内定辞退を電話承諾後にすべきことをプロが徹底解説！

「内定辞退を電話で承諾してもらった後には特にすべきことはない」と思っていませんか？

確かに内定辞退を電話で承諾してもらった後にすべきルールなどはないのはその通りですが、実は内定辞退を電話で承諾してもらった後にすべきことがあるんです！

今回は内定辞退を電話で承諾してもらった後にすべきことが気になる方に向けて、内定辞退を電話で承諾してもらった後にすべきことを解説します。

内定辞退を電話で承諾後にすべきこと１：必要がなくても訪問をする

内定辞退を電話で承諾してもらった後にすべきことの一つ目は「内定辞退の際の電話の中で内定辞退訪問を求められていなくても訪問をする」ということです。

多くの就活生・転職者にとって内定辞退訪問ほどしたくないことはないはずです。なぜならせっかく内定を出してくれた企業の内定を断るからです。

しかし最後まで誠意を持ってその企業に礼儀を尽くすべきだというのが一つのマナーです。

企業の中には、内定辞退者に対して内定辞退訪問を求めていないというところもあります。

しかしあえてそのような企業であっても電話承諾後に一度訪れて、対応してくれた社員や面接してくれた社員に対して面と向かって謝罪をするということは大切です。

またそのような時には菓子折りなども持参していくとより誠意が伝わっていいでしょう。

確かに内定を辞退することでその企業とはもう関わりがなくなってしまいます。しかし一度はあなたを認めてくれて、内定をくれた企業なのです。

そのような企業に対して礼節を持って対応することで、自分にとってもその企業とケジメをつけるきっかけにすることができるでしょう。

内定辞退を電話で承諾してもらった後にすべきことの二つ目は、内定辞退の謝罪文を送るということです。

電話ではおそらく誠心誠意を込めて謝罪をしたことでしょうが、その謝罪が届いているのは電話の受け手の社員だけです。

しかしおそらく内定が出るまでに何度かの面接やもしかすると社長との面談があった人もいたかもしれません。

そのように内定が出るまでの過程でお世話になった人たちに対してもしっかりと誠心誠意謝罪の気持ちを届けるべきなのです。

そんな時に有効なのが手書きの内定辞退の謝罪文です。

以下に謝罪文の例文を載せておきますので参考にしてください。

先日は内定をくださり、誠にありがとうございました。また内定に至るまでの面接等選考をお世話になりありがとうございました。

先日、電話でお話をさせていただきました通り、いただきました内定を辞退させていただかなくてはなりません。

最後まで悩み、家族や友人らと相談をしましたが、私自身が貴社に貢献する適性を持ち得ていないと判断をした結果です。

このような結果になってしまい、誠に申し訳ありませんでした。

貴社のますますのご発展を心からお祈り申し上げます。

内定辞退を電話で承諾してもらった後にすべきことの三つ目は、次に向かって動き出しを始めるということです。

内定辞退の電話をして、内定辞退訪問や内定辞退の謝罪文などを送り自分なりにケジメをつけることができたら、いつまでの内定辞退のことを引きずらずに就職活動をするなら就職活動を、転職活動をするなら転職活動を、すでに内定先が他にあるのであればその企業で必要な能力の研鑽などを始めましょう。

とにかく空白期間などを作ってしまうと内定辞退をしたことが本当に良かったのかと不安になってしまったり、後悔の念が生まれてしまったりします。

そのようになってしまうとますます内定を辞退したことに対して自信を持てなくなってしまいますので、とにかく次の動き出しを積極的にしていくことが大切です。

もうすでに内定辞退のケジメが付いているので気にすることはありません。

例えばもやもやとする時間があるならその時間に読書をしたり勉強をしたり、他の転職・就職活動の時間などに充てて行きましょう。

一番もったいないのは内定辞退のことをもやもやといつまでも考えていることです。そのようなことがないようにしましょうね。