モチベーショングラフのやり方を実例を交えて超具体的に解説します


自己分析でよく見るモチベーショングラフですが、具体的な活かし方を知ってる人は少ないのではないでしょうか。

確かに、モチベーショングラフの書き方を詳しく解説している本は多いですが、どれも自分の価値観を明確にするとだけ書いてあって、

その後、具体的にどうやって会社選びに活かすのかまでは書いていません。

つまり、「モチベーショングラフを書くだけ書いたけど、なんとなく就活に活きてる気がしない」という違和感を感じてる非常に多いです。

そこで今回は、自分を理解するだけで終わらない、モチベーショングラフの本当の使い方を解説してきます。

モチベーショングラフとは

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モチベーショングラフとは自分の人生を振り返ったときに、自分がどんなときにどんなモチベーションでいたかをグラフ化することです。

例えば小学校の頃楽しかったのであればモチベーショングラフはプラスに、逆に中学校や高校で楽しくなければモチベーショングラフはマイナスになります。

このように、自分の人生を振り返る中で、自分のモチベーションや感情の起伏を表すのがモチベーショングラフです。

モチベーショングラフを見ると、自分はどんな時に楽しさや辛さを感じるのか傾向がわかる

 

モチベーショングラフで見るべきポイントは、グラフが上昇したときの共通点、グラフが下降したときの共通点をあぶり出すことです。

つまり、自分が楽しく感じるときのパターンと自分が辛さを感じるパターンを明確にすることができます。

人の個性は幼い頃に形成されるものなので、ほとんどの場合、あまり変わることはありません。

人の個性は変わることがないからこそ、モチベーションが上がるとき下がるときのパターンには必ず共通点があります。

この共通点こそが、自分が楽しさを感じる条件、自分が辛さを感じる条件になります。

モチベーショングラフで気持ちの上昇部分で分析したことを企業探しにあてはめると、会社選びに失敗しにくくなる

自分が楽しさ・辛さを感じる条件やパターンを把握できたら、あとはそれを企業探しに当てはまるだけです。

つまり、楽しさを感じる条件やパターンを実現できる会社を選び、辛さを感じる条件やパターンに当てはまる会社を除外するということです。

このようにして会社を選ぶと、自分の実体験に基づいて会社を選ぶことになるので、

自分に対してその会社を選んだ納得感をより深く得ることができますし、面接官に対しても説得力のある志望理由を伝えることができます。

このように、モチベーショングラフにおける上昇傾向と下降傾向を分析することで、会社選びで失敗しにくくなります。

 

実際の例でモチベーショングラフの書き方と分析の仕方を見てみよう

まずはざっくりと幼少期、幼稚園時代、小学校時代、中学校時代、高校時代、大学時代と、線で区切ってみましょう。

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このように区切ったら、自分の主観でいいので、モチベーションの高さに点をつけましょう。

例えば楽しかった時は0よりも上に、楽しくなかった時は0よりも下に点をつけましょう。

また、楽しさの度合いによって点の位置を上げたり下げたりしてみましょう。(ここは自分の主観でつけてしまって全く問題ありません。)

加えて、その時の感情に点数と出来事をメモしてみましょう。

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するとこのようになります。

 

ここまでできたら後は点と点をグラフで結びつけてみましょう。

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これでモチベーショングラフは完成です。

 

そしてここからが本番ですが、まずは上昇した部分に赤丸を、下降した部分に青丸をつけてみましょう。

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この赤丸部分があなたの楽しさを感じるパターンであり、青丸部分があなたが辛さを感じるパターンです。

つまり、赤丸部分の傾向分析することで自分にとって楽しさを感じる会社の特徴を見いだすことができ、

逆に青森初の傾向分析することで、自分にとって辛さ苦しさを感じてしまう会社の特徴を見い出すことができます。

例えば僕の場合、モチベーションが上がるときの傾向は「新しいことにチャレンジする」ことが挙げられます。

つまり新しいことをチャレンジするたびに自分の気持ちがプラスに傾くので、新しいことに日々チャレンジが出来るような会社が自分に合うということです。

逆にモチベーションが下がるときの傾向は「人との関わりが少ない時」です。

人と関わりが少ない会社で働いてしまうと幸せを感じにくくなるので、黙々と事務作業する仕事は自分には合わないということになります。

このように、モチベーションが上昇した部分とを下降した部分を分析すると、改めて自分が行くべき会社と行くべきでない会社を明確にすることができます。

モチベーショングラフで見えることは様々。有効に使って自己分析に多いに役立てよう

モチベーショングラフで大切なのは自分を理解することですが、

それよりも自分がどんな時に楽しさを感じる傾向にあるか、どんな時に辛さを感じる傾向にあるかを分析する方がよっぽど大事です。

自分を理解するという言葉では漠然としすぎて具体的に就活でどう活かすかをイメージすることができません。

しかし、どんな時に楽しさを感じる傾向にあるか、どんな時に辛さを感じる傾向にあるかを分析すると捉えると、どんな会社で行けば楽しく働けるか、どんな会社に行ってしまうと後悔をするか。という捉え方ができませんか?

就活の目標も働く目標も、「自分が楽しむこと」に尽きます。

どんなに給料が良くても、どんなに大きな会社に就職しても自分が楽しめなければ何の意味もありません。

自分が心の底から楽しいと思える仕事に就くことこそ、就活の最終的な目標です。

それを確実に出現させるためにも、モチベーショングラフを作って自分がどんな時に幸せを感じるか、どんな時に苦しさを感じるかを傾向として分析し、それを参考に会社を選んでみましょう。

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