内定辞退が手紙だけなのは絶対にNG!訴訟問題に発展する可能性もあり

「内定辞退は手紙だけでもいい」と思っていませんか?

確かに内定辞退が手紙だけなどルールが決まっていないのはその通りですが、実は内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメなんです!

今回は内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由が気になる方に向けて、内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由を解説します。

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由1:マナー的にNG

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由の一つ目は「マナーの側面から見てNG」ということです。

内定というのは以下のような流れで出ます。

  1. あなたが志望する企業に対してエントリーシートや履歴書を出す
  2. 企業が選考などを通してあなたを含めた就活生に内定を出す
  3. あなたがその内定に対して承諾書を書く

この流れを見ればわかる通り、あなたがエントリーシートや履歴書を出していることが発端で企業はあなたに内定を出している訳です。

最初から内定を辞退するのであればエントリーシートや履歴書は出さないでほしいと考えるのが企業側の心情でしょう。

それなのに手紙だけで済ませてしまっては、企業側に失礼であるということは明らかなことです。

そのため内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメなのです。

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由2:法律的にNGとなる場合もある

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由の二つ目は「法律的にNGとなる場合がある」ということです。

もう一度、内定が出る流れを確認しましょう。

  1. あなたが志望する企業に対してエントリーシートや履歴書を出す
  2. 企業が選考などを通してあなたを含めた就活生に内定を出す
  3. あなたがその内定に対して承諾書を書く

そう、内定に対してあなたは承諾書を書いているのです。この承諾書というのは「そちらの企業に絶対に入社する約束をします」という取り交わし文書です。

内定辞退という行為は、その約束を破るということなのです。

そのため確実に企業側の意思を確認しなければならず、手紙で一方的に「内定を辞退します」ということだけを伝えて終わってしまい、次年度で別の企業で働いているという状況になってしまっては訴訟問題になりかねません。

なぜなら内定を出すに至るまで企業は就活生一人一人に対して人的資源やコストをかけているからです。

実際に内定辞退をした就活生に対して企業側が訴訟を起こしたということがニュースにもなりました。

そのようなことにならないように企業との間で確実に内定辞退を承諾してもらうというやりとりをしなくてはいけません。

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由3:電話か訪問をしなければならない

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメな理由の三つ目は、「電話か訪問で内定辞退をしなければならないから」ということです。

先ほど、企業との間で確実に内定辞退を承諾してもらうというやりとりをしなくてはいけないと述べました。

つまり企業と就活生の間で、

「内定を辞退させてください」

「わかりました。内定辞退を承諾します」

といったやりとりがなければいけないのです。

このやりとりは手紙ではできません。

電話で採用担当などの社員と直接話をするか、直接内定辞退訪問などで話をするしか手段としてはないのです。

ちなみに内定辞退の電話をする際の手順を確認しておきましょう。

  1. 内定辞退のアポイントメントを取るために電話をかける
  2. 担当社員に電話を取り次いでもらう
  3. 最初にしっかりと謝罪をする
  4. 謝罪が済んだら内定辞退の理由を述べる
  5. 社員側の話を最後まで聞く
  6. 内定辞退訪問をするアポイントメントを取る
  7. 謝罪をして電話を切る

上記の流れで内定辞退訪問の電話から内定辞退訪問のアポイントメントまでをスムーズに行うことができます。

基本的に内定辞退をする場合には就活生がその責任を負っていると考えましょう。

そういう意味でも手紙で内定辞退依頼を終わらせようと考えずにきっちり内定辞退先の企業に承諾されるまで内定辞退をするようにしましょう。

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメ!電話か訪問で相手がたの承諾を受けよう!

内定辞退が手紙だけなのは絶対にダメだということが分かりました。

マナー的にも手紙だけはNGですし、もしかすると訴訟問題となる可能性もあります。

そのため電話か訪問で内定先企業の承諾を受けるようにしましょう!

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