「教職免許は大学卒業後は取れない」と思っていませんか?
確かに教職免許を大学卒業後に取るのは大変だというのはその通りですが、実はある方法で教職免許を大学卒業後に取れてしまうんです!
今回は大学卒業後の教職免許の取り方が気になる方に向けて、大学卒業後の教職免許の取り方を解説します。
教職免許は大学卒業後でも取れる!
教職免許は通信制大学のレポート+テストに通過すれば取得可能です。
送られた教材を基にレポートを書いて提出するとテストを受けられます(レポートの合否にかかわらず)
レポートとテストが合格すると単位取得となります。
教育実習だけは別で自分で大学と実習先の学校にアポを取り付けて行くことになります。
ここだけは普通の大学生と変わらないので3週間仕事を休むことになるので前もっての計画が必要となります。
通信大学で教職免許を大学卒業後に取得できる!
もう少し具体的に言いますと、大学を卒業した後に教員免許を取るためには
「通信制の大学で教員免許に必要な単位だけを取得する」ということが可能です。
そして、教員免許に必要な単位だけを取得するためには、
既に4年制大学を卒業している方であれば約2年で教員免許を取得することができます!
残念ながら大学在籍中に「通信制の大学」に入学することはできません。
なぜなら「二重学籍」と見なされてしまうからです。
大学を卒業後に通信大学で教職免許を取るために必要な手順
では、次に通信大学への入学から教職免許取得までの流れを書いて行きましょう。
大学卒業後に教職を取るSTEP①:自分の大学に行き、「学力に関する証明書」を貰う。
まず自分が通った大学に行って「学力に関する証明書」をもらいに行きましょう。
教職課程を在学中に取得していなくても
「日本国憲法」、「体育」、「外国語コミュニケーション」、「情報機器の操作」などの教職免許を取得する上で必要な単位を取っているかもしれません。
在学中に取得済みの単位は、通信大学で改めて取る必要はありませんので、
「学力に関する証明書」を確認しておきましょう!
大学卒業後に教職を取るSTEP②:取得する教科を決める
次に自分が取得したい教科を決めましょう !
教科によって取るべき単位が変わってきますので、これもしっかりと確認をしましょう。
具体的には、
「◯◯科教育法Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ」「◯◯学概論」「◯◯教育史」
「◯◯文学概論」「◯◯文学史概説」「◯丸コミュニケーション論」「◯◯表現論」
※〇〇には教科名が入る
と言った単位の取得が教科によって変わってきます。
大学卒業後に教職を取るSTEP③:通信制大学に入学する
次に入学したい通信制大学を選びましょう!
各通信制大学のHPに特色が記載されていますので、それを見ながら自分に合った学校を選ぶようにしましょう。
また、自分が小学校の先生になりたいのか、中学校の先生になりたいのか等の校種によっても選ぶ学校は変わってきますので注意してください。
以下にいくつか候補を載せておきます。
大学卒業後に教職を取るSTEP④:単位を取得する
基本的にはレポートとテストを通過することで単位取得が可能です。
学校によってはスクーリング(学校に直接通う)も可能ですが、大体の通信制大学ではレポートとテストが送付され、それを自分の家で行うという形になります。
ただ「介護実習」と「教育実習」だけは自分の力でアポイントを取らなくてはなりません!
特に「教育実習」は3週間〜4週間程度の期間行かなければならないため、お仕事と並行して教職免許の取得を目指す人はそれだけの空白期間が必要です!
大学卒業後に教職を取るSTEP⑤:教職免許証を申請する
晴れて教育実習を終えることができれば後は「教職免許証」の発行だけです!
これは各都道府県庁に自ら出向いて申請をしなければなりません。
庁舎によっては発行にひと月ほどかかる場合もありますので、計画的に申請をしましょう。
大学卒業後に教職を取るならまずは通信制大学に入学しよう!
この記事では「教職免許が大学卒業後に取得できる」ということを見てきました。
通信制大学に通うなどの手間はあっても、諦めずにコツコツと努力をすれば取得することは可能です!
この方法でたくさんの方が実際に教職免許を取得し、先生になられています。
次はあなたの番です!
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