「教育実習の評価は上げられない」と思っていませんか?
確かに教育実習の評価を上げるのは簡単ではないのはその通りですが、実は教育実習の評価を上げるコツがあるんです!
今回は教育実習の評価を上げるコツが気になる方に向けて、教育実習の評価を上げるコツやその他の役立つ情報を解説します。
教育実習の評価を上げるために必ずやるべきこと
最初に教育実習の評価を上げるために必ずやるべきことをご紹介します。
教育実習の評価を上げるために必ずやるべきこと1:授業準備編
まず授業の準備を入念に行うということをすべきです。しかしこれもただ時間をかけてやればいいというわけではありません。
大切なのは、
「現在の授業法のトレンドを探って、それに合った授業展開ができるようにする」
ということなのです。
そして、現在の授業法のトレンドとは「アクティブラーニング」と「言語活動」です。
一昔前までは、教師が生徒に対して喋る「一斉講義形式」が主流でしたが、これでは生徒の学力が上がらないと問題視され、それに対する授業法として現在評価されているのが「アクティブラーニング」と「言語活動」なのです。
これら二つを授業に取り入れられるように授業準備をすることで教育実習の評価を上げることができます。
「アクティブラーニング」と「言語活動」の例ですが、
「一つの問題に対して班員全員で考える」という班活動であったり、
「答えが分からない生徒に答えが分かっている生徒が説明する」という言語活動などでも十分です。
他にも様々な「アクティブラーニング」と「言語活動」が授業実践として為されているので是非調べて、取り入れてみましょう。
教育実習の評価を上げるために必ずやるべきこと2:授業本番編
どれだけ授業準備をしても、評価が決定するのは授業本番です。準備したことを落ち着いて遂行できるようにしましょう。
そして一番大切なのは、以下の心構えです。
「予定していた通りに授業は進行しない」
この心構えができておらず無理やり授業を予定通り終わらせようとすると
児童・生徒を置き去りにした授業展開になってしまい、むしろ評価は低いものです。
それよりは児童・生徒が立ち止まった場所で一緒になって立ち止まり、わかるまで時間を取るという姿勢が好印象です。
教育実習の評価を上げるために必ずやるべきこと3:生徒交流編
授業が上手いことも大切ですが、児童・生徒との交流を積極的に行っているかどうかもポイントの一つです。
これは難しいことではなくできるだけ多くの時間を児童・生徒と共有しようとしているかどうかの姿勢が評価されます。
実習生によっては人見知りな人もいるでしょうし、必ずしも初めからうまく喋れなくてもいいので「生徒と一緒にいる時間」を作るようにしましょう。
教育実習の評価をつけている人
教育実習の評価をつけるのは、教育実習生一人一人につく「指導教員」です。
学校長やその他の教員からコメントを貰うことはあっても、最終的に教育実習生の「教育実習日誌」に評価を書き込むのは、指導教員が行います。
しかし指導教員は一人で評価を決めるのではなく、周囲の教員からの感想や研究授業後の教科の先生と実習生で行う反省会などを通して決めるのでそれらの評価も大切だと言えるでしょう。
教育実習の評価が悪い時の対策
教育実習の評価の良し悪しはある程度、「教育実習日誌」に書かれている指導教員からのコメントや、指導教員と行う一日の振り返りなどから判断することができます。
このような要素から自分の教育実習の評価が悪いと思われる場合は以下の方法で挽回することができます。
教育実習の評価が悪い時の対策1:研究授業で一発挽回
教育実習の評価を大きく左右するのが、実習期間の最終週に行う「研究授業」です。この研究授業ではこれまでの集大成のような授業を展開するため、評価にも繋がりやすいのです。
その際は、上記でも紹介をした「アクティブラーニング」や「言語活動」を豊富に取り入れて、生徒が楽しんで学べる授業展開ができればこれまでの悪い評価を一発で挽回することができるでしょう。
教育実習の評価が悪い時の対策2:授業改善でコツコツ挽回
また授業改善を地道に行うということも評価の挽回に繋がります。やはり教師という職業柄人を一発で決めつけることはしません。それよりも長い目で見て、成長の過程で評価をしてくれる人が多いです。
そのため初めのうちは評価が悪くても、指摘に従いながら、そして自分でも考えながら授業改善を進めていくことで評価が改善されていくことでしょう。
教育実習の評価を上げるためには「授業が勝負!」
教師たるもの「授業が上手い」ということが一番大切なのです。学校業界では「授業が勝負」とよく言われているのですが、生徒の学力向上が目標です。
そのため教育実習の評価を一番、上げるためには授業準備にしっかり力を入れることが大切です。
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