ニクリーチってTwitterやインターネットでよく聞くけど、実際使ってみると、どんなメリットやデメリットがあるか気になる方って結構多いんじゃないかなと思います。
ニクリーチのメリットとデメリットをネットでググってみても、いまいちピンとくる情報が少ないなあ。と思うこともしばしば。
僕もそのように思い、就活当時に実際にニクリーチを使ってみました。
でも、実際にニクリーチを経験してみると、いろんなメリット、デメリットが見えてきました!
今回はそんなあなたに、ニクリーチのメリット・デメリットをニクリーチ経験者が徹底的に語ります!
ニクリーチとは
「ニクリーチ」とは、企業からスカウトを受ける逆求人サイトで、大きな特徴は、企業の方からおいしいご飯をおごってもらいながらオファーを受けるというものです。
使い方はのちに説明しますが、会員登録を済ませて、専用のESを書くだけで終わりです。
学生側としても、おいしいご飯をタダで食べながらスカウトを受けることができ、企業側としても、事前登録された就活性のESを見て、優秀な人材を効率よく選べるという利点があります。
ニクリーチの3つのメリット
①企業側から声がかかる
ニクリーチに登録し、専用のESを書けば、あとは企業側からオファーが来るのを待つだけです。
企業側から声がかかるのを待つだけのメリットとしては以下のようになります。
- 業界・企業研究に時間を費やすことができる
- 自分に声をかけるくらいなので、内定の見込みが高い
- 自分から起業にアプローチする手間が省ける
起業から声がかかるということは、その企業から内定の見込みが高いだけでなく、時間や労力の効率化といった面でも費用対効果がかなり大きいです。
②ご飯を無料で食べながら企業の人と親しくなれる
ご飯を食べながら人と話すことは、実は大きな効果があります。
それは「ご飯を食べる満足感とその人と話す満足感に関連性があること」です。
皆さんも、好きな人とデート行くときにご飯を一緒に食べる経験があると思うのですが、それと要は同じです。
例えば、その好きな人と話ではあまり盛り上がらなかったとします。
それだけだと、お互いに良い時間を過ごせたと感じにくいですが、おいしいご飯を食べると満足感を得ることができます。
その“おいしいご飯を食べた満足感”と相手と過ごした気持ちってリンクしやすいんです。
それと同じで、おいしいご飯を交えることで、どんなに初対面の企業の人と話してても、満足感を得やすいのです。
それゆえ、普段の説明会では聞きづらい、残業や職場での人間関係や裏話なども聞きやすくなります。
※しかし、場合によってはご飯も食べられない可能性があるので、ご了承ください。
③視野が広がる
例えば、僕も実際このニクリーチを使った経験があるのですが、当初は「通販・金融・広告」が志望業界でした。
しかし、ニクリーチで声がかかってきた会社は「人材会社」系が多かったです。
そうすると今まで見てこなかった「人材業界」のことを知ることができました。
結局、「人材業界」は自分には合わないなという結論に至ったのですが、改めて「自分の志望する業界はここだ!」ということを知るいいきっかけになりました。
他にも、自分の志望業界ではないけど、「この会社はこんなところがいいな!」とか気付けましたし、「自分はこういう特徴のある会社は好きなんだな」というのも気づくことができました。
ニクリーチの3つのデメリット
①オファーが来るとは限らない
残念ながらどの人にもオファーが来るとは限りません。
逆求人というシステムなので、企業側に「この人の話をぜひ聞いてみたい!」「この人を採用してみたい!」そう思わせられるESを書いて無ければ、声がかかることはあまりありません。
しかし、ものは考えようで、このニクリーチでも声がかからないようであれば、本番のESもおそらく落ちる可能性が高いだろうという予想もつけることができます。
②ご飯が食べられるとは限らない
(引用元:ニクリーチ)
このように、「スカウト」をもらってしまう可能性もあります。
個人的な見解ですが、このニクリーチの趣旨は「ニクリーチはお腹を空かせた学生のためのスカウト型就活サイト」なので、
学生にとっては「ご飯を食べられるスカウト」が前提になっています。
なので、もし自分が「ご飯無しのスカウト」をもらった会社に興味があれば、行くのはいいと思いますが、あまり興味がなければ、行く必要がありません。
「ご飯無しのスカウト」を送った会社のあなたへの関心度は低いといっているも同然なのですから。
③登録や通知がわずらわしいとかんじることも
ニクリーチは、逆求人型なので、当然のことながら登録を済ませたあとに、ESを登録しなければなりません。
そのESの書く項目も多いので、人によってはかなりめんどくさく感じることもあります。
また、興味のない会社からオファーのメールがきて、わずらわしい思いをしてしまう可能性もあります。
ですが、ESの登録も普段書いているESをそのままコピペしたり、少し内容を変えるだけで大丈夫ですので、あまり気にならないかと思います。
通知も、こちらが興味なければ連絡はスルーして大丈夫ですので、あまりに通知が気になる場合は通知をオフすればあまり気にならないかと思います。
しかし、それでも面倒だったり煩わしさを感じるようであれば、ニクリーチはおススメしません。
自身の体験談から語るオススメの使い方
僕自身、ニクリーチを使った経験がありますが、その経験を踏まえて結論を出すと、
「志望業界や企業が決まっていない時期に使うのがベスト」だと感じました。
ニクリーチは自分の志望していない業界や会社からオファーが来ることが特に多いです。
なので、自分の視野を広げるような使い方がベストだと思います。
そして、もう一つお伝えしたいのが、「いい意味で”期待しないこと”」です。
「企業からスカウトが来た!」と喜んでいても、実際に話を聞いてみると何か違ったり、時には無駄な時間を過ごしたかのように感じてしまいます。
また、スカウトが一切来ないことも。
今はまだ、逆求人は流行りつつありますが、主流ではありません。
登録手順
- まずはニクリーチにアクセスし、会員登録を済ませる。
※こちらは問題なければフェイスブック登録だとワンクリックで登録できるのでオススメです! - ニクリーチ履歴書に記入する
この2STEPだけで、記入項目も8個ほどしかないので、かなり簡単にできます!
特に、履歴書のフリーアピールがスカウトが来るか来ないかの境目になるので、こちらはしっかり記入するようにしましょう!
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