卒論を100倍上手く書ける構成を専門家が解説!

「卒論の構成が作れない…」と思っていませんか?

確かに卒論の構成作りが大変なのはその通りですが、実は卒論を100倍上手く書ける構成の作り方があるんです!

今回は卒論が上手く書ける構成の作り方が気になる方に向けて、卒論が上手く書ける構成の作り方を解説します。

卒論が上手く書ける構成の作り方1:卒論の題名を決定

卒論を上手く書くための構成の作り方として最初に紹介するのが、卒論の題名・表題を決めるということです。

卒論を書くことが決まった際にはまず卒論の題名を決めていきましょう。この卒論の題名には「この卒論ではどのようなことを研究していくのか、どのようなことが知りたいのか」という要点が全て詰まったものにしなければいけません。

このタイトルを主軸にその後の研究を進めるため、まずはこの卒論の題名作りに全力をかけましょう。

またポイントとしては抽象的な題名にしないということが挙げられます。抽象的なタイトルにしてしまうと、自分自身が卒論を研究していく上でどのようなことを希求していくのかがわからなくなってしまうだけでなく、読み手にも伝わりづらい卒論になってしまいます。

そのような事態を避けるためにも、かなり具体的に焦点を絞った卒論の題名を設定してください。

卒論が上手く書ける構成の作り方2:卒論の目次を作る

卒論を上手く書くための構成の作り方として次に紹介するのが、目次の設定です。

この目次はただのおまけなどではなく、卒論の構成作りにとってかなり大切なものです。

なぜならここの目次が卒論の進路方向を決めていく骨組みとなるからです。

この目次を決めずに、本文を書き終わってから章ごとの見出しを集めてきて目次を作成するという学生もいますがお勧めできません。

この目次をしっかりと作っておくことで、それ以降、本文を書いていく際にも「このようなことを書けばいいのか」「これは次項で書くからこの項では書いてはいけない」といったように本文を書き進めていく上での指針にもなりますし、内容が重複しないというメリットがあります。

卒論を書き出す際にある程度、構成については決めて取りかかるとは思いますが、「ある程度決める」ではなく、目次を卒論の構成の決定版だと考えて、かなり慎重に決めていくことにしましょう。

卒論が上手く書ける構成の作り方3:本文を4部構成で作る

卒論を上手く書くための構成の作り方として次に紹介するのが、本文の書き出しです。

基本的には本文は4部構成となります。その4部とは、「はじめに」、「事実調査」、「自身の考察」、「まとめ」というものです。

「はじめに」では自分がその研究をすることに決めたバックグラウンドや、その研究の有益性、問題提起などをしっかりと行いましょう。

また「事実調査」については、自分がフィールドワークや市場調査などを行なって得た情報や先行研究などを読んで得た知識などについてまとめるようにします。

そして「自身の考察」では、「はじめに」で提起した問題などに対して「事実調査」で扱った情報を元に考察を進めていきます。

そして最後に「まとめ」を書きます。この「まとめ」では「はじめに」で書いた問題提起の答えが書かれている部分だと考えてください。

このように卒論を大きく4つに分け、中に中見出し、小見出しなどを挟んでいくことで、非常に明快に卒論で書くべきことが明らかになってきます。

卒論が上手く書ける構成の作り方4:あえて「まとめ」を最初に書く

卒論を上手く書くための構成の作り方として最後に紹介するのが、あえて「まとめ」を卒論制作の最初にするということです。

「まとめ」といえば卒論の最後に書くものだと考えられるかもしれません。しかしそうではありません。「まとめ」とは「はじめに」で出した問題提起の答えを書く場所です。そして卒論を書き出す段階で「まとめ」に書くべき答えはすでに出ているはずなのです。

すでに得ている答えを元に考察や事実調査については、その「まとめ」に収斂していくための根拠として書くというイメージを持ってください。

最初に「まとめ」を書いておくことで、卒論のゴールが見え、それに対して無駄のない文章を書くことができます。

卒論の構成は「まとめ」を最初に書き出そう!

卒論の構成では上記の4点を意識して書いていくことで、途中でつまずいたり、字数が足りないということは大幅になくなるでしょう。

ポイントは「まとめ」でしっかりとゴールを設定しておき、それに必要な情報や考察について説得力を持って文章にするということです。

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