『通信制高校はやめとけ』と言われる理由を徹底解説!

『通信制高校に通いたい』と思っているあなたにとって、親や周りの存在はとても大きいですよね。

資金面での援助だけでなく、今まで育ててきてもらっており、これからも関わって応援してくれるそんな大切な存在です。

もしあなたが通信制高校に通いたいとなれば、余程自由主義な家庭でない限り、親や周りを説得することが必須となります。

その際に、様々な理由で『通信制高校はやめとけ』と言われることがあるかもしれません。

今回は、通信制高校のしくみや、『通信制高校はやめとけ』と言われる理由、そう言われる前にすべきことを解説します。

『通信制高校はやめとけ』と言われる理由

あまり良く分からない・知らないから、通信制高校に子どもを通わせるのは避けたいと思っている大人は多いです。

日本では、全日制高校に通うのが”普通”とされるなかで、やはり通信制高校はその”普通”とは違うイメージを持たれます。

評判が悪いから、みんなと違う道を選ぶからという理由だけで、子どもにとっての最適な場所や方法を逃してしまうのはもったいないです。

『通信制高校はやめとけ』と言われる前に考えること

どうして通信制高校に通いたいのかをはっきりさせることが大切です。

『通信制高校はやめとけ』と言われる前に考えること① 今通っている学校をやめたい

友達や先生が合わないという理由で、今の学校辞めたいと思うことは仕方ありません。

しかし、そこを克服することで乗り越えられる壁もあります。

高校は3年間です。永遠に続くものではないので、ゴールを見据えて克服してみようと頑張るのも良いかもしれませんね。

もちろん、我慢をする必要はありません。

克服をしてみるのも、思い切って学校を変えるのもあなたの自由です。

自分にとって良いと思う環境で生きていきましょう。

『通信制高校はやめとけ』と言われる前に考えること② 学びたいことがある

あなたの学びたいことは、通信制高校を選ばなければ出来ないことか、今一度考えてみて下さいね。

時間は自分で作るものです。

本当にやりたいこと・学びたいことなら、全日制高校に通っていても、寝る時間や遊ぶ時間を惜しんででも時間を作ってするのです。

また、専門的な学習をする前に一般的な学習をすることで、より専門性に磨きがかかります。

1つの世界を突き詰めることも大切ですが、他を知っていればよりその世界の良さを引き出すことが出来るかもしれません。

『やめとけ』と言われがちな、通信制高校のしくみ

ところで、通信制高校とはどのようなものなのでしょうか。

通信制高校は、学年制ではなく単位制を採用している学校がほとんどです。

基本的な学習方法としては、レポートと言われる課題を自宅でこなします。

また、スクーリングといわれる面接指導があり、月2回程度の登校日があります。

この機会に、日々レポートをこなす中で出てきた疑問・質問を直接先生に聞くことができます。

そして、テストなどを通じて単位を取得していきます。

上記のことをしっかりと自分で理解した上で、自分に合っているか判断し、周りの方に納得してもらえるように説明してみましょう。

『やめとけ』と言われがちな、通信制高校のメリット

通信制高校のメリット① 今の高校に通わなくて良い

環境を変えたいと思って、通信制高校への転校を考える方は多いです。

勉強をしたくないという訳ではなく、単にその学校や友達、先生が合わないという理由で学校を辞めるのであれば、通信制高校はかなり良い選択かも知れません。

通信制高校のメリット② 責任感がつく

多くの高校生が選ぶ選択肢とは違う道を行くので、少なからず自分で判断する必要があります。

そのため、自分の未来を具体的に考え、その未来に向かって最適な方法を選ぶことになります。

高校生の年齢で、自分のやりたいことや将来の姿を想像でき、自分の選択した道に責任を持つことができるのは、きっとあなたの強みになるはずです。

通信制高校のメリット③ 学びたいことを優先できる

通信制高校には、技能連携校というものがあります。

高等専修学校と同時に、通信制高校にも入学することで、3年間で2つの学校を卒業するというものです。
この方法であれば、高等専修学校で専門的な知識を身につけ専門資格を取得し、通信制高校で高校卒業資格を取得することができます。
高校卒業時点で専門分野の資格を取得して働きたい方や、学びたい専門分野が既に決まっているが学年制には不安がある方に向いています。

『やめとけ』と言われがちな、通信制高校のデメリット

すべて自己責任

メリットとして『責任感がつく』を挙げましたが、逆を言えば、『すべて自分で責任を取らなければならない』ということです。

単位制高校では、自分自身のモチベーションを保たなければなりません。

今日は勉強したくないからやめておくというのを毎日繰り返してしまえば、いつまで経っても卒業することができません。

モチベーションを保つことに不安があるという方には、通信制サポート校というのがおすすめです。

通信制サポート校とは、通信制高校に通う生徒に対して、3年間で卒業ができるよう単位取得や進級などに必要な支援を行ってくれる機関です。
通信制高校は、基本的に自分で勉強しなければならず、勉強が分からない、続かないなどの理由から、途中で挫折してしまう方も少なくありません。
そこで、勉強に加えて、精神面や生活面もサポートする機関として、通信制高校とサポート校を併用する方もいます。

『通信制高校はやめとけ』という言葉への対策

通信制高校のことに限らず、なんでも頭ごなしに否定されるのは、納得がいきませんよね。

通信制高校について、自分自身もしっかり理解した上でどうすべきか判断し、必要であれば周りの方の理解を得られるように説明をしましょう。

どうして通信制高校が良いのか、どうして通信制高校でなければならないのか、自分の将来像について、論理的に説明ができるかがポイントです。

逆に言えば、ここをしっかり説明できるのであれば、あなたの選択は間違いではないはずです。

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