「卒論の表紙の作り方が分からない」と思っていませんか?
確かに卒論の表紙の作り方は一定の決まりがなく難しいのはその通りですが、
実は卒論の表紙の作り方があるんです!
今回は卒論の表紙の作り方が気になる方に向けて、卒論の表紙の作り方やポイントなどを解説します。
卒論の表紙の書き方や必要事項
それでは最初に卒論を提出する際の書き方や必要事項などを確認していきましょう。
卒論の表紙に関しては「Word」などで自ら作成をしていく必要がありますので、以下の必要事項を見ながら順番に従って卒論の表紙の作成を進めていきましょう。
卒論の表紙の必要事項1:縦書き・横書きの選択
卒論の表紙を作成する際に最初に決めるのは用紙を縦書きにするか横書きにするかということです。これは大学や専攻、学部、ゼミなどから指定されていることもありますが、もし指定がない場合は卒論と同じ形式に従うのが良いでしょう。
以下の「卒論の表紙の必要事項」については「横書き」の表紙を前提で説明を進めていきます。
卒論の表紙の必要事項2:余白設定をする
余白設定は、卒論の顔である卒論の表紙を美しく見せる上で非常に大切です。「卒論の顔」と述べた通り、この表紙の余白設定をしっかりとしているかどうかによって、その卒論への印象が左右されると言っても過言ではありません。
ちなみにバランスが良い余白設定は、
左綴じの場合は
上余白:「50mm」
下余白:「70mm」
左余白:「40mm」
右余白:「25mm」
となります。
右綴じの場合は、
上余白:「50mm」
下余白:「70mm」
左余白:「25mm」
右余白:「40mm」
となります。
こちらももし大学、学部、専攻やゼミなどから余白設定の指定があればそちらに従ってください。
卒論の表紙の必要事項3:卒業年・卒業年度を一番最初に記入
用紙の基本的な設定を終えたら、いよいよ文字入れを行なっていきます。
最初に行うのは「卒業年」、「卒業年度」についての記入です。
ここで気をつけたいのは、記述が「卒業年」なのか「卒業年度」なのかというポイントです。
一般的に3月31日の年度末に卒業する方であれば懸念はないかもしれませんが、半期卒業などを予定している方の場合は卒業年なのか卒業年度の違いなのかで記載内容が変わりますので注意してください。
卒論の表紙の必要事項4:表題・卒論のテーマを記入
次に「卒業年」もしくは「卒業年度」の下に表題と卒論のテーマ記入をしましょう。
卒論のテーマについてはすでに決まっていることと思いますので、
「卒業論文(卒業研究) 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇」
といった形で卒論の表題・テーマを記載してください。
フォントは表紙の字の中では最も大きく目立つようにしましょう。また中央揃えで、中心部分に卒論の表題・テーマが来るようにしてください。
表題やテーマが長く、改行が必要な場合は「卒業論文(卒業研究)」と「〇〇〇〇」の間で改行を行い、二行で表記をすると良いでしょう。
卒論の表紙の必要事項5:提出日を記入
また卒論に関しては担当の指導教官ではなく、学部や専攻の受付窓口に提出することが多いことと考えます。
その学部や専攻の受付窓口に提出する日について記述をしてください。
これは先ほど書いた卒論の表題・テーマの下に改行でスペースを開けた状態で書きましょう。
「卒論の表紙の必要事項3」で書いた「卒業年」もしくは「卒業年度」が年号表記であれば、提出日に関しても年号表記、「卒業年」もしくは「卒業年度」が西暦表記であれば西暦表記をして統一させてください。
卒論の表紙の必要事項6:所属大学・学部・学科・専攻を記入
次に「必要事項5で書いた提出日の下に改行でスペースを空けたのち、「所属大学」「所属学部」「所属学科」「所属専攻」の記入をしましょう。
「〇〇大学〇〇学部〇〇学科〇〇専攻」
という形で記述をすると良いでしょう。
こちらも中央揃えで、もし改行が必要であれば、
「〇〇大学〇〇学部」と「〇〇学科〇〇専攻」の二行に分けることをおすすめします。
卒論の表紙の必要事項7:所属ゼミ・指導教官名を記入
所属名の下には「所属ゼミ」や「指導教官名」を記載しておきましょう。これは受付の際にも確認として必要な記載なので忘れないように気をつけてください。
卒論の表紙の必要事項8:学籍番号・氏名を記入
続いて、所属ゼミ、指導教官名の下に学籍番号・氏名を記載します。
学籍番号と氏名は改行をして二行で記載をしてください。
卒論の表紙の必要事項9:印鑑の押印が必要な場合も
大学によっては「必要事項8」で確認した氏名の所に印鑑の押印が必要な場合があります。
卒論の表紙を作る際には大学の指定をしっかりと確認しよう!
卒論の表紙を作成する際には、大抵、大学からの指定があることが多いです。今回は、もしそのような表紙の指定がなかったり、指示内容が少なかった場合に参考となる書き方の例やポイントを挙げました。
まずは一度、大学から卒論の表紙のフォーマットなどが出ていないかどうかを確認してみましょう。
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