バイトをばっくれてから、電話が親にかかるまで。
バイトが嫌になって、ばっくれてしまおうか…と考えたことはありませんか?
このままバイト先の人と会わずに終わりにしたい!と思う人もいるでしょう。
しかしそのままばっくれていると、バイト先から親に電話がかかってしまうことがあるんです。
私は大学時代に居酒屋で4年間働いていました。
長くバイトしている中で、ばっくれてしまう学生を何人か見ました。
その時のことを思い出しながら、ばっくれた時にお店で何が起きていくのか、どのような流れで親に電話が行くのかを教えていきたいと思います。
バイトをばっくれて電話が親に行くまで ①音信不通で不安にさせる
シフトが入っているのに、本人がその時間に来ないとします。
その場合お店側としてはまず、本人に確認の電話をします。
入りの時間を忘れてしまっているだけならまだしも、本人が事故や事件に巻き込まれているかもしれないと不安に思って電話をかけます。
何度かけても繋がらなかった場合、不安は一層増します。
そして緊急連絡先の親の番号に連絡をすることになります。
あなたが未成年であれば、履歴書に親の連絡先を書くように求められるはずです。
成人でも、緊急時の連絡先として、実家や親の携帯など何らかの連絡先を書くように言われることが多いです。
私の居酒屋の社員さんは、新しく雇ったバイトには未成年かどうかは問わず、必ず連絡先を書かせていました。ばっくれが多いので、連絡先は書けるだけ書くように入った時点で対策をしているそうです。
バイトをばっくれて電話が親に行くまで ②あなたの穴埋めをする
さて、あなたが入るはずだった時間が始まります。
あなたがするはずだった仕事を、その時間にいるスタッフが穴埋めすることになります。
居酒屋で例えると、1人分の戦力が突然いなくなった時の不安はとても大きなものです。
私はフロア担当でした。注文を聞く、料理やドリンクをテーブルまで運ぶ、空いた席の片づけるなど、忙しい時は人手はいくらあっても足りません。
すると、その場にいるスタッフは「あの人がばっくれたから…」と少なからず敵意を感じることになります。
体調が悪くて休みます、とあらかじめ連絡を入れておいた場合の休みと、
ばっくれて連絡がつかない場合の休みとでは、
あなたに対する心象は全く違った意味を持ちます。
ばっくれて知らんぷりをしている間に、お店ではあなたへの敵意が確実に生まれていることを覚えておいてください。
バイトをばっくれて電話が親に行くまでの流れ ③親へ電話をかける
忙しい時間帯をなんとか乗り越えて、落ち着いた後、
社員は再びあなたに連絡を取ろうと電話をかけるでしょう。
なぜ何度も電話をかけるのでしょうか?
それは、あなたが今後どうするのかを聞きたいからです。
バイトを続ける意思があるのかどうか。
ある場合はシフトを入れて良いのか。
辞めたいのであれば給料の支払いや制服の返却などの話をしなくてはなりません。
それでもあなたと連絡が取れない場合、いよいよ親に電話をすることになるでしょう。
しかし、親と話して、そのままバイトが終わりになることは少ないように思います。
私の居酒屋では、社員は親へばっくれの現状を報告した後、本人からお店へ電話するよう促していました。
あくまでも本人とちゃんと話をしたい、という思いがあったのでしょう。
バイトに関して嫌なことがあれば報告してほしいし、相談に乗ると話していたと知り、
この社員はバイトのことを大切にしてくれていると関心したのを覚えています。
バイトをどう扱うかはお店によって異なると思います。
しかし、せっかく働き始めたバイトがすぐにいなくなってしまうのはお店にとってマイナスです。
人手が欲しいと思い、募集を出して、あなたのために面接の時間を割いたのですから。
親に辞めるように代わりに言ってもらおう、と考えている人もいるかと思いますが、それは甘いと私は思います。
雇う側と雇われる側が契約してバイトを始めたのであれば、その関係をきちんと終わりにするのも本人自身が行うべきです。
まとめ:バイトをばっくれて電話が親にかかる前に自分で解決するべき。
あなたがバイトをばっくれた後、どのようなことが起きるか。
あなたのお店に置き換えて、少しでもリアルに感じてもらえたでしょうか。
そもそも、あなたの親に電話がかかってほしくないのはなぜでしょうか?
それは親に迷惑をかけたくないからでしょう。
また、親に知られたくないお店だったり、そもそもバイトしていることを親に知られたくないという場合もあるかと思います。
それならなおさら、親を巻き込む前に、自分から一言辞めますと言ってしまった方が後々楽ではないでしょうか。
ばっくれたい気持ちにけじめをつけて、あなたから解決できるよう応援しています。
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