中学生の英語の助動詞の覚え方を現役塾講師が超具体的解説

英語の助動詞は根性で覚えていくしかないと思っていませんか?

確かに英語に限らず漢字でも、単語でも暗記するときには反復学習が必要です。

しかし、反復しなくても良い方法もあります。

今回は中学生が英語を学習する時に苦戦をする英語の助動詞の覚え方についてお話ししていきます。

英語の助動詞の覚え方は中学生が考えるゴロ合わせ

英語の助動詞を覚えるためには、ゴロ合わせのようにして覚えることも有効です。

無理矢理な部分もありますが、canという助動詞を覚えるためには、キャンキャン吠えられる犬などと覚えるとキャンはできるという意味だと覚えることができます。

他には、willという助動詞の覚え方として、中学生に人気のサッカーゲームウィニングイレブン、これを短くしてウイイレと呼びますが、帰ったらウイイルするつもりなどと言います。

shouldでは、するべきという言葉を変えて、シュドゥべきなどと使うのです。

このように、自分で考えるか塾の先生や学校の先生などに聞いたゴロ合わせのようなもので覚えることで楽しみながら覚えることができます。

英語の助動詞の覚え方は中学生が考える替え歌

ゴロ合わせと似ていますが、替え歌を作ることで覚えやすくなります。

アンパンマンの歌を知っていますか?

アンアンアンパンマン、優しい君は〜というものです。

これに、can.can.canできるcan youでは、してくれない?

willはするつもり、mustに違いない。

というように、替え歌にすることで楽しく意味と読み方を覚えていくことができます。

英語の助動詞の覚え方は中学生でもわかる背景を説明する

私が学習塾で教えていた時には、以下のように教えていました。

まず、人の行動には何かの感情が必ずセットになっている。

例えば、勉強をしている君たちは、本当はやりたくないかもしれない。

けれど、やらなければならないと思ってやっているよね。

今日出る宿題もやるつもりで予定を立てたりする。

このように、人は気持ちがあって行動に移る。

助動詞は気持ちを表す言葉なのだ。

知っている人もいるかもしれないけれど、willという単語は未来のことを表す。

けど、willという単語はこんな風にも使われるのだ。

Where there is a will, there is a way.

これは、意志あるところに道ありという意味の言葉なのだよ。

willはどういう意味で使われている。そう、意志なのだ。

じゃあ、なぜ意志という言葉なのに、未来の文を表すのだろう。

強い意志があれば、行動が変わる。そして、行動が変わると未来が変わる。

だから、willという単語は未来を表す言葉になるのだね。

気持ちがあって、行動が変わる。まずは、気持ちが先だから助動詞は動詞の前に置くというルールがある。

そして、動詞は原形だよ。気持ちに素直に従っていることを表している。

さらに、この助動詞には続きがあるのだよ。助動詞は実は人の一生を表している。

まず、人は赤ちゃんとして生まれてくるよね。

そうしたら、お腹すいたとか、眠いとか、自分の意志を表す。willだね。

そして、成長してくると、成長とともに、自分でできることが増えてくる。

それがcan。

1人でご飯を食べることや、話すことや書くことができるようになるよね。そして、できることが増えてくると、しなければいけないことも増えてくる。

それが、must。

学校に通う年齢になったら宿題とか習い事とかやらなければいけないことが増えてくるでしょ。

そうやって、したいこと、できること、しなければいけないことがわかってくると、するべきことが見えてくる。

それが、should。

自分のできることを活かして、人のために何ができるだろうかと将来のことを考えたり、成績を上げるために何をしようと考えたりすることだね。

すると、また、やりたいことが生まれてくる。新たなwillがでるのだね。

この学校に行きたい。この仕事に就きたいなどだね。そして、仕事や勉強などで出来ることが少しずつ増えていく。

こうやって作られたのが英語の助動詞なのだよ。

このように授業をおこなうことで、興味を持って話を聞いてくれる生徒たちは自分のwillやcanを考えるようになり自然に助動詞を暗記することができるようになります。

英語の助動詞の覚え方~中学生~まとめ

暗記をするために必要なことは2つだと言われています。

1つは、反復すること。

もう1つは、インパクトを持つこと。

インパクトを持つとは、どういうことかというと、感情が動くということです。

感情はどのようなものでも良いので、最初に語呂合わせや替え歌を紹介しました。

これらは、楽しいと思いながら勉強することができるので子供のタイプによっては暗記ができるようになります。

そして、背景を説明するというものに関しては、本当の意味での面白さを理解してもらう、そうだったのかと納得する方法の1つとして紹介しています。

人によって勉強の方法や覚えやすいやり方は違うので、中学生がつまずきやすい助動詞の覚え方を自分に合った方法を見つけて乗り越えてください。

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