中小企業だからといって大企業に比べて面接が通りやすい、内定をもらえると思ってはいませんか。
高学歴の人が多く受けるような一部の大企業に比べれば、その通りかもしれませんが中小企業でも落ちることはよくあります。
今回はその原因と対策に迫って解説していこうと思います。
就活で中小企業に落ちる理由
まずどんなに優秀な人でも落ちることはあります。
その事実に企業規模は関係ありません。大抵の就活性は内定を一つもらえるまで何十社と選考を受けています。
落ちる理由はその人それぞれかもしれませんが大企業と違い、中小企業が欲しい人材というのは後述に挙げる人材になるかと思います。
就活で中小企業に落ちる理由:中小企業の欲しい人材を理解していない
そもそも企業が欲しい人材について深く考えてみたことはありますでしょうか。
中小企業が欲しい人材とは経験者であったり、人の仕事を見て覚えてくれるような優秀な人材です。ここでいう経験者は大学でその分野を専攻していたり、大学生活の中で意欲的にその分野を独学で資格を取得していたりする人を指します。
大企業と違い、社員数の少ない中小企業はリソースが限られています。新入社員研修に充分行えなかったり、先輩社員が日々の業務の中で時間を割いて教える場合がほとんどです。そのため自ら進んで学んでいけるような優秀な人材でないと採用まで至りません。
新卒で即戦力となるのは難しいかもしれませんが、大きく主体性があり、それを大学生活で実行したことが証明できるような人材が採用されます。
就活で中小企業に落ちる人が一度立ち止まって考えるべきこと
闇雲に選考を受け続けるのではなく、なぜ落ちたのかをしっかりと考えるべきです。
何がいけなかったのか、何が原因だったのかをフィードバックすることは非常に大切です。身だしなみからマナーや態度、履歴書に不備は無かったか、その企業のピッタリの人材としてしっかりアピールができていたかなどです。
身だしなみやマナーはどんな企業を受ける時でも当然のことですが、特に重要なのは自分のアピールの部分であり、その企業ごとに変えていく必要があります。
履歴書の内容や面接前にはHPなどから企業研究を行い、自分がその企業に欲しいと思ってもらえるようにアピールする必要があります。
そのアピールがしっかりできていたのか、面接官にそれが響かなければ何が足りなかったのか、自分で分析し、次の面接に繋げるべきです。
選考に落ちた時に、その原因を分析し、次に活かしていければ自ずと就職活動の質が上がっていくはずです。
就活で中小企業に落ちる人はどうするべきか
前述でも少し触れてはいますが、実際にはどうしていくべきかを述べていきます。
就活で中小企業に落ちる人はどうすべきか1:くよくよしている暇はない
落ち込んでいる暇はありません。
これは大企業、中小企業など企業規模に関係なく共通していえることですが、就職活動は継続していくべきです。
一日も休むべきではないと思います。
かといって一日中考えろという訳ではなく、必ず一日のどこかで就活について取り組むべきだという意味です。
また自分が休んでいる間にも他の選考は進んでいっているので、選考情報などは毎日こまめにチェックしていくべきです。
もしかしたら休んでいた間に書類選考の締め切りが過ぎてしまったなどといった事がないようにしてください。その会社が自分にぴったりの会社だったかもしれませんし、なにより人生を左右することですのでそんなことがないようにするべきです。
就活で中小企業に落ちる人はどうすべきか2:落ちた原因の分析、整理、実践
前述にも述べていますが、中小企業に落ちる人はその企業が欲しい人材と思えるようなアピールができていたかどうか分析することが重要です。
出来ていなければ次に受ける企業の面接までにしっかりとその反省を活かし、準備をしていく必要があります。
まずその企業はどんな企業か、歴史の長い社風もかっちりとした企業か、もしくは風通しの良いベンチャー企業かを考え、次にどんな人材が欲しいのか考えてみてください。
落ちる理由のところで述べていますが、即戦力となってもらえるような、主体的に取り組んだと感じてもらえるようなエピソードを面接の中で話せるように準備してください。企業研究をしてきたかどうかは面接の中ではっきりと表れてきます。
準備ができればあとは実践です。
欲しい人材と思ってもらえるように準備してきたことを織り交ぜながら面接していくのは最初は大変かもしれません。ただ面接は数をこなしていくことで慣れていき、ある程度質問のパターンがあることが分かってくるかと思います。
実践し、それが結果的にダメであっても落ち込まずに分析し、次に繋げていってください。
就活で中小企業に落ちる人に最後に伝えたいこと
一社落ちたからといって負け組だと決めるのは早いです。
冒頭でも述べていますがたいていの人は何十社と選考を受けて内定一つを勝ち取っています。
最後の最後まで諦めずに自分が面白いと思える会社から内定をもらえるまで就職活動を継続していくべきです。
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