「ブラック企業は絶対に嫌だ!ホワイト企業に何が何でも努めたい!」
このような思いを就活当時も今も変わらず持ち続けています。
会社に縛られたくないし、自分でやりたいこともあったし、何よりも自己分析の結果、自分はホワイト企業ではないとやっていけないということに気付いたので、就活の軸の一つに「ホワイト企業であること」は外せませんでした。
自分なりにホワイト企業を見つける方法を試行錯誤した結果、今では毎日定時帰りの会社に入社することができました。
定時帰りだけでなく、ワークライフバランスへの取り組みもしっかりとした部署、社員の声を聞こうとする動きも充実した会社です。
しかも、自分のやりたいことに沿っていたし、会社自体も上場直前と一番勢いのある時期に入社することができました。
このように、「絶対にホワイト企業じゃなきゃダメだ!」と色んな企業をふるいにかけた結果、「この探し方さえ守ればホワイト企業を見つけるのは簡単だ!」という方法を編み出すことができました。
今回はそんな僕の実体験に沿った、ホワイト企業の超具体的な見つけ方を解説していきます。
ホワイト企業の具体的な見つけ方
STEP①:Vokersで「ワークライフバランス」「企業文化」の中に「残業がそこまで多くない」「意見の言いやすい環境」などポジティブなキーワードが多いかどうか
まず見るべきは、就活口コミサイトでもっとも有名なサイトの一つであるVokersです。
なぜ初めにVokersをチェックするかというと、口コミという最も確実な情報かつ厳しめに見られる情報を先にチェックすることで、ホワイト企業を効率よく探せるからです。
マイナビ・リクナビ・会社の公式サイトを先に見てもいいですが、これらのサイトは企業が書いているため、あてにできない部分がたくさんあります。
なので最も会社のリアルが書かれたVokersのような口コミサイトを先に見ることで、確実にホワイト企業を探せる上に、効率よく見つけることができます。
そして、Vokersでホワイト企業かどうかを判断するために見るべき部分は「ワークライフバランス」「企業文化」です。
その中でもポジティブなキーワードがあるかどうかをチェックしましょう。
- 残業が少ない
- フラットな企業
- 社員同士の仲が良い
- 意見が言いやすい会社
- 風通しが良い
- 居心地の良い
とにかくこのようなポジティブなキーワードが多いかどうかをチェックしてみましょう。
イメージ的には10個の口コミに7つポジティブなキーワードが当てはまればホワイト企業だとみなして問題ないでしょ。
STEP②:マイナビ・リクナビをチェックして、違和感を感じる部分がないかをチェック
STEP①で「ワークライフバランス」「企業文化」にポジティブなキーワードが多いとお判断できたら次はリクナビ・マイナビをチェックしてみましょう。
ここで見るべき部分は「違和感を感じる部分があるかどうか」です。
違和感を感じる基準というのは人によって異なるので難しい部分はありますが、言い換えると自分にとって「ここ大丈夫かな?」と感じる部分があるかどうかです。
ホワイト企業の定義はある程度決まっておりますが、同じ会社でもある人にとってはホワイト企業だが、ある人にとってはブラック企業であることもあります。
ここは個人の感性によるものなので、極端な話、”直感”で大丈夫そうかどうかを決めるといいでしょう。
マイナビ・リクナビを見て気になる箇所があれば十分に検討し、気になる箇所がなければSTEP③に進みましょう。
STEP③:公式サイトを見て「具体的な数字」「残業時間の記載」があるかどうかを確認する
STEP②のマイナビ・リクナビも問題なさそうであれば最後は公式サイトです。
ここで見たいのが具体的な数字があるかどうかです。
具体的な数字があるということは企業の自身の表れですし、公式サイトに公開しているくらいですから信頼できる情報とみてほぼ間違いありません。
特に見る数字は業績に関する数字、離職率、残業時間、育児休暇取得率などです。
企業にとって、ホワイト企業であることは今の時代では大きく評価される個所なので、本当にホワイト企業であれば具体的な数字を伴ってPRしてくるはずです。
逆に具体的な数字を公表していないということは自ら「ホワイト企業ではありませんよ」と言っているも同然なので、具体的な数字がない会社は控える方が無難でしょう。
毎日定時帰りの会社に勤務した僕だからこそ分かる、ホワイト企業に共通した特徴
- 公式サイトに具体的な数字が記載されている
- 就活口コミサイトの評判が良い
- 20代、30代の割合が多い
- 40代以上の割合が比較的少ない
- ネットを使った業務である
- 若い女性の割合や既婚者女性の割合が多い
- 人と直接かかわるような業務がそこまで多くない
- 離職率が3%以下(もしくは離職率の記載がある)
- デメリットもしっかりと記載してある
これらに当てはまれば当てはまるほど、ホワイト企業であることが多いです。
個人的にポイントなのが、「デメリットの記載の有無」です。
会社としては評判を下げるような情報は載せない会社が多いですが、
あえて「提案できる人じゃないと厳しい」「個人の実力よりもチームワークが重視される」などの情報を載せてくれる会社は非常に親切です。
どんなホワイト企業であっても合う人と合わない人はどうしても出てしまいます。
そこの難しい判断をあえて企業側が教えてくれるということは、それだけ社員思いであること、つまりホワイト企業であることが多いです。
良いことばかりではなく、「こんな人はうちに合わないよ」というところまで公表してくれるということは器の大きい会社であることの何よりの証拠です。
ホワイト企業かどうかを面接で判断する方法
面接官から残業時間・休日・有給・繁忙期についての説明があるかどうかを見る
今の時代、ホワイト企業であることは就活生にとって何よりのアピールポイントとなります。
つまり、残業時間や休日、有給、繁忙期について事前にしっかりと説明できる会社はそれだけ労働環境に自信を持っているということです。
このような今の就活生が一番知りたいけど聞きにくいことを先に面接で説明してくれる会社はホワイト企業である可能性はかなり大きいとみて間違いないでしょう。
逆質問で「入社後はどんな研修や教育をするのでしょうか?」と聞く
教育が丁寧でないと手探りで仕事を進めることになるのでブラックな環境につながりやすい
逆質問で「評価基準はどのようにおこなっているのでしょうか?」と聞く
ツールや複数人からの評価であれば平等な評価になるのでホワイト企業になりやすいです。
逆に一人の上司の評価だとその人に従わなくてはいけないのでブラックにつながりやすいです。
逆質問で「社員の交流は盛んでしょうか?」と聞く
社員の飲み会が多いと「参加しなくてはいけない空気」が広がりがちなのでブラックになりやすいです。
しかし、ホワイト企業は飲み会ではなく、ランチで交流を促したり、クラブ活動を通して交流を促します。
社員同士の仲の良さはホワイト企業かどうかに直結します。
仲が良いということはそれだけ社員同士で思いやりがあるということなので、何かあったときに柔軟に対応してくれます。
ホワイト企業の見つけ方は「自分にとって違和感を感じる部分があるかどうか」で判断
結局のところ、ホワイト企業の見つけ方は「違和感を感じる部分があるかどうか」に尽きます。
ホワイト企業といってもその定義は人によって異なります。
A社はある人からすればホワイト企業だが、別の人から見ればブラック企業だとみる人もいます。
なので、世間一般のホワイト企業の定義に惑わされず、自分が「ホワイト企業だと感じれるかどうか」で決めたほうが良いです。
なので、自分がその会社を調べていて「この会社、ちょっとブラックなにおいがするな・・」と感じたら、いったん候補から外してみるといいでしょう。
就活は人生を大きく左右するイベントだからこそ、小さな違和感ほど大事にすると自分にとって相性のいい会社が見つかりやすくなります。
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