「卒論のページ数ってどれぐらいが妥当なの?」と思っていませんか?
確かに卒論のページ数には決まりがないのはその通りですが、
実は卒論のページ数は気にしなくてもいいんです!
今回は卒論のページ数は気にしなくてもいいが気になる方に向けて、卒論のページ数は気にしなくてもいい理由について解説します。
卒論のページ数は気にしなくてもいい!中身が大切
「卒論のページ数は気にしなくてもいい」というのが今回の記事の答えですが、その理由は「卒論はページ数よりも中身で評価をされている」という点が挙げられます。
卒論の評価は何によって決められるかというと、やはり卒論の中身なのです。
そのため大切なのは、「どれだけ文章を書いているのか」ではなくて
「先行研究のなかったことに対して果敢に挑戦して、自分の結論を出している」
「信ぴょう性の高い資料やフィールドワークを通じて信頼性のあるデータを出している」
などの部分です。
また優秀な卒論ほど、シンプルな構成になっておりわかりやすく、それでいて新鮮味のある中身になっているという特徴があります。
それは何も賢いからできるということではなく、必要な情報だけを用いて、最短距離で結論までを導くことができているのです。
そのため卒論を出す上でページ数や文字数といったものは全く気にしなくても構いません。
卒論のページ数は気にしなくてもいい!それでも気になる人の対策
「卒論のページ数は気にしなくてもいい」と言っても、心配をする人は多いかもしれません。
「あまり優秀な卒論は作れないから文字数だけでも整えたい」
「努力の証として、ページ数だけはなんとかしっかりとさせておきたい」
という気持ちになることも分かります。
こちらではそんな方のためにページ数をある程度増やし、見栄えをよくすることのできる方法を二点ご紹介します。
卒論のページ数を増やす方法1:引用を多く用いる
一つ目の「卒論のページ数を増やす方法」は引用を多めに用いるという手段です。先行研究から引用文などを参照すること自体は悪いことではなく、むしろ自分の研究をする上で、すでに証明されていることを本文中に記載するということは大切なことです。
そして引用文を用いる回数を多めにすることで、文字数をある程度増やすことができ、同時に卒論のページ数を増やすことができるのです。
卒論のページ数を増やす方法2:図表を多く用いる
図表を多めに用いるというのも「卒論のページ数を増やす方法」の手段の一つです。
こちらも「卒論のページ数を増やす方法1」と同様で自身の卒論で展開する論の説得力や実証性を示すために図表を用いるという行為自体は推奨されていることです。
そして図表を多く用いることで、文字数は増えませんがページ数自体は増やすことができますのである程度の厚みがある卒論に仕上げることができます。
卒論のページ数の相場
それではこちらでは卒論のページ数の相場をご紹介していきましょう。
一般的には、卒論のページ数はだいたい20〜30ページだと言われています。
ただし大学指定のフォントや体裁、フォーマットによっても変わってきますので最も確実なのは同じゼミや研究室の先輩に尋ねてみることでしょう。
また図表や脚注が多い場合は、文字数の割にページ数が増えてしまったりして、ページ数だけでは判断しにくいということもあるでしょう。
そのためこちらでは卒論の一般的な文字数の相場についても言及しておきましょう。
卒論の一般的な文字数は「二万字〜三万字」と言われています。
多くの文系大学の場合は二万字が卒論の最低字数とされているのではないでしょうか。
ひとまず各大学もしくは学部や専攻から指定をされている最低字数などがある場合はそちらを参考にすることが確実です。
卒論のページ数よりも先に構成を考えてバランスよく文章作成
最初にも書きましたが卒論で大切なのはページ数よりも中身なのです。これを見誤って、ページ数ばかり、もしくは文字数ばかりを増やして提出をした場合はあまりいい結果を得ることはできないでしょう。
しかし「中身が大切」と言ってもなかなか中身が詰まった卒論を書くことは簡単ではありませんね。
まずは卒論を書き出す前に、卒論の骨組み・構成をしっかりと組み、計画的に論を書き進めていくことで文字数的にも、ページ数的にも、そして中身的にも充実した卒論を書くことができます。
無計画で卒論を書き出すのではなく、最初にしっかりとどのような構成で卒論を書き進めていくのかの計画を立てて卒論を書いていくようにしましょう。
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