fラン大学に落ちた!どうする?

世の中にはたくさんのランクの大学がありますよね。ランクにより大学の難易度はまちまちです。その中でもfランクの大学、通称「fラン」の大学は入りやすいと言われています。そう言われているにも関わらず、fランの大学に落ちてしまったら「どうしよう!」となりますよね。fランの大学に落ちてしまった人に向けて、改めてfラン大学についての整理と今後どうすべきかについて解説していきます。

fラン大学に落ちた!どうする?

fラン大学に落ちた人に向けて、fラン大学の定義と落ちた場合にどうすべきかを説明していきます。

fラン大学を落ちた!そもそもfランの大学とは?

fランの大学は、比較的難易度が低く入りやすいと言われています。しかし、この「fラン」は実は人によって解釈が異なります。落ちた大学は本当にfランの大学なのでしょうか?

fラン大学は河合塾が「Fランク大学」という分類をつくったことが始まりです。偏差値を付けることが不可能な大学や学部を「Fランク大学」と分類されるようになりました。河合塾の用語ではありませんが、今や学生の間ではよく使われる単語となっています。

なお、2018年現在は河合塾のサイトでは「Fランク大学」という言葉ではなく「BF(ボーダーフリー)」という言葉が使われています。

学部にもよりますが一般的には、偏差値が「日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専

修大学)」以下の大学を指すことが多いです。

fラン大学は明確に定義されている言葉ではないため、どのような大学を「fラン」と呼んでいるかは状況によって異なります。2チャンネルなどでは、稀に「MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)」を「Fランク」と呼んでいるシーンもありますが、これは誤りです。

以下のサイトで大学をランク分類した情報が掲載されており、MARCHに属する大学はAAAランクまでには入っていることを確認できます。

▼大学スクールナビ

【大学ランク】大学をSランクからEランクまで格付け(2019年4月調査)

【大学ランク】大学をSランクからEランクまで格付け(2019年4月調査)

fラン大学に落ちた!そもそもfラン大学に落ちる人はいるの?

fランの大学は、一般的に受験者数が少ないため偏差値を付けることが不可能な大学と言われています。その中には定員割れをしており、中学生レベルの問題が出題されることもあります。

しかし、fランの大学でも必ず誰でも入れるというわけではありません。その年は受験者数が多いということもありますし、例え定員割れをしていも基準に達していない場合は合格を出さないという大学もあります。

また、同じ大学でも学部によって偏差値が異なり、自分が受けた学部はfランの大学でも偏差値が高いということもあります。

実際、私も大学のイメージだけで滑り止めのつもりで受けていた大学が、実は自分の受けた学部は想像していたより偏差値が高かったということがありました。(私は法学部を受験していました。)

そのため、必ずしもfランの大学は受ければ誰でも入れるというわけではないのです。

fラン大学に落ちたらどうすべき?

fランの大学に落ちて今はどういう状況でしょうか。

状況により、今後の対応が変わってきます。

①まだ他の大学の受験が控えている場合

落ちたことは忘れて受ける予定の大学の準備に全力で取り組みましょう。受ける予定の大学がよりレベルの高い大学で不安な場合は、他に受けられそうな大学がないか平行して確認しておきましょう。

なお、レベルの高い大学しか受験が残っていなくとも絶望的にならないでください。初めての受験で緊張してしまった場合や問題の相性がよくなかったという場合もあります。

実際、私の知人で1番最初に受験した名の知れない大学は落ちたけれども、その後のMARCHレベルや早慶上智(早稲田大学・慶應大学・上智大学)レベルの大学は合格したという人もいます。その知人は、結果最初に受験した大学だけが落ちたそうです。

②もう後がない状態の場合

二次募集をしている大学がないかを探しましょう。

夜間開講の大学は名の知れた大学でも入りやすい可能性もあるため、選択肢の一つとして考える人もいます。

または、今年の受験は諦めて浪人の準備をするか、そもそも大学ではなく短大や専門学校といった選択肢は考えられないのかを検討しましょう。

どのような目的で大学に行こうとしているかによりますが、目的によっては専門学校の方が自分に向いている可能性もあります。

「大学」にこだわらず、「自分が何故大学に行きたいのか」ということを見つめ直すと違う回答が出てくることもあります。

fランの大学に落ちた!でも諦めないで!

fランの大学に落ちて絶望的な気分になっている人も「自分はもうダメだ」と諦めないでください。

まだ受験が残っている場合は、まずは残りの受験に全力投球しましょう。同時に念のため「二次募集」にはどのような大学があるのか調べておくと安心です。

もう受験校が残っていない場合も、まだ選択肢はあります。自分にはどの選択肢が最適なのか考えて、早めに行動に移ってください。

大学受験、応援しています!

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