大学4年生 残り16単位が望ましい理由、その対処法を解説!

大学3年生や4年生の方の心配事といえば、やはり卒業できるかどうかではないでしょうか。具体的には、単位が足りているか、卒業論文を書き上げられるかといったことだと思います。

そこで、大学4年生になる時点で、残りの授業単位数がいくつだと、理想的かについてお伝えしていきます。

また、その単位数にするため、4年生になるまでに何をすべきか、単位数が足りていない4年生は何をすべきかを解説します。

大学4年生で残り単位は16単位が望ましい

4年生になると、大学に通う日数は激減します。多くの学生は、週2日大学に行けば良い方ではないでしょうか。そのことを考えると、具体的には、4年生の前期後期合わせて16単位程度が望ましいと言えます。

後期は卒業論文に集中する必要があるので、前期でほとんど履修し終わることが理想です。

今回は、どうしてこんなに少なくすべきかについてお伝えします。

大学4年生で残り単位が16単位の人の過ごし方

大学4年生で残り単位が16単位の人の過ごし方1:就職活動

4年生になると、出席できないということが想像以上に多いです。

『絶対に内定が欲しい!』という企業の面接と、大学の授業、どちらを選びますか?

多くの人は、企業の面接ではないでしょうか。

就職活動は、その後の人生に大きく影響を与える選択です。夢や希望を、大学の単位ぐらいで逃してしまうのはもったいないです。妥協して就職活動をしてしまうと、『こんなはずじゃなかった。ほんとは違う仕事がしたかったのに。』と後悔することになりかねません。

就職活動をおおむね希望通り終えても、卒業できなければ、内定を泣く泣く捨てることになってしまいます。せっかく就職活動に注力しても、全て水の泡ですよね。

就職活動と学業のバランスを取ることが大切です。

全力で就職活動をするために、大学の単位は取っておくべきです。

大学4年生で残り単位が16単位の人の過ごし方2:卒業旅行

4年生は何かと旅行に行くことが多いです。

仕事を始めれば、思うように休みが取れません。友達と一緒に行こうと思ったらより予定を合わせにくくなります。また、旅行にかかる費用は、繁忙日に比べて平日の方が格段に安いです。

学割や、平日に旅行に行くことができるという、学生の特権を活用しようと思えば、4年生の期間は旅行に充てるのもひとつの選択肢だと思います。

他にも、『学生の時間がある時にしかできないこと』は山ほどあります。旅行に限らず、やりたいこと、やるべきことをするためにも、4年生のあいだの時間は、余裕を持って残しておきたいところです。

大学4年生で残り単位が16単位の人の過ごし方3:アルバイト

4年生は特に、 お金を稼ぐ必要があります。

旅行にお金がかかることはもちろんですが、就職活動にもお金がかかります。毎日、定期券外の電車に乗る交通費、説明会や選考の間や終わりに行くカフェ代など、出費が馬鹿になりません。

また、後輩を食事や遊びに連れて行くことも増えるので、お金は思っているよりかかると考えておいた方が無難です。

就職活動期でも、収入ゼロは辛いので、貯金がない方はアルバイトに使う時間も残しておきましょう。

大学4年生で残り単位を16単位にしておくメリット

なんといっても、単位取得のためにひとりで頑張らなくて良いことです。

もちろん、勉強において、1人で頑張ることは必要なので、正攻法とは言えないかも知れません。しかし、友達と協力すると、比較的楽に単位を取ることができます。

まず、出席するにしても、友達に会えると思うだけで、前向きに楽しく出席することができます。お互い欠席を牽制することにも繋がりますよね。もし止むを得ず欠席しても、ノートを見せてもらえる可能性があります。

また、レポートやテスト前は、やはり情報網が大切です。自分や自分の先輩に頼るだけでなく、友達、友達の先輩など、どんどん情報網を増やすことで、レポートやテストを乗り越えやすいです。

大学4年で単位を残り16単位にする方法

とにかく大学4年生は、時間がないということがお分かりいただけたでしょうか。

では、卒業単位数を確保するために、何をすれば良いかを具体的にお伝えします。

大学4年で単位を残り16単位にする方法1:残り単位を計算する

まず、ゴールと現在のギャップを確認することが大切です。

必要単位数が載っているものと成績表を手元に用意して、あと何単位必要かを計算してみましょう。総単位数が足りていても、必修科目が足りていないと卒業はできないので、注意してください。

大学4年で単位を残り16単位にする方法2:3年生までに、余裕を持って履修登録をする

4年生になるまでにできることと言えば、これにつきます。

4年生になって、単位取得の必要に迫られるまで、難しいかも知れませんが、せめて、取れる単位を落とさない、必修科目だけは何が何でも取っておくということを意識しましょう。

大学4年で単位を残り16単位にする方法3:テストだけ頑張る

出席しなくても単位が取れる授業はありますよね。もちろん欠席おすすめするということではありません。しかし、就職活動など、止むを得ず欠席することもあります。

テストだけでも点数を取っておけば、単位を取ることはできます。テスト期間中は勉強に集中すると決めて、単位を一気に取るという方法も視野に入れて履修登録をしましょう。

大学4年で単位を残り16単位にする方法4:資格取得で単位を取る

大学では、資格取得を奨励するため、資格を単位に変えることができる制度があります。単位認定制度と言います。

私の通っていた大学学部では、TOEICであれば、600点以上で4単位もらえました。学部によっては730点以上で8単位もらえるところもありました。これはかなり甘い方です。

興味がある方は、TOEIC公式サイトで検索できますので、一度調べてみて下さい。

他にも、簿記やFP、ITパスポートなども単位認定されることがあります。

この制度は、今持っている資格で単位をもらうことができたり、単位を取るために取得した資格が、就職活動で効いてきたり、一石二鳥です。志望業界に合った資格を取ることも、単位取得の方法として良い選択かもしれません。

各大学・学部により様々なので、詳しくは、大学でオリエンテーション時に配られる冊子で確認するか、学生支援課に行って確認してみて下さいね。

残りの単位はしっかり取って、後悔しない大学4年の生活を!

大学4年生の時点で、残り16単位程度が理想的である理由、そのために何をすべきかについてお伝えしました。

思い通りに単位を取ることが出来ていない方には、少々耳が痛い話だったかもしれません。

しかし、上記の方法を実践すれば、いくらでも挽回できます!

ぜひ参考にして、大学3年生以下の方は、しっかり準備して有意義な大学生活を送ってください。大学4年生の方はきちんと卒業しましょうね!

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