたのはこんな言葉です。
「授業が勝負!」
やはり教師たるもの、どれだけ生徒の学力を向上させられるかが一番の使命であると私は感じました。
しかし学生の間はなかなか教壇に立つという経験を得ることはできません。
一方で、あなたが教師になったときには練習などなく最初から「教育のプロ」として授業をしなくてはなりません。
そのために留年した一年の中で、沢山の模擬授業をしておくことをオススメします。
教員採用試験でも模擬授業を行いますのでその努力は必ず生かされるはずです。
大学の教職は留年をしなくても取得できる!
これまで「大学で教職のために留年をしても不利にならない理由」についてあげてきました。
だからと言ってみんながみんな留年できるわけではありません。
しかし安心してください!
もし在学中に大学の教職免許が取れなかったとしても、卒業後に教職免許を取得することができるのです!
大学卒業後に教職免許を取得する方法
ここでは卒業後に教職免許を取得する方法を二つご紹介します!
大学卒業後に教職免許を取得する方法①:卒業後「科目等履修生」となる!
大学を卒業後、科目等履修生となり教職免許を取得することができます。
科目等履修生とは大学に所属せずにお金を払うことで、
一部の単位を取得できるという仕組みです。
これによって在学中、取ることのできなかった教職単位を取ることが可能です。
大学卒業後に教職免許を取得する方法②:卒業後「通信制大学」に通う!
大学を卒業後、教職免許を取得可能な「通信制大学」に通い、
教職免許を取得することができます。
通信制大学では送付されるレポートとテストを受けるだけですので、
卒業後、お仕事の間に教職免許のためにコツコツと努力を続ければ、
教職免許取得も夢ではありませんよ!
教職のために大学を留年するなら、この一年を充実させる計画を立てよう!
今回は、「大学の教職のために留年をしても採用試験には問題がない」ということを見ていきました。
たとえ留年をしたとしても、中身の濃い、充実した一年にすることで
教員採用試験では有利なものとなるはずです!
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