「残業は20時間以内で基本的に定時で帰れる会社が絶対条件。」
就活当時の僕はこんな風に企業選びの軸を決めていました。
会社に自分の時間が取られるのが嫌だったし、やりたいこともあったので残業時間が多すぎる会社には絶対に選ばないようにしていました。
でもそのおかげで今僕は、毎日定時で帰れる会社に入社することができました。
会社全体が一番忙しくなる繁忙期ですら定時に帰れる有様です。
もちろん僕だけでなく、同じ部署内の先輩は遅くても19時にはほとんど帰っています。
こんなホワイト企業に勤めることができたのも、就活当時、僕が独自の基準でブラック企業を避けていたからです。
正直、僕の考える基準をクリアさえしていれば、ほとんどの確率でブラック企業を見分けることができます。
今回は、毎日定時で帰れる会社で働いている僕がブラック企業の見分け方を解説していきます。
ブラック企業の特徴はこんなにある
- 残業時間が残業時間が40時間以上
- 体育会系
- 飲み会が多い
- 飛び回り営業が多い
- 右肩下がりの会社(HPで業績に関する具体的な数値が出ていない会社)
- 45歳以上の社員が多い
- 20代、30代が少ない
- HPが古い
- 創業から40年以上たっている
- 口コミサイトの評判が悪い
- 夜21時でも明かりがついている
- 人と直接かかわる仕事が多い
もちろんこれにあてはまっているけどホワイト企業だという会社もありますが、基本的にこれらに当てはまる会社はほとんどがブラック企業と言っても過言ではありません。
少し解説が必要な項目は以下に解説をいれてました。
- 右肩下がりの会社・・右肩下がりは社内の雰囲気が悪くなり、業績を上げようとやたらめったらなんでもやる傾向があるので無駄な残業につながりやすい
- 45歳以上の社員が多い・・子育ても家庭もある程度落ち着いてきたので仕事に打ち込みやすくなるので
- 20代、30代が少ない・・ブラック企業に対してアレルギーを多く持つ20代、仕事よりも家庭を優先する人の多い30代が少ないと会社に居残り続ける人が多いのでブラック企業につながりやすいです。
- HPが古い・・時代の変化についていこうとしていない姿が見受けられるので、ブラックな環境であっても直そうとするつもりがない
- 創業から40年以上たっている・・ルーティンや文化が決まってきているので個人というよりはチームワークが重視。チームワーク重視なので個人の実力よりも人付き合いの方が求められやすいため、ブラックな環境につながりやすい
- 人と直接かかわる仕事が多い・・自分の裁量で仕事が進まないため、振り回されることが多くなり残業につながりやすい
自分の気になる会社が当てはまっていないかどうかをチェックしましょう。
ブラック企業の超具体的な見つけ方
STEP①:Vokersで悪い口コミをチェックする
ブラック企業を見抜くうえでまず最初にやるべきはVokersなど就活口コミサイトでその会社の評判をみることです。
百聞は一見に如かずということで、実際に働いたことのある人の声がブラック企業を見抜くうえで一番参考になります。
特にみるべきは「組織体制・企業文化」「ワークライフバランス」「入社理由と入社後ギャップ」「退職検討理由」の4つです。
この4つの口コミに悪い口コミが少なければ「ブラック企業ではなさそう」と判断することができます。
ちなみにここでお伝えしておきたいことが「悪い口コミ」とは「あなたにとって悪く感じてしまう口コミ」のことです。
人によって良い悪いの基準が異なるため、あくまであなたが「悪い」と思ったら「悪い口コミ」ととらえるようにしましょう。
しかし、口コミ数が多い会社だとどうしても悪い口コミの数が増えてしまいます。
そのため、全体の口コミの中で悪い口コミの数が8分の1以下であればひとまずブラック企業審査の第一段階はクリアということにしましょう。
STEP②:マイナビ・リクナビ・企業の公式サイトにNGワードがないかどうかをチェック
次にマイナビ・リクナビ・公式サイトを見ます。
その時にチェックしたいのが「毎日定時帰りの僕が残業の少ない会社の超具体的な見つけ方を実例で解説」でも解説したNGワードの有無です。
- みなし
- 裁量労働制
- 固定残業
- 残業月30時間以上
まずこれらのキーワードがある場合、間違いなく残業の多い会社であるといえます。
これらのキーワードは「残業が当たり前」というのが如実に表れている文言です。
ブラック企業の多くが「残業が異様に多いこと」です。
なので、STEP②ではマイナビ・リクナビ・会社のHPを見てNGワードが使われていないかどうかをチェックしましょう。
STEP③:「ブラック企業に多い特徴」に当てはまっていないかどうかをチェック
- 残業時間が残業時間が40時間以上
- 体育会系
- 飲み会が多い
- 飛び回り営業が多い
- 右肩下がりの会社(HPで業績に関する具体的な数値が出ていない会社)
- 45歳以上の社員が多い
- 20代、30代が少ない
- ホームページが古い
- 創業から40年以上たっている
- 口コミサイトの評判が悪い
- 夜21時でも明かりがついている
- 人と直接かかわる仕事が多い
上記でも解説した、残業の多い会社の特徴のチェック項目に当てはまっていなければほぼ間違いなくブラック企業ではないといえます。
ただ、これらを全てクリアしている企業というのはなかなかないのが現状です。
なので、当てはまる数が1つや2つ、3つ程度であれば、あとは実際に面接を受けてみてのフィーリングで決めてみるといいでしょう。
結局、最後の決め手はあなたの直観にゆだねられるのが就活です。
しかし、この3STEPで、ある程度ブラック企業をふるいにかけることができれば、実際にブラック企業に行きつく可能性は限りなく低くなります。
ブラック企業のその他の見つけ方
上記の3STEP以外にも「ブラック企業大賞」でノミネートされた会社を避けたり、四季報で残業時間40時間を超える会社は受けないという方法も有効です。
ブラック企業の見つけ方はいろいろありますが、多く共通しているのは「残業の多い会社」です。
「毎日定時帰りの僕が残業の少ない会社の超具体的な見つけ方を実例で解説」でも、ブラック企業を見分けられることができるので、よりブラック企業を避けたい方はこちらを参考にしてみてください。
ブラック企業には共通した特徴がある。後はブラック企業の特徴に当てはまらない会社を見つけるだけ
ホワイト企業の特徴は色々ありますが、ブラック企業の特徴はある程度の共通性が発見できます。
ブラック企業の共通とした特徴を見極めることで、ブラック企業への就職を避けることができます。
ブラック企業の見極めには情報が必須です。
ブラック企業に当てはまる特徴は何のかとか、そもそもどうしてブラックな環境が生まれるのかをしっかりわかりさえすれば、ブラック企業に就職する確率をガクッと下げることができます。
ブラック企業で苦しまないためにも、事前にしっかりとふるいにかけるようにしましょう。
コメントを残す