あなたは、本屋さんでアルバイトをしたことがありますか?
『本屋のバイトってラクそう!』と思う方は多いのではないでしょうか。確かに、室内で重労働とはいえなさそうな仕事だし、匂いがついたり汚れることもありません。
しかし、本屋さんで実際アルバイトをしている人からすると、『意外ときつい!』『イメージと違った!辞めたい!』と思うこともしばしば。具体的にどんなところがきついと感じるのでしょうか。
今回は、本屋さんのアルバイトについて気になる方、辞めようと思っている方に、「本屋バイトはおすすめか」を解説します。
本屋バイトがきつい・辞めたいと思う理由3選!
【本屋バイトがきつい・辞めたいと思う理由】本屋バイトは、常に手を動かすからきつい!
本屋さんのアルバイトは、基本レジで立っているだけに見えるかもしれません。しかし、お客さんが居ない時は、ひたすらブックカバーを折ったり、付録をつけたり、何かと細かい作業があり、じっとしていることがありません。また、本屋さんは他の業種に比べ、アナログな傾向が強いため、ポップを手書きで作ることも多いです。
【本屋バイトがきつい・辞めたいと思う理由】本屋バイトは、重いものを運ぶからきつい!
紙って想像以上に重いです。本は紙のかたまり。それが何冊も入った段ボールを一日にいくつも運びます。
また、商品の入れ替わりが激しいため、ほぼ毎日商品棚の陳列が変更されます。つまり、ほぼ毎日、新しい本を出して、古い本の位置を変える作業があり、人によっては腰を痛める方も居ます。
【本屋バイトがきつい・辞めたいと思う理由】本屋バイトは、稼げないから辞めたい!
他のお店に比べ、営業時間が短い傾向があります。例えば、コンビニだと24時間営業、飲食店だと23時ごろ閉店が多いでしょうか。それに比べて、たいていの本屋さんは、20時くらいで閉店してしまいます。そのため学生さんにとっては、勤務時間を長くすることは困難です。
また、時給は最低賃金であることが多いです。
そのため、本屋バイトは稼ぐことができません。
本屋バイトがきつい・辞めたいと思った時に考えること
本屋に限らず、たいていのアルバイトってラクなものではありませんよね。多くの人が、つらい・しんどいと感じながらアルバイトをしています。しかし、そんな時に、一度立ち止まって考えてみてほしいことがあります。
【本屋バイトがきつい・辞めたいと思う理由】辞められない!本屋バイトのメリット
本は、どこで買っても同じ値段、割引にならない商品ですよね。しかし、本屋でアルバイトしている人は社員割引で10%〜20%割引で買うことができます。本好きには堪らない特典です。特に、マンガや雑誌など、毎週・毎月買う方にとっては、なかなか良い節約方法だと思います。
きつい?辞めたい?本屋バイトに向いている人とは
本屋の仕事内容は、一度覚えてしまうと同じことの繰り返しです。複雑な仕事はない上、仕事の進め方や、やることが変わることはほとんどありません。主婦の方や、新しいことを覚えるのが苦手な方にとっては、良い仕事と言えるかもしれません。
そのため、合う人には合うので、長く働き続ける人が多いことも事実です。メンバーは入れ替わりがあまりありません。雰囲気がいい職場では、安心して働き続けられる可能性が高いです。反対に、雰囲気や人間関係がギクシャクしている職場だと、それが変わることがあまり考えられないので、長く働き続けるのは大変でしょう。
また、辞める人が少ないため、本屋バイトは求人が少ないです。もし今の職場の人間関係にだけ不満があり、次も本屋で働きたいなら、今の職場で働きながら次を探してみましょう。
本屋バイトがきつい・辞めたいと思った時にすべきこと
辞めると決めたら、最低1ヶ月前に申し出ましょう。これは、どのアルバイトでも同じですよね。シフトの調整や、次のアルバイト募集に関わってくるため、事前の申請が必要です。
しかし、辞めると言ってしまうと、引き止められたり、人間関係に多少なりとも影響が出てきたりします。この期間をあえて長く取る必要はないので、心の中で退職を決めたとしても、申請は、最低限の1ヶ月前がベストでしょう。
退職の理由は、正直に伝えると良いです。ほかにやりたいことが出来た等、正直に言って構いません。しかし、周りの人や本人のやる気次第でどうにか出来る理由だと、引き止められてズルズル辞められないことも考えられます。ぜひ相手が納得する理由を伝えましょう。
次も本屋で働きたいのであれば、求人が少ないので、募集をこまめにチェックすることを心がけてくださいね。
今回は、本屋バイトがきつい・辞めたい理由や、おすすめできるかについてお伝えしましたが、いかがでしょうか。
本屋バイトには、きつい・辞めたいと思う大変なことも多い反面、本好きや極力新しいことを覚えたくないという人には、とてもメリットのある仕事です。
続けるも良し、辞めるも良し。ぜひご参考になさって下さいね。
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