僕の会社は残業が少なく、入社してほぼ毎日定時で返り、家も近いので会社を出て10分で家についてしまいます。
18時が定時で18時10分には家につくイメージです。
なぜこんなことができるかというと、就活当時に「自分なりの残業の少ない会社の基準を設けたこと」「入社後に残業の少ない部署に行くよう働きかけたこと」が要因です。
残業が少ないおかげで定時後のほとんどの時間を自分のための時間に使うことができていますが、それも全て自分なりに工夫があったおかげで残業せずに済んでいます。
今回は、そんな毎日定時帰りの僕が残業の少ない会社の見極め方を解説していきます。
残業の少ない会社かどうかを判断するための具体的なフロー
STEP①:Vokersや就活会議で「ワークライフバランス」「企業文化」で残業の有無を見る
まず最初にすべきは会社の口コミサイトで残業の実態を知ることです。
口コミサイトをまず最初に見る理由としては、口コミサイトで残業がそこまでひどくない等の文言があれば8割の確率で残業が少ない会社になります。
逆にいうと残業の少ない会社は残業が少ない等の記載をしていることが多いです。
なので、まずはこのような口コミサイトで残業について厳しく見ることで効率よく残業の少ない会社を見極めることができます。
また「企業文化」や「会社の雰囲気」の口コミも残業の多さを判断するうえで大切になります。
残業の多い会社は企業文化の項目に悪い口コミが書かれていることが多いです。
例えば、「帰りにくい雰囲気」「風通しが悪い」「縦割り文化」などです。
企業文化は会社の雰囲気そのものなので、残業の有無に直結することが多いです。
なので残業の少ない会社に行きたいのであれば、企業文化で違和感のある部分がないかをチェックしましょう。
このSTEP①では口コミサイトの内容を厳しく見ていくことをお勧めします。
STEP②:マイナビ・リクナビ・会社のHPでも平均残業時間や残業を連想するワードがないかを見てみる
STEP①で口コミに問題がなさそうであれば今度はマイナビ・リクナビ・会社のHPを見てみましょう。
残業の少ない会社を見極めるうえでマイナビ・リクナビ・会社のHPの記載で最も大切なことは「残業時間の記載の有無」です。
マイナビ・リクナビ・会社のHPは最も多くの学生が見るので、プラスな内容は必ず書かれます。
つまり、マイナビ・リクナビ・会社のHPで残業時間についての記載がないということは「うちの会社は残業について特に魅力があるわけではありませんよ」と言っているも同然です。
もちろん残業の記載がなくて残業が少ない会社もあるのは間違いないですが、それは確率的には低いです。
就活は一度失敗すると少なくとも数年は働くことになるので、残業が嫌なのであれば残業時間の記載について厳しく見ていくことをオススメします。
またNGワードが使われていないかも注目ポイントです。
- みなし
- 裁量労働制
- 固定残業
- 残業月30時間以上
これらのキーワードを発見したら、まず避けたほうがいいでしょう。
これらのキーワードは「残業が当たり前ですよ」といっているのと同じことです。
もちろん、残業なんか気にしないという方にとっては何の問題もありませんが、この記事をイオンでいる方は少なくとも残業したくないという人が多いので、このNGワードが使われていないかも重要です。
逆に「月20時間以内」「年間休日120日以上」「残業なし」「定時」などの文言があると、残業が少ないことが多いです。
とにかく残業を少しでも連想してしまうような記載があれば注意をすることが大切になってきます。
STEP③:残業の少ない部署を見極めよう
出来る方はSTEP②まででも大丈夫なのですが、より確実に残業しないためにも、残業の多い部署と少ない部署の見極めも非情に大切です。
例えば私が所属しているEC系の会社ではネットで仕入れをする営業部と注文された荷物を発送する倉庫の部があります。
営業部はネットの活動を中心にしているので残業はほぼないのですが、倉庫の部署では大きな荷物を一つ一つ出荷作業をするので残業が発生しやすい環境にあります。
このように部署ごとによって仕事内容が異なるため、残業の多さも変わってきます。
どの部署が残業多いかは会社によって変わってきますので、一概にこの部署が残業多いとは言い切れません。
現に残業が多いと思われがちな営業部ですが、私の会社の営業部では残業が一番少ない部署です。
ここはOB訪問や面接でさりげなく聞くしかないので、行きたい会社が決まったら残業の少ない部署はどこか探りを入れてみるといいでしょう。
残業が少ない会社を見つけるには、残業が多くなってしまう理由を知るのが何よりも大切
残業の少ない会社を見極める方法は上記STEPで解説しましたが、同時に「どうして残業が発生してしまうのであろう?」という視点も非常に大切です。
ここが分かっていれば、会社のHPを見ただけで残業の多い少ないがある程度わかってくるようになります。
例えば残業が発生する理由としては以下のようなことが考えられます。
- 仕事量が多い
- 縦割り文化(上司の指示に振り回されやすい)
- お客さんや社内の人と話す機会が多い
- 帰りづらい雰囲気
他にも理由はあるかもしれませんが、上記の理由での残業がほとんどです。
そして残業が多い会社には残業が多くなってしまう理由が必ずあります。
それを見極めることができれば「ここは残業が多そうだな・・」というのが自分なりにわかってくるようになります。
このように、残業の少ない会社をより確実に見極めるためにはその背景から理由を考えていくようにしましょう。
残業が少ない会社と残業の多い会社のチェックポイント
- 口コミサイト(Vokersなど)で残業が多い旨が書かれていない
- 残業月〇時間以内と具体的な数字が書いてある
- マイナビ・リクナビ・会社のHPに残業情報が載っている
- お客さんや上司と話す機会がそこまで多くない
- 30代の割合が多い
- NGワード(みなし、裁量労働制、固定残業、残業月30時間以上)が使われている
- お客さんや上司と話す機会が多い
- 人を何百人単位で積極的に採用している
- 40歳以上の割合が多い
- 残業月30時間以上
残業の多い・少ないを見極めるためには上記のチェック項目を参考にしてみましょう。
残業が少ない会社の特徴と残業が多い会社の特徴はほぼ決まっています。
あとはそれを見極めることができれば残業の少ない会社と出会うことができます。
残業の少ない会社と出会うにはNGワードの有無と残業が発生する背景で判断しよう
残業の少ない会社と出会うには、とにかく残業が多い会社によくあるNGワードに注目することです。
NGワードというのは「みなし」「裁量労働制」だけでなく、採用人数が多すぎたり、年齢が高めの人が多かったりと、残業を連想させてしまう文言全てのことです。
これらは口コミサイト、リクナビ・マイナビ、会社の公式HPの3つを見れば十分に判断することができます。
同時に、残業が発生する背景も必ず考えるようにしましょう。
「自分が気になる会社で残業が発生する要因は何か?」
これを洗い出すことができれば、残業が少ない会社と出会いやすくなります。
例えば「この時期だと〇〇が起きるからこの部署だと仕事量が増えそうだな」とか「おそらくこんな仕事をやるだろうから、これは自分ではコントロールできないから残業が発生しそうだな」とかです。
ここは部署によって異なることが多いので、OB訪問や面接でさりげなく聞いてみることが一番確実です。
残業が少ない会社に入ることができれば、それだけ自分の好きな時間を確保することができます。
私の場合であれば速いと18時10分に家に着くので24時に寝るとしても、6時間近く自分の自由な時間があります。
会社選びさえ間違えなければ、社会人でも自分の時間を確保することは十分可能です。
ぜひ残業の少ない会社に入社して社会人ライフを楽しんでもらえればとおもいます!
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