就活中は電話が入ることも多くなり、着信が気になりますよね。しかし、就活中は授業に選考にバイトにと大忙しで電話に出られないこともあります。そんなとき、留守電の入っていない不在着信があった場合、どのように対応するべきなのでしょうか?折り返しの例文も交えながら対応方法を解説していきます。
就活中に留守電なしの不在着信があったときは折り返し電話をした方がよい?
就活中に留守電の入っていない不在着信が入っていた場合、折り返しするべきか説明します。
就活中に留守電なしの不在着信に対して折り返し電話をする前に確認すること
留守電のない不在着信があると、「この電話折り返していいのかな?」と不安になりますよね。しかし、就活中だと企業から電話が入ることもあるし…と悩むところです。
そんなとき、折り返し電話をする前に確認いただきたいのが『番号をインターネットで検索する』ということです。ホームページに番号が掲載されていれば、検索すると企業名が出てきます。また、就活生用の掲示板で「この番号は○○株式会社からの選考結果です」と書いてくれている人もいます。
実は私もこの手法をよく使っています。就活中ではないのですが、プライベートの携帯電話に見知らぬ番号からかかってくると警戒するので、一旦検索をしてから確認するようにしています。
しかし、残念ながら必ずしも検索してヒットするとは限りません。
一担当部署の番号の場合は公表されていない可能性が高いからです。また、大手企業の場合は選考結果を外部委託しているところもあり「0120」のフリーダイヤルからかかってくることもあります。
私自身、就活中にとある大手企業からの選考結果通知は「0120」からかかってきました。「0120」から連絡が来ることはないと思っていたので、電話に出て驚きました。
万能な方法ではないのですが、「どこからかかってきたのか」が事前に分かれば安心ですよね。
また、不在だった場合に企業から「先ほどお電話つながらなかったので…」といった主旨のメールが届くこともあります。インターネットの検索と併せて、折り返しの前にメールもチェックするようにしてください。
就活中に留守電なしの不在着信に対してどのように折り返し電話をするべき?
先にも述べた通り、検索して番号が分からないこともあるため、就活中にかかってきた不在着信は基本的に折り返しをした方が安心です。
せっかく選考に通っていたのに電話が繋がらなかったため、不合格とされてしまう可能性もあるからです。企業側も多くの学生を見ているため、シビアなのです。
しかし、普段会社に電話をかけることに慣れていない人は緊張しますよね。どのように折り返しをするべきか例文をご紹介します。
折り返しの電話の対応で、合否が変わるという人事の人もいますため失礼のないよう気をつけてください。
また、電話をするときは以下の時間は避けるようにしましょう。
・9:00〜10:00
・お昼休み前後の時間(11:30〜13:30)
・定時以降
【電話をくれた人が電話に出た場合】
相手:お電話ありがとうございます。○○株式会社です。
自分:いつもお世話になっております。私、○○大学○○学部の(自分の名前)と申します。
○○時頃お電話いただいたため、折り返しのご連絡をいたしました。恐らく○○様から のご連絡かと思うのですが、○○様お手すきでいらっしゃいますでしょうか。
※対応してくださった人事の方がかけてくる可能性が高いので、その方のお名前をお 伝えしましょう。
相手:確認いたしますので、少々お待ちくださいませ。
(電話相手が代わる)
相手:お電話代わりました○○です。
自分:いつもお世話になっております。私、○○大学○○学部の(自分の名前)と申します。
○○時頃お電話いただいておりましたが、お電話出られず申し訳ございませんでし た。折り返しでご連絡したのですが、ただいま、お時間よろしいでしょうか。
※相手が代わった際には、再度名乗りましょう。また、相手が忙しいタイミングかも しれないので、都合を確認するのも大事なポイントです!
相手:はい。大丈夫です…(用件)
【電話をくれた人が電話に出なかった場合】
相手:お電話ありがとうございます。○○株式会社です。
自分:いつもお世話になっております。私、○○大学○○学部の<自分の名前>と申します。
○○時頃お電話いただいたため、折り返しのご連絡をいたしました。恐らく○○様から のご連絡かと思うのですが、○○様お手すきでいらっしゃいますでしょうか。
※対応してくださった人事の方がかけてくる可能性が高いので、その方のお名前をお 伝えしましょう。
相手:確認いたしますので、少々お待ちくださいませ。
相手:お待たせいたしました。申し訳ございませんが、生憎○○は席を外しております。
自分:ご確認ありがとうございます。何時頃お戻りの予定でしょうか。
※自分から改めて電話をする意志を伝えましょう。もし、相手より「折り返すよう伝 えます」と言われた場合には、「お手数おかけしますが、よろしくお願いいたしま す」と伝えましょう。
相手:15時には会議が終わる予定となっております。
自分:承知いたしました。それでは、改めて15時以降にご連絡いたします。お手数おかけし ますが、○○大学○○学部の<自分の名前>よりお電話があった旨お伝えいただけます でしょうか。
※自分が折り返しをしたことを伝言でお願いいたしましょう。
相手:かしこまりました。
自分:ありがとうございます。それでは、またご連絡いたしますのでよろしくお願いいたし ます。失礼いたします。
就活中に留守電なしの不在着信があったときは折り返し電話をした方が安心
留守電のない不在着信があると、企業からか分からず不安になりますが折り返しをした方が安心です。ただし、インターネット検索やメールチェックをしてから折り返しをしておくと心の準備もできます。
折り返し電話で緊張して間違った敬語を使ってしまう・噛んでしまうといったこともありますが、丁寧に話そうとしていることが伝われば大丈夫です。例文を参考にしながら落ち着いて電話をしてください。
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