インターンの履歴書の写真は私服でもOK?
インターンに初めて参加する学生の皆さん。
履歴書の写真を用意するとき、エントリーするわけじゃないし…と、
気軽に私服で写真を撮りにいこうとしていませんか?
実はその写真で相手に悪い印象を与えてしまうかもしれません。
私は大学3年生の時に飲食業の会社へインターンに参加しました。
その時の履歴書の写真は、私服ではありませんでしたが
いざインターンに参加した後に「私服で撮らなくてよかった!」と焦った経験をしました。
写真は私服ではない方が良い理由をお伝えしていきます。
インターンの写真が私服だと、見た目で判断されてしまう
インターンに参加しようとしている学生の皆さんの中には、
「友達も参加してるし、とりあえず参加してみた方が良いのかな」と、
気軽な感覚で決めた方も多いのではないでしょうか。
しかし、学生を受け入れる企業側はどう思っているかというと、
「学生に仕事を経験してもらいたい」が建前で、
「良い人材がいれば名前を控えておこう」が本音だと私は思います。
インターンに参加する人材を見極めようとしているところに、
私服の写真の貼ってある履歴書が目に入ってきたら、どう思うでしょうか。
この人はとりあえず受けに来たんだな、と一線引かれてしまいます。
その時点で、人材の選考から外されてしまう可能性があるのです。
インターンに参加してみて、とても良い会社だったのでエントリーしたいと思ったが、
肝心の企業はそのつもりで自分のことを見てくれていないとしたら。
せっかく参加するインターンが無駄になってしまうと思いませんか?
私服のせいで会う前からマイナスのイメージを持たれてしまわないように、
写真の服装には注意しましょう。
インターンの写真が私服だと、誠意が伝えられない
では、私服ではなくどのような服装が好ましいのか。
そればもちろん、スーツが良いでしょう。
スーツの色は黒で、ストライプなどの柄が入っていないものが基本です。
ジャケットを持っていない場合は、白のシャツでも可能です。
そしてスーツを着ただけではなく、身だしなみも整えましょう。
髪型は、顔全体が見えるように整えて清潔感を出します。前髪が目にかからないように注意しましょう。
髪色は黒が望ましいですが、例えばアパレルなど、業界によっては暗めの茶でも問題ない場合もあります。
女性は最低限のメイクをします。スッピンや、濃すぎるメイクはNGです。
ピアスやネックレスなどのアクセサリー類も外します。
男性はネクタイを付けます。色は問いませんが、奇抜な色や柄は避けましょう。
髭も剃りましょう。
私は駅やショッピングモールに設置してある証明写真機を使いました。
顔色が明るくなる補正が200円の追加料金で付けられたので、奮発した結果とても綺麗な仕上がりでした。それを使ってみるのも良いかと思います。
なぜスーツで、身支度を整えるのでしょうか。
それは、相手の企業に「社会人の見習いとして働く意思」があることをアピールをするためです。
私がインターンに参加した時の話です。
居酒屋のチェーン店を全国に展開している企業のインターンに参加しました。
そのインターンは、就職活動中の学生と、学生採用をしたい企業を結び付けるために宴会をセッティングする、という目的のもとに始まりました。
私達学生に企業の方も3名加わり、企画書作り、周知活動、会社へのアポ取りのやり方など様々なことを教えていただきました。
インターン開始から2週間後に宴会を実行しなければならず、準備はとても大変でした。
その企業の3名も、ほぼ私達に付きっきりで指導していました。
宴会はなんとか無事に終えることができました。
終わった時に思ったのは、わざわざ学生のために時間と人員を割いて、色々なことを教えてくれて、本当に貴重な体験だったということです。
私服の写真で履歴書を送っていたら、どんな風に思われていただろう。
こんなに真剣に向き合ってくれなかったのではないか。と考えたことを思い出しました。
学生が誠意を見せて、それに企業も応じてインターンが始まる。
その一歩として、自分の写真をスーツ姿で相手に見せることはとても重要であると思います。
まとめ:インターンの写真は私服でない方が良い。
人は他人を外見のほとんどから判断する生き物と言われています。
履歴書の写真ひとつで、インターン中のあなたへの対応が変わってしまうことだってあるのです。
せっかく参加するインターンです。
自分にとっても、受け入れる企業にとっても良いスタートを切るために、
履歴書の写真をスーツで撮ることから始めましょう。
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