ものもらいで仕事を休むときに必ず確認したいこと

「ものもらいになってしまった!ものもらいで仕事休んでいいのかな…」と悩まんでいませんか。

ものもらいは人にうつると誤解されがちですが、実はうつりません!

ものもらいの原因から、仕事を休むまでの注意点までご説明します。

ものもらいで仕事を休むのは許されるのか

ものもらいが理由で仕事を休んでいいのか…その疑問にお答えします!

ものもらいは仕事を休むほどの症状?

ものもらいとは、まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる炎症を指します。

まぶたの一部が赤く腫れ、まばたきをしたり指で押したりすると痛みがあります。炎症が広がると、まぶた全体が腫れることや目やにが出ることもあります。また、目がかゆい・目が赤い・目がゴロゴロするなどの症状が出る人もあります。

人により症状が異なりますが、瞬きする度に痛みがある場合や我慢できないほどの痒みを伴うこともあります。

ものもらいで仕事を休むべきか

「ものもらいは人にうつる」と言われたことがある人は、「人にうつる可能性があるから休んだ方がいいかも?」と思うかも知れません。

私も以前はものもらいになるまでは人にうつると思っていたため、感染しないように気をつけていたこともありました。

しかし、お医者さんに聞いたところ人にうつることはないそうです。まぶたの汗や脂を出す腺が細菌に感染して発症します。身近にある細菌が炎症を起こしていることが原因なため、他の人にうつることはありません。

そのため、インフルエンザのように「休まなくてはいけない」というわけではありません。

また、人によっては腫れ上がってしまう人もいるため周りに不快な思いをさせてしまうかも知れないという配慮から、休んだ方がよいと考える人もいるでしょう。

どの程度見た目の症状が出るかは場合によって異なりますが、特に接客業の場合は「出勤は控えてください」と言われる可能性もあるようです。

一緒に働いている人の考え方により異なりますので、例え自分が「問題なく出勤できる!」と思っても念のため確認したほうが安心です。

ものもらいで仕事を休むのはありなのか

所属している会社により仕事の休みやすさは異なります。

周りがあまり休まない風潮の会社にお勤めの場合、「ものもらいくらいで…」と言われるのではないかと思ってしまい休みずらいと感じる人もいるかも知れません。

しかし、ものもらいは「たかがものもらい」と言われてしまう程大したことない症状なのでしょうか。

腫れた場合、片目の視力は奪われます。目の痒みやゴロゴロ感が強い場合、日常生活に大いなる支障をきたします。集中して業務に取り組めない程の症状であれば、会社に行っても十分なパフォーマンスを出すことができません。

また、症状が重くなった場合には、切開が必要となるケースもあります。そのため、無理をせず早めに病院に行きましょう。

ものもらいで仕事を休むのは基本的には問題ありません。あなたに有給休暇が付与されており、その有給休暇を使おうとしているのであれば、理由いかんにかかわらず休む権利があるからです。これは過去の判例で「年休自由利用の原則」が認められています。

ただし、会社の「事業の運営の妨げ」となる場合は例外的に時期が指定されている場合もあります。そのため、お勤めの職場がどのようになっているのかはご確認ください。

また、勤務状況がシフト制の職場な場合は休む前にシフトに穴を開けないよう調整する必要はあります。今後もお互い気持ちよく仕事をしていくために思いやりのもった配慮をしてください。

ものもらいで仕事を休むときには

ものもらいに限らず、自分が仕事に支障をきたすと感じた場合は無理せず休むべきです。

「たかがものもらい」と思う人もいるかもしれませんが、本人にとっては辛いことです。ただし、上記でも述べた通り周りに迷惑をかけない配慮は必要です。

休もうと考えた場合、以下の点を一度確認してみてください。

①接客業等で見た目を重視されるため、会社として出勤を控える方針となっていないか。

①業務形態の関係で休みが指定されており、その他の日は休むのが難しい環境でないか。

②シフト制の職場で休むことによりシフトに穴を開けてしまわないか。

体にストレスがかかると治りも遅くなってしまうので、可能な限り安静に過ごしてください。早く完治するようお祈り申し上げます。

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