就活で髪色をアッシュに染めるのはあり？

就活が始まると今まで髪を染めていた人は「黒染めをしなくては」と思っていませんか？

しかし、元々地毛が真っ黒な人はいないため黒染めをしてしまうと逆に「無理に染めた」感が出てしまいます。また、就活が終わった後に染めようと思ったとき色が入りにくくなってしまう可能性もあります。そこで、黒染めではなく暗めのカラーにしようと考える人も増えているようです。

就活で黒染めではくてアッシュでも大丈夫なのか？解説をしていきます。

就活中のどのような髪色はどうするべきか説明します。

ヘアカラーで「アッシュ」という言葉はよく耳にしますが、アッシュとはどのような色か実は説明できない方も多いのではないでしょうか？

「アッシュ」とは灰色がかったヘアカラーを指します。そのため、他の色にくすみがかった色味が加えられたカラーが「アッシュカラー」と呼ばれています。

透明感や柔らかさを演出できるため、多くの人から人気のあるカラーです。

アッシュは他の色を混ぜたりトーンを変えることで印象が変わるため、一口で「アッシュ」と言っても様々なバリエーションがあります。

例えば「アッシュグレージュ」「アッシュブラック」「マットアッシュ」「ブルーアッシュ」等といったバラエティに飛んだ色を作り出すことができるのです。

就活中にアッシュカラーは許容されるのでしょうか？

それは業界によって異なってきます。

志望している業界が「金融業界・福祉業界・医療業界・公務員」の場合は、黒にしておいた方が無難です。真面目さや誠実さを重視している業界だからです。地毛が明るい髪色の人は就職後に黒染めするよう指定されている企業や自治体もあります。

最近では一般的な業界は暗めのカラーであれば髪色が不利に働くことはないと言われています。しかし、明るい髪色は「遊んでそう・不誠実そう」といった印象を与えがちです。そのため、その他の業界であっても節度を持った髪色とする必要があります。

では、どのようなカラーであればよいのでしょうか。

落ち着いたダークカラーであれば、多くの業界で「問題ない」「採用に影響しない」といった人事担当者からのアンケートも結果も出ています。そのため、黒染めにこだわる必要はなくなってきています。

単純なダークカラーにプラスしてアッシュカラーにすると透明感や柔らかさが出るため、私服になったときもお洒落感を出すことができます。

暗めのアッシュカラーですと「アッシュブラック」や「アッシュグレージュ」等がおすすめです。

尚、ブリーチをすることによって色が明るくなってしまうため、暗めの色にするとしてもブリーチをするのは控えてください。

また、トーンによって同じ「アッシュブラック」でも明るさが変わってしまいます。そのため、予め雑誌の切り抜きやイメージ写真を確認しておき美容師さんと相談することが大切です。

では、就活が始める前に髪を染めよう！となったとき、自分で染めますか？それとも美容院に行って染めますか？

確かに美容院に行くとお金がかかってしまい、就活中はお金もかかるため自分で染めようと考える人も多いです。しかし、私はお金がかかっても美容院で染めてもらうことをおすすめします。

市販で売っているカラー剤の色見本だけで判断するのは危険です。

あなたの髪質や元々の髪色で想像以上に明るくなってしまうことやカラー剤が髪質に合わず、髪に多大なダメージを与えてしまう可能性があるからです。

私の友人も自分で染めて思った以上に明るくなってしまったため、結局再度美容院に行って染め直しました。短期間に連続で染めることになるため、ダメージを考え美容師さんからもう少し時間を空けた方が良いと言われたようです。しかし、転職活動中で染めなければならず止むを得ず染め直したそうです。

最初から美容院で染めれば良かったと後悔していました。

就活は自分の未来を決める大事な活動です。そのため、必要なところは未来への投資と考え悔いのないよう臨んでください。

志望している業界にもよりますが、多くの企業では暗めのアッシュカラーであれば問題ありません。美容師さんと相談しながら自然に見える髪色にしてください。

因みに私は今まで多くの学生と面接やリクルーターととして接してきました。

その際に無理して黒染めしている学生も多くいました。真っ黒に染めた黒染めは逆に目立ってしまい違和感を覚えた記憶があります。あまりに黒染めが不自然だったため、逆に「普段は結構明るい色に染めているのではないか」と感じた面接官もいました。

もちろん明るい髪色はおすすめしませんが、黒染めにこだわる企業もそう多くはありません。

美容師さんとも相談しながら、就活に相応しいあなたに似合う髪色を決めてください。

就活で良いご縁があるよう応援しています！