親の介護という嘘の退職理由は良くない理由を徹底解説！

昨今では、日本特有の終身雇用という制度は存在感を消し、転職する方もめずらしくありませんよね。

転職・退職の理由は人によって様々です。

背景にはいろいろな理由や思惑がありますが、建前として、嘘の理由をつけて退職する方もいらっしゃいます。

しかし、嘘をつくのはしょうがないとは言えども、すこし気がひけるかもしれません。

今回は、親の介護とウソをついて退職する場合に絞って、それが良くない理由を３つと、退職理由を正直に告げるべき理由を解説します。

嘘で親の介護を退職理由にするのは良くない理由3選

親の介護を理由に退職しようとすると、引き留めに会う確率がとても高いです。

人手不足な会社や、あなたが良い人材であると、介護の時間を確保するため、勤務時間を短縮して働き続けるのはどうかと提案されるかもしれません。

これから介護に専念するとなると、お金が必要にも関わらず働くこともできないという状況になってしまいます。

不労所得や財産がたくさんあるなら話は別ですが、そうでない場合、勤務時間を短縮しつつも働き続けるのが一番良い方法だと思われます。

退職の本当の理由が介護でないとなると、断るのに少し苦労したり、丸め込まれて退職できないと困りますよね。

職場の環境が合わない、転職したいなど、今の仕事を辞めざるを得ない理由を言った方が退職しやすいかもしれません。

あなたが次にしたい仕事や、入りたい会社はどんな会社ですか？

もし、今の会社の方が出入りするような取引先の会社であったり、同じ業界の会社だと、面接の時点で情報の共有がされるかもしれません。

また、今の会社の方にたまたま会ってしまった時、つじつまを合わせるためにまた新しい嘘を重ねなければなりません。

そんな状況に出くわしたり、気まずくなるのが嫌だという方は、本当の理由を言って退職すべきです。

身内の不幸を理由にするのは、なんだか後ろめたさを感じてしまいませんか？

退職するためとは言え、親にも申し訳ない気持ちになる上、今の会社の心配してくださる方にも申し訳なくなってしまいます。

お見舞いや確認するなどと言って、家や病院に電話したり行くという話になると、またどんな嘘をつけば回避できるか考えあぐねなければなりません。

建前のために、うそをついて退職するというのは、あなたがきちんとした社会人であるが故の配慮とも考えられます。

しかし、わざわざ身内の不幸を理由に持ってくるのは、避けた方が無難です。

上記の理由から、嘘をついて親の介護を理由に退職するのは避けた方が良いと思われます。

では、退職理由を正直に言うのはどうでしょうか。

退職の際にうその理由をつけていると、話が噛み合わなくなったり、また嘘を重ねたりしなければなりません。

しかし、正直に本当の理由を言って退職を申し出ていれば、そんなことはありません。

本音と建前のある日本人ですから、本音の部分は言いにくいかもしれません。

しかし、建前で「それ本当？」と思う話をするより本音で話した方が、何人も辞める方を見てきた上司は嬉しいと感じるかもしれません。

実際、寿退社など本当の円満退社以外、退職を申し出てから退社まで気まずくなるのは、なかなか避けることができません。

いっそのこと本当の退職理由を言って、自分としても気楽に退社を迎えましょう。

親の介護という嘘の理由ではなく、正直に告げ退職しましょう。

親の介護を理由に退職するのがおすすめできないことは、お分かりいただけましたか？

ぜひ、できるだけ正直に退職の理由を会社に伝えて理解してもらえるようにしましょう。

もし本当に正直な理由は言えないという場合でも、身内の不幸は使わずに他の理由を見つけた方がベターです。

退職を申し出るのは、上司に認めてもらえるか不安かもしれませんが、絶対に辞めるという強い意志を持って勇気を出してくださいね！