「日大はやめとけ」と言われるけど本当!?大学の特徴と評判を解説! 

世間を騒がせた日大アメリカンフットボール部のニュースがまだ記憶に新しいですよね。そのニュースの影響もあり「大学進学で日大はやめとけ」という声も聞こえてきます。大学受験を控えている人は「日大を志望校にしようと思っていたけれど、どうしようかな…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そこで、日大受験を考えている人に向けて「日大はやめとけ」と言われる理由と自分がどうすべきかについて解説します。

「日大はやめとけ」と言われるけど本当!?大学の特徴と評判を解説! 

「日大はやめとけ」と言われる理由と自分がどうすべきかを説明していきます。

「やめとけ」と言われるのは本当!?日大の特徴

通称「日大」と呼ばれる大学の正式名称は「日本大学」で、東京都千代田区に本部を置く私立の大学です。1889年(明治22年)に創立された日本法律学校が前身となった歴史ある大学です。前身の大学の名称に「法律学校」とあるように法学部から始まった大学です。

一例ですが、卒業生には以下のような著名人がいます。他にもご紹介しきれなかった著名人を多数輩出している大学です。

○俳優

佐藤 隆太さん

船越 英一郎さん

○気象予報士

木原 実さん

○お笑い芸人

関根 勤さん

ホリさん

○タレント

テリー伊藤さん

○小説家

林 真理子さん 

吉本 ばななさん

学生の多さも有名で2017年の全国学生数ランキングでは在籍数6万7933人で堂々の1位にも輝きました。学部は2019年時点で16学部87学科もあり、多くの学問を学ぶことができる大学でもあります。

偏差値は学部により差がありますが、平均49程度で偏差値の近い大学でまとめて「日東駒専」とも呼ばれているグループに所属しています。

(日:日本大学、東:東洋大学、駒:駒澤大学、専:専修大学)

私自身、日大にオープンキャンパスで見学に行った際に感じた特徴の一つとして「学部ごとにキャンパスが分かれてる」ということが挙げられます。多くの大学は、大きなキャンパス内に複数の学部が入り混じっている傾向にあります。しかし、日大では学部ごとにキャンパスが分かれているので面白いと感じました。

「やめとけ」と言われるのは本当!?日大の評判

そんな日大ですが、冒頭でも述べた通り日大のアメリカンフットボール部の悪質タックル事件をきっかけに悪い評判が立ってしまっているのも事実です。

背景の一つとして、記者会見の場面で学校側から学生を切り捨てたかのような意見が見え隠れしたと受け取られたためです。

その記者会見を見て、不安を覚えた保護者や進学を控えている学生が少なくないようです。

また、就職活動時に本件のニュースについて「日大生としてどう考えるか?」という質問や面接時に本件について苦しい質問を投げかけた会社もあったそうです。そのため、「就活に不利になるのでは」という噂も立っています。

確かに世間からこの事件でマイナスのイメージを持つ人もいますが、日大は日本屈指のマンモス校で多数の学生を抱えている大学です。また、長い歴史を持っている大学というのは周知の事実です。この一件だけで、崩れる程日大の歴史は浅くはないのです。

今までも様々な大学で世間を騒がせたニュースがありました。しかし、それらの大学は今でも多くの受験生が志願している大学となっています。

また、日大で就活が不利になるという話もありますが、企業担当者が見るのは基本的に就活生個人の人柄や能力です。話題になっているため、「事件についてどう思う?」と聞かれることもありますが、これは逆手に取ってしまいましょう!

会社に勤めている中で正念場となる時期もあります。世間で噂となるときがくるかもしれません。そんなとき、「逆境を乗り越えられる」「意地悪な質問にも笑顔で返せる」というのは最強の武器です。

実際に機転のきいた回答をしたことで、気に入られ採用された学生もいます。「学校に悪いイメージがついてしまった」としても、それを払拭したり逆手に取ってプラスとなったことを語れるかはあなた次第なのです。

また、日大はマンモス校であり歴史が長いだけあり、日大出身者で企業の社長となっている人やキーマンとなっている人も多くいます。そのため、自分が日大で頑張ってきたことを語ることで母校での後輩の姿を評価されることもあります。

したがって、一概に「日大はやめたほうがいい」とはなりません。要は自分次第なのです。

ただし、周りから良からぬことを言ってくる人もいる可能性があるため、その覚悟は必要な点に注意してください。

大学生活は自分次第!日大 やめとけとは限らない!?

日大は多くの著名人を輩出している歴史のある大学です。

世間を騒がせた事件もありましたが、日大ならではの魅力もあります。メディアで取りざたされた一面だけを見て判断せず、自分で情報を収集して進学先を決めてください。

今後入った大学で、将来いつどのような事件が生じるかは分かりません。「どこに行ったか」ではなく「そこで何をするか、どんな人間になっていくか」が大事なのです。自分の所属に対するイメージではなく、自分自身を評価してもらえるような人格を備えていってください。

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