「医療事務はかわいい子が有利」は間違いだと思う。

「医療事務はかわいい方が有利」は間違いだと思う。

医療事務を目指している方や、これから医療事務として働く方。

医療事務はかわいくないとダメ、かわいい方が有利、と思っていませんか?

医療事務といえば女性に人気のある事務職です。

確かにかわいい人が受付にいるイメージがありますよね。

しかし医療事務として働いている私は、「かわいくなくても問題ない!」と断言します。

その理由をお話ししたいと思います。

医療事務に必要なのは「かわいい人」よりも「できる人」

例えば、あなたが患者として病院を訪れたとします。

受付でかわいい子が対応してくれた。しかし、こちらの質問に答えられない。

結局、答えてくれたのは別の人だったとしたら。

あなたの役に立ったのは、「かわいい人」ではなく「仕事ができる人」ということになります。

つまり、医療事務として重要なのは

「かわいい」と思われるより、「仕事ができる」と思われることだと思うのです。

私自身も、自分のことをかわいいと思ったことは一度もありません。

そして仕事をしていて、もっとかわいかったらいいのに…と考えたことは全くありません。

仕事をするのに必死で、そんなことを思う暇がありません!

かわいくないのはわかってるから、もっと仕事ができるようになりたい。

そのくらい割り切って、向上心を持って仕事に臨んでいます。

医療事務がかわいいと、面倒くさいことが起こる。

かわいい医療事務が受付にいると、時々面倒くさいことが起こります。

前に働いていた病院で同期に、とてもかわいくて性格のいい子がいました。

その子の体験談をもとに例を挙げていきます。

まず、患者が絡んできます。

長話をされて、何十分もその場から動けないことがよくあります。

彼女には彼女の持ち場があるので仕事に戻らないといけないのに、戻れない。

すると、その分周りのスタッフがフォローに入ることになるのです。

私が受付にいた時に、来院した患者に話を聞こうとしたら

「〇〇ちゃんいる?」と、私を相手にしていない態度をとられたことがありました。

彼女はその患者に対応した後、私に何度も謝ってきたのです。

彼女は何も悪いことはしていません。なのに私に気を遣ってくれていました。

もう1つ、スタッフからも面倒くさい攻撃があります。

医療事務は女性が多いです。

女の職場、という言葉だけで察しがつくと思います。

私は彼女のことを悪く言う上司の言葉を聞いていて、彼女もそれに気づいていました。

本人にそのつもりはなくても、かわいさが悪目立ちしてしまうのです。

かわいいなりに苦悩があり、かわいいって大変なんだな、と思った出来事でした。

自分のためにも、他のスタッフのためにも、かわいさで目立とうとする必要はないと思います。

医療事務の現場にかわいい容姿はふさわしいのか?

私が高校生の時のことです。家の近くに歯科が出来ました。

1人でその歯科に入ったところ、受付にいたお姉さんにびっくりしました。

ナース服を着たその人は、長い金髪を束ねていました。

マスクをして、目はつけまつげでバッチリ、シャドウもしっかり入っていました。

かわいいお姉さんだということは分かったのですが、そのインパクト大の見た目に圧倒され、受付で話をするのが怖くなってしまったのです。

診察を終えて、次の週にまた来院する予定になったのですが、

もうあの受付のお姉さんには会いたくないと、その後その歯科には行っていません。

この経験もあって、私は受付に立つとき、

医療の現場に相応の見た目であることを意識しています。

ただし、見た目に気を遣わなくてよい、というわけではありません。

身だしなみを整えて、最低限のメイクをして現場に臨むのがマナーです。

自分の体の調子が悪くて、不安になって来院した患者に寄り添う時、

必要なのはかわいい容姿ではなく、思いやりの心だと私は思います。

医療の現場にふさわしい容姿で、真心を持って患者に接することができれば、

かわいいとかかわいくないとか、そんなことはどうでも良いのではないでしょうか。

まとめ:医療事務にかわいいかどうかは重要ではない。

以下の3つの点から、医療事務がかわいくなきゃいけない、ということは全くありません。

・かわいさよりも仕事で勝負!

・かわいさは、時にトラブルを生むことがある

・医療の現場には、容姿よりも心が重要。

ありのままの自分で医療事務に臨みましょう。

そして、かわいさなんて気にならないくらい仕事にやりがいを持てれば怖いものなしです。

この記事を読んだ方が、自信を持って受付に立てるよう応援しております。

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