就活の髪色をダークブラウンにしたいときに意識すべきポイント

「就活の髪色って黒じゃないとダメなの?」「髪色ってみんなどうやって決めてるんだろう・・・」と悩んだことはありませんか?

確かに、「就活生は黒髪」というイメージが強いですし、ES用に証明写真を取ろうと友人が黒髪に染めはじめたら、「自分も染めないといけないんじゃないか」と不安になってしまいますよね。

でも、「ダークブラウンならいいんじゃないかな?」「黒髪に染め直すと髪が痛むからやりたくないなぁ」という声もよく耳にします。

実は、就活において黒髪は必修である必要はなくなってきています。

(業種業界・または男性女性でも変わるので、一概には言えませんが)

就活時の髪色をダークブラウンにしようかと迷っている、あなたの背中を応援できれば幸いです。

就活の髪色がダークブラウンだと厳しい業界ってあるの?

髪の色を考える前に、就職活動における「容姿」についてお話します。

自分の髪色を変える前に考えておいてほしいことです。

「就職活動は企業と学生の相性を見るものなので、見た目は問題ではない」という考えを持っている人もいるかもしれません。

しかし、採用する企業側からすると、学生がどのような容姿で就職活動を行っているか、はとても重要な判断材料になります。

「人は見た目が9割」という言葉を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか。

就職活動期の私は、この言葉を「イケメンはいいよな、何もしなくても好印象与えられるんだから。どうせ俺は見た目のマイナス評価から選考が始まるんだ」という完全に誤った捉え方をしていました。

イタい、イタすぎる(笑)。

しかしその後、気付きました。「顔面偏差値高い彼が選考落ちて、俺が内定をもらった・・・だと・・・?」

21年生きてきて間違いなく一番喜んだ、というのは想像に難くないですが、このとき先ほどの言葉、「人は見た目が9割」の意味を理解しました。

ビジネスマンにおける見た目とは、

「対峙している取引先やお客様などの相手に、不快にさせない見た目を作れるかどうか」、

一言で言うと

「相手を気遣える人かどうか」を判断するのに使われています。

その会社の選考では、都市部での営業もあれば地方での営業もあり、幅広いタイプの人と接する機会がありました。

その時々でスタンスを変えながら、相手に合わせた容姿を作れるかどうかを見られていたようです。

結果私は内定をいただき、彼は最終で落選したのですが、この企業にとっては「相手との距離感のつくり方」が評価ポイントだった、ということが考えられます。

このように、「どんな人と接する業界なのか」によって、髪の色はおろか、容姿の全てが変わります。

志望する業界によってドレスコードが異なるので、「黒髪じゃないとダメ!」というわけではないのです。

ただ、黒髪以外だと内定取得が難しい業界、は存在します。

例えば銀行や公務員、航空会社の客室乗務員などでしょうか。

「安心感」「誠実さ」がより求められる業界は、ドレスコードとして黒髪を求められ、制服着用が義務付けられることも多くあります。

他にもたくさんありますので、志望する業界で働いている人は当然ですが、どんなお客様・取引先と仕事をしているのか、という視点を持って業界研究をしてみてください。

そこから黒髪に染めるべきか、ダークブラウンのまま受験できそうかを判断できるでしょう。

女性の場合、就活時の髪色がダークブラウンで受けられる業界は多い

ダークブラウンの髪色でも選考にエントリーできる業界も多数存在します。

一般企業では女性の場合、髪色のレベルは7のダークブラウンまで、といわれることが多いですね。

この程度の色であれば、いわゆる接客、事務、営業というような一般的な民間企業へ就職できる場合が多いようです。

自分に似合う色をすでに理解していて、スーツを通して相手に与える印象も問題ないようであれば、染め直す必要もないでしょう。

自信を持って就職活動を進めてください。

男性は就活の髪色にダークブラウンを選んでいいのか?

一方で男性の場合は、ダークブラウンの髪色の場合ハードルが上がることが多いです。

誠実で清潔感のある日本人男性、というと、10人中7~8人は黒髪の男性をイメージするのは何故でしょう?

いつも不思議に思います。

しかし、新卒での就職活動においては、このイメージに逆らわずに順応することをオススメします。

なぜなら、見た目から「自分とは価値観が違う」という先入観を持たれると,

先輩に好かれにくいからです。

全員から好かれたいと思うことは私もありませんが、周囲の先輩・上司は味方に付けたほうがいいです。

そして、指導役・メンターなど、いろいろな呼ばれ方で研修されていきますが、先輩と仲良くなることが仕事が上達する上で一番の近道です。

なぜなら、1人だったら1年かけて出くわすような課題・失敗を、先に経験してくれているからです。

失敗談を聞くことが成長の近道なんですね。

素直に聞いて、実践する。

どれだけ失敗談を聞きだせるか、が新卒の強みなのですが、第一印象で距離を感じられると話も淡白になってしまいます。

「企業を担ってくれる新人なんだ」と迎え入れてくれる先輩たちに、どんな容姿で会いますか?

あなたらしい答えを持ってもらえれば嬉しいです。

就活の髪色がダークブラウンでもあなたらしさが出せればOK

相手の立場に立つことを前提に容姿を選択できるようになれば、その時点であなたも社会人です(そもそも学生も社会人ですが)。

容姿からの業界研究もひとつの切り口としては有効かもしれませんね。

一つでも参考になれば幸いです。

あなたの就職活動を応援しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です