バイトを辞める時に残っているシフトは無視しても良いと思っていませんか?
確かに辞めるので評価なども気にする必要はありません。
しかし、バイトを辞める時のシフトの対処によって自分に不利益がある場合もあります。
今回はバイトを辞める時のシフトの対処法についてお話ししていきます。
バイトを辞める時に残っているシフトを無視した時の弊害
バイトを辞める時に残っているシフトを無断で欠勤すると、後で自分に返ってくる場合が少なくありません。バイトの残ったシフトは、誰かが埋めることになるので、埋めてくれた人や店舗責任者からの信頼を損ねる可能性がとても高いです。
すると、将来就職した時や別のアルバイトとして勤務している時にかかわった場合に自分にとって不利益を被ることがあります。
例えば、近所のコンビニでアルバイトをしていたとします。その後、バイトのシフトを残したまま辞めて近所の別のお店で販売やレジのアルバイトをしたとしましょう。
元バイト先から現在のバイト先までが近いので残りのシフトに関して迷惑をかけた人がお客として来店することがあります。その時に、店舗責任者に悪い評判を伝えられることや、現在のバイト先の本社にクレームをいれられるなど嫌がらせを受けるといったケースもあります。そのため、バイト先でシフトを残したまま辞める時は対処方法をしっかりと考える必要があります。
「立つ鳥跡を濁さず」です。
バイトを辞める時に残っているシフトを店舗責任者に託す
バイトを辞める時に残っているシフトの対応については店舗責任者としっかりと相談をすることで解消します。
店舗責任者は、退職者を無理に引き留めることもできないので、残っているシフトに入ってもらうようにお願いをするか、代わりにシフトに入れる人間を探すか、自分で穴を埋めるのかしか選択肢がありません。しかし、どの選択をするにしても店舗責任者の業務の範囲内です。そのため、しっかりと話しをしてある程度の納得をしてもらったうえで退職をしましょう。中には、自分で代わりのアルバイトを見つけないと、シフトの変更を受け入れてくれない店舗責任者もいるので、その場合には注意をしましょう。
バイトを辞める時に残っているシフトの代わりを探しておく
自分が本来はいるはずだったバイトのシフトにも入ることが難しくなってしまった場合には、自分でアルバイト仲間に代わりにはいってもらうことができないかどうかを確認しておきましょう。そこで、自分の代わりも見つけておけば退職をする時に円満に退職をすることができます。アルバイトに入ることで代わりにシフトに入ってくれるアルバイト仲間も給与を得ることができるので、場合によっては喜んでアルバイトを代わってくれます。
バイトを辞める時に残っているシフトを削れるように事前に仕事をこなしておく
これは、かなりレベルの高い仕事の仕方です。バイトを辞める時に、残っているシフトの中でおこなう予定だった仕事内容を事前に想定しておきます。その内容を、在職中に前倒しで少しずつ進めておくのです。そうすると、自分が入る予定だったシフトの代わりを見つける必要も無く、退職をスムーズにおこなうことができます。
店舗責任者からすると、予定していた人件費をカットすることもでき、予定の業務も終わっているということであれば何も問題にはせずに受け入れてくれます。
この場合には、サービス業や接客業の場合には難しくなってしまいます。自分で解決できる業種であれば可能ですが、お客さん次第のレジや接客スタッフなどでは難しい方法になります。
バイトを辞める時に残っているシフトで行うべきこと
バイトを辞める時には残っているシフトに対処する方法をお話しましたが、この期間に自分で出勤をすることにも意味があります。残っているシフトではおこなうべきことがいくつかあるからです。まず、自分の私物など荷物の整理をすること、2つ目に先輩や後輩などお世話になった人に挨拶をすること、最後に自分がおこなっていた業務の引継ぎをおこなうことです。これらをおこなうために自分自身で残っているシフトに出勤できないのかどうかを考えてみることも大切です。
バイトを辞める時の残っているシフトへの対処法まとめ
ここまでお話をしてきたように、バイトを辞める時には残っているシフトについてもいい加減にせず、しっかりと対処する必要があります。
対処方法としては、以下の3つです。
・店舗責任者に事情を話して責任者に対応をしてもらう。
・自分でアルバイト仲間からシフトを交代してもらえないか確認しておく。
・自分がシフトに入る予定の日におこなう仕事内容を前倒しでおこなっておく。
・自分がシフトにはいって残っている業務をおこなう。
まずは、自分で勤務できるのかできないのかを考え、できないのであればトラブルにならないように対応をすることで、円満な退職をすることができるようになります。
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