バイトを急に辞める理由が欲しい、学生さんへのアドバイス。
バイトを辞めたいけど、どうやって辞めたら良いかわからないと困っていませんか?
辞めたいと思う理由は人によって様々ですよね。
仕事がきつかったり、人間関係が上手くいかなかったり。
でも、それを正直に伝えるのはかなり勇気が要ります。
だから、辞めるのに理由を探してしまうのではないでしょうか。
実は、学生という立場を利用して、納得して辞めさせてもらえる理由があるんです。
私は大学生の時に居酒屋やコンビニなど、様々なバイトを経験しました。
どのバイト先もとても楽しかった、とは言えません。
そんなバイト先を辞める時に実践して上手くいった方法を、お伝えしていきたいと思います。
バイトを急に辞める理由で有効なもの
バイトを辞める理由として一番有効なのは、「勉強に専念したいから」という理由です。
学生は本来、学業を優先すべき存在です。
それを盾に訴えれば、否定する権利はバイト先の人にはありません。
「資格試験を受けることに決めたので、それに専念する」など、目標を付け足して話が出来れば、具体的で相手にも伝わりやすいです。
人によっては、「なんでそう決めたの?」など、突っ込んで聞いてくる人もいるでしょう。
その時のために適当な理由も考えておきましょう。
「本当にそう決めたの?」と疑ってきたり、
「あなたには無理でしょ」と否定してくる人には、私は出会ったことがありません。
もしそんな人がいても、専念すると決めた。と突き通すだけです。
いざ話そうとすると、嘘をつく罪悪感があるかもしれません。
しかしその罪悪感と、バイトをすることであなたが受けているストレスを比べてみてください。
少しの嘘で、そのバイトをきちんと辞められるのであれば、試す価値はあると思います。
バイトを急に辞める理由でNGなもの
一方、バイトを辞める時にやってはいけないのは、理由を伝えずにいきなり音信不通になること。いわゆるバックレです。
バックレをすると、どうなるのか考えてみましょう。
まず、バイト先に迷惑がかかります。
あなたの人数を含めてシフトを組んでいるところに穴が開いてしまうことで、その職場にいる人全員の負担が増えてしまいます。
すると、負担が増えたストレスはあなたに集中します。
「〇〇のやつ、連絡もせずに休んだのか」と、全員がそう思うことでしょう。
店長はあなたと連絡を取ろうとして、何度も連絡してくるはずです。
あなたも引くに引けなくて、バックレを突き通すしかなく、必死に無視をする。
あなたもバイト先の人も、ストレスしか感じません。
お互いに嫌な思いをすることになる、最悪な辞め方だと言えるでしょう。
この先の人生で、「何かを辞める」という経験を、必ずすることになります。
会社を辞める、付き合うのを辞める、など。
その時に、相手が辞めることを受け入れてくれて、お互いに気持ちよく離れられるように。
今、バイトという身軽な立場のうちに、きちんと「辞める」練習をしておきましょう。
バイトを急に辞める理由を、確実に伝える方法
さて、辞める理由を考えたら、最後に考えなければならないことがあります。
それは「誰に、いつ、どこで、どうやって」伝えるかです。
せっかく大切な話をするのに、それをちゃんと聞いてほしいですよね。
伝えるのにふさわしい状況を考えてみましょう。
まず、誰に伝えるか。
辞めることを、バイト先の友人や先輩に伝えるだけで済ますのはトラブルの元です。
その職場の責任者(店長)に伝えましょう。
いつ話をすれば良いか。
辞める話をするのに、忙しくなる前や、ピークの時間帯は避けましょう。
落ち着いた休憩時間や、閉店した後などが良いでしょう。
話をする場所ですが、他のスタッフがいる場所で急に話を始めるのは良くありません。
店長と二人になれる場所が偶然できれば良いのですが、上手くいくことは少ないです。
私のおすすめは、話があることをあらかじめ店長に伝えておくことです。
「店長、お話があるのですが、(休憩時間に・閉店後に)少しお時間よろしいでしょうか」
と伝えておきます。
すると店長も、あなたと話をする場所と時間を準備をしてくれることでしょう。
最後にどうやって伝えるか。
ラインやメールだけではなく、直接伝えることが大切です。
もう顔も見たくない、という気持ちもあるかもしれません。でも、店長に理解してもらうためには最も重要なポイントです。
最後の我慢だと思って、会って直接伝えましょう。
まとめ:バイトを急に辞める理由を用意して、ちゃんと伝えよう。
・学業を優先したい、という理由を用意する。
(具体的な目標も掲げると良い。)
・バックレはNG。
・辞めることを直接店長に伝える。伝える場所・タイミングを考える。
話をする状況を整えたら、あとは伝えるだけです。
あなたの将来のために、少しの間だけでいいので、勇気を出してほしいと思います。
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