「インターンのグループワークは苦手、失敗しそうだ」と思っていませんか?
確かにインターンのグループワークは何も考えずに参加すると失敗してしまうのはその通りですが、実はインターンのグループワークで失敗しない方法があるんです!
今回はどうすればインターンのグループワークが失敗せずに済むかが気になる方に向けて、その方法と失敗しがちな例を解説します。
インターンのグループワークに失敗する人は論点を意識しよう
インターンのグループワークで失敗経験をしたことがある人は、グループワークでやるべきことや議論する論点を常に意識するようにしよう。
インターンのグループワークで失敗経験をしたことがある人の多くは、喋りすぎて周りを置いていってしまったり、全く喋れなかったという場合が多いのではないでしょうか?
「リーダーシップ」を発揮しようとして、リーダー役に立候補したものの、自分ばかりが喋りすぎてしまった。もしくは論点がズレてしまい、他のメンバーに指摘されてしまった。
グループワークに慣れておらず、全く話し合いに入れなかった。緊張して意見を聞かれても答えることができなかった。
このような人は少なくありません。インターンシップでは本採用を意識した学生が気合いを入れてグループワークに望み沈没してしまうことはままあるのです。
そのような人にオススメしたいのは、グループワークなら「グループに課せられた課題」、グループディスカッションなら「議論のテーマ」を常に意識するということです。
そしてそれらの中心からグループがズレた話をし始めた時に、その論点に戻す役割になればいいのです。そのようなことができる人は、「冷静に議論やグループワークを導くことのできる本当のリーダー」だと評価されるのです。
インターンのグループワークで失敗しがちな例
次にインターンのグループワークで失敗しがちな例をご紹介しましょう。
インターンのグループワークで喋りすぎて失敗する
グループワークの多くは4〜8人程度で20〜40分程度の時間が設けられます。そして大抵は、リーダー役の人が半分程度、他のメンバーがその残りの時間を喋るような形になります。リーダーは司会進行もすることが多いため、そのような時間配分になってしまいます。
しかしメンバー全員が平等に時間を分けた際、4人で20分なら一人5分程度しか喋れないはずです。
そしてインターンのグループワークで喋りすぎる人の多くは、この「平等な時間配分」という発想がありません。
時間の意識をせずに喋りすぎてしまうことは、他の人の持ち時間を奪っていることでもあります。それはグループワークの中ではタブー中のタブーなのです。協調性・思いやり・作業効率・時間意識などが欠けていると見なされる場合もあります。
グループワークで喋りすぎてしまうと自覚している人は、グループワークの最初に時間を人数で割って、一人の持ち時間を意識するといいでしょう。
インターンのグループワークの話し合いに全く入れず失敗する
緊張して話に入れなかったり、テーマが自分の専門外のために喋れないという人もいます。
もちろん「分からないことに対して無責任で発言をする」というのは良くありません。しかし、だからと言って意見を持たない・持てないというのも同じく良くありません。
グループワークやグループディスカッションは、他者と協調してどのように役立とうとするかを図られる場です。つまり「役立ち方」は人によって違うのです。
発想が苦手で、テーマも良くわからない人は話し合いの最初にタイムキーパーを申し出てもいいでしょう。テーマがわからないからこそ、司会進行を申し出てもいいですね。司会進行は実は自分の意見を言うよりも相手の意見を引き出す役割だからです。
このように自分のできることをいくつか考えておけば、どのようなテーマに遭遇してもあなたがグループに対して貢献することは可能です。
筆者の体験談:インターンのグループワークで失敗どころか採用を勝ち取った
私はグループワークでリーダーシップを発揮し、内定をいただくことができました。
ここで言う「リーダーシップ」とは、グループメンバーを引っ張ることではありません。ここでの意味は、「メンバーの意見を引き出し、建設的に積み上げ、議論がズレていけば論点に戻す」と言うことです。
グループメンバーの話をしっかりと聞いて、それに呼応して出てくる他のメンバーの意見を受けてまとめる。こんなことは冷静にグループワークに参加すれば誰でもできることなのです。
私はこのような姿勢でグループワークに参加して、喋りすぎないことを意識していただけで高評価を得ることができ、志望していた採用枠をいただくことができました。
インターンのグループワークは出しゃばると失敗するので、論点を意識する役割になろう
グループワークが苦手な人は、喋りすぎずに論点を意識する人になることが適しています。
そして最も大切なのは、自分がどのような姿勢で参加することがグループに貢献できるのかを考えることです。
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