「インターンを辞めたい時にメール通知ではダメだ」と思っていませんか?
確かにインターンを断る時にメールを送るのが失礼かもしれないと思うのはその通りですが、実はインターンを辞めたい時はメール通知でもいいんです!
今回はインターンを辞めたい時のメールの送り方や理由が気になる方に向けて、その理由と方法を解説します。
インターンを辞めたい理由はメールでOK!伝えることに意味がある。
インターンを辞めたい時にはメールでも構いません。なぜなら「辞めたい」という意思を企業側に伝えることに意味があるからです。
「インターンを辞めたいけれど断りづらい」という心理が働くのは、自分から申し込みをしておいて、自己都合で行かないということで、
- 就職活動の際に不利になるのではないか
- 相手に怒られるのではないか
そのような理由が挙げられるでしょう。
確かに会社側からすれば、一度申し込んでおいて断るということに対してはいい印象はありません。
しかしそのようにインターンを棄権する就活生は少なくありませんし、
実際は就職活動に悪影響が出るということもほとんどありません。
それより当日まで連絡をせずにインターンに参加をしなかったり、当日や前日になって急に欠席連絡をするという方がよほど悪印象を持たれます。
インターンを辞退する連絡をする意義を考えてもらえれば当たり前ですが、当日急に行けないという形になって会社側に迷惑をかけないためにすることです。
そのため行けない、行きたくない場合は必ず「行かない」という意思表示をする必要があります。
そうしてしっかりと責任を持って辞退連絡をした人については、就職活動を行う際にも悪影響を持たれることはありません。
インターンを辞めたい時に送るメールの書き方
インターンを辞めたい時のメールの書き方1:件名で要件がわかるようにする
会社側がメールの件名を見ただけで辞退する意思をしっかりと確認できるような件名にしましょう。「すみません」や自分の氏名や大学名のみの記入ではいけません。
例 「件名:選考辞退に関してのご連絡」
インターンを辞めたい時のメールの書き方2:ビジネスマナーを守る
今回送るメールは企業側に対するビジネスメールですので
初めに送付相手の会社名・部署・担当者名・自分の氏名を記入し、会社名は正式名称で記入しましょう。最後にもビジネスマナーとして締めの定型文を添えましょう。
例
(初め)
株式会社○○
採用担当○○様
お世話になっております○○大学○○学部の○○と申します。
(終わり)
末筆ながら御社の益々の発展とご活躍をお祈り申しあげます。
インターンを辞めたい時のメールの書き方3:理由と謝罪をしっかりと書く
「なぜ辞めたいのか」という理由を必ず明記しましょう。ここでは本音をしっかりと記入し、嘘をつかないということが肝心です。そして誠意を尽くして、申請を受け入れてくれたにも関わらず自己都合で辞退してしまうということに対する謝罪をしましょう。
インターンの申し込みを受け入れてくれた企業に対する誠意が伝わるかどうか、つまり今後の就活に不利になるかならないかは、ここの内容次第です。
例
先日は採用のご連絡を頂き、誠にありがとうございます。〇〇という事情によりインターンシップを辞退させていただきたく存じます。貴重なお時間を割いてしまった上、自己都合により辞退ということになってしまい申し訳ございません。本来なら直接伺うべきところ、メールでのご連絡になり申し訳ございません。
インターンを辞めたい場合は、一ヶ月前にメールを送ろう。
メールの場合は一ヶ月前にはなるべく辞退したい意思をメールで送りましょう。
会社側はインターンの学生を受け入れる随分前から参加するプロジェクトや担当部署等の割り当てを決めています。そのため辞退連絡を受けた後、割り当ての変更をしなければならないのです。
それがインターン受入日に近ければ近いほど特に担当者への負担が大きくなります。会社への気遣いとしても一ヶ月前には必ずメール連絡をしましょう。
最後になりましたが、インターンを辞退すること自体は必ずしも悪いことではありません。なぜなら無理やりにインターンへ参加し、モチベーションもなく取り組むことの方がよほど会社側の迷惑となるからです。
もちろん申請する際にはスケジュール管理や目的意識の徹底が必要ですが、参加する際に自分が会社の一員として責任を持って取り組めるのかどうかをしっかりと熟考しましょう。
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