教育実習日誌の書き方完全攻略!これでもう「直し」はない!

「教育実習日誌の書き方がわからない」と思っていませんか?

確かに教育実習日誌の書き方が難しいのはその通りですが、実は教育実習日誌の正しい書き方があるんです!

今回は教育実習日誌の正しい書き方が気になる方に向けて、教育実習日誌の正しい書き方や注意点を解説します。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌を書く目的を確認しよう

教育実習日誌を書く際に最も大切なのは、「なぜ教育実習日誌を書くのか」という目的を常に念頭に置いておくということです。

基本中の基本なのですが、これを教育実習日誌を書く時に軸にしておかなければ、中身がブレた教育実習日誌になってしまいます。そうなっては指導教員から「修正」の烙印を押されてしまうことは間違いありません。

以下に教育実習日誌を書く目的をご紹介していきますので、一緒に確認していきましょう。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌を書く目的1:一日の振り返り

教育実習日誌を書く目的の一つ目は「一日の振り返り」です。

教育実習中は常に生徒に囲まれ、慣れないことばかりで、なかなか余裕を持ってその時々にすべきことを考えて判断というわけにはいかないでしょう。

しかし教育実習の一日の終わりに、児童・生徒の行動や自分の生徒たちへの関わり方、授業の改善点や成功した部分などを振り返ることはできます。

「あの時には、もっとうまい声かけの仕方があった」

「あの質問にはこう答えればよかった」

と日をまたがずにしっかりと振り返っておくことで、来るべき次の機会には今日一日よりも良い対応ができるはずです。

また児童・生徒の様子などについてもしっかりと振り返ることが必要です。毎日の小さな気づきをまとめておくことで、一日一日が点と点で繋がり、大きな流れで自分の成長や児童・生徒の雰囲気を掴むことができます。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌を書く目的2:自分を客観的に評価する

教育実習日誌を書く目的の二つ目は「自分を客観視すること」です。

シンプルに自分が教育実習生として行った行動などを時系列で並べて書くだけでも自分のことを客観的に見ることができます。

そうすることで一日の生活の中に無駄が見つかったり、より良い行動を取るためにはどのようにするべきかを理解することができます。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌を書く目的3:悩みなどを指導教員と共有

教育実習日誌を書く目的の三つ目は「悩みなどを指導教員と共有すること」です。

なかなか面と向かって悩みが打ち明けられない人でも、

「このような時にはどうすればよかったのか」

「こんなことに今悩んでいる」

といったことを日記調で教育実習日誌に記しておくことで、指導教員からアドバイスをもらうことができます。

また指導教員も教育実習生がどのようなことで悩んでいるのかを知りたいと考えているため、悩みなどを描いて欲しいと考えています。

そして教育実習生の悩みに即して、指導教員が学校生活でもサポートをしてくれるはずです。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌の書き方のコツ

教育実習日誌の多くは、ただ記述欄が並んでいるだけですが、以下の項目に分けて記述することで一日の振り返りをしっかりと行うことができます。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌の書き方のコツ1:児童・生徒の活動

最初に「今日一日の児童・生徒の活動」について書きましょう。

特別な行事があればそれについて詳しく、日常生活ならば時系列で気になったこともしっかりと書き残しておくと良いでしょう。

例えば「給食の配膳がスムーズにいかなかった」「掃除が時間内に終わらなかった」などについては特筆すべき点です。

それらの問題点がなかったとすれば、淡々と児童・生徒の行動についてコンパクトにまとめましょう。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌の書き方のコツ2:自分自身の活動

授業の内容や授業以外の時間の行動について時系列でまとめていきましょう。のちに反省点などは別で書きますのでここもコンパクトに自分の行動をまとめるだけで構いません。

教育実習日誌の正しい書き方:教育実習日誌の書き方のコツ3:反省や改善策についての考察

この項目が最も大切です。

朝のホームルーム、授業、昼食、掃除、終わりのホームルーム、部活動、空き時間などの中でうまくいかなかったことなどをしっかりと挙げましょう。反省点と改善策をセットで書いておくことで自分自身も見やすい「マニュアル」となります。

例えば、

「授業中に生徒の質問に答えられなかった」という反省点があれば、その下に

「授業研究をさらに深めていく」などの改善策を書くことができます。

教育実習日誌の書き方はフォーマットを決めておくだけで簡単に書ける!

教育実習日誌の書き方はフォーマットを決めておくだけで簡単に書くことができます。しっかりと「反省と改善策」をセットで書くことができれば翌日の朝にそれを確認して、行動することもできるでしょう。

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