みなさんは普段、どんな思いで大学生活を過ごしているでしょうか。
志望大学に入り、大学生活を謳歌している、今後の目標や達成の手段も明確になってきている、というのであれば、文句なしです!
しかし、実際すべて上手くいっている方は少ないと思います。
私自身も、大学生の頃は毎日それなりに楽しいと思いながらも、「このままでいいのか。本当にやりたいこと・やるべきことってなんだろう。」と考える中で、大学中退や休学が頭をよぎることがありました。
そこで、今回は大学を辞めたい4年生に向けて、
大学を辞めた場合の選択肢や、すべきことについてお伝えします。
大学を辞めたい4年生の選択肢
大学生活に不安を感じ、進路に迷っているということではないでしょうか。
それだけ、感じ、考え、動こうとしていることは、本当に素晴らしいので、自信を持ってくださいね。
大学を辞めたい4年生の選択肢1:念願だったことに時間を充てる
大学を中退もしくは退学し、自分のやりたいことに時間を使うという選択です。
時間的制約が外れるため、学業と両立できないことや、方向性が全く違うことにも全力投球できます。
中退ではなく休学を選んでおくのも、選択肢の1つだと思います。
チャレンジすることは、ワクワクが半分、不安も半分ですよね。
追い込まれた状況では、心配事が多く存分に力を発揮できません。
やってみてこれで行くと決心できれば、辞めれば良いですし、ダメだと思ったら戻れば良いんです。
また、学生の身分は、失うと戻せない特権なので、一旦置いておくことも視野に入れてみてください。
大学を辞めたい4年生の選択肢2:就職活動
『やりたいことをやる』内のひとつですが、特記しておきます。
やりたいことが学業や趣味の延長ではなく、企業に就職することであるという方もいらっしゃいますよね。
また、大学生活が退屈でありやる気がないという方もいるかもしれません。
就職活動において、学歴は全く関係がないという企業に就職するなら、大学を辞め働いても良いと思います。
しかし、日本では現在のところ、就職に学歴を考慮しない企業は、ゼロに限りなく近いです。
同じ仕事をしていても、大卒かそうでないかで給料が変わってしまいます。
その環境を受け入れることができるかを踏まえて、覚悟があるかご自身で考えてみてください。
大学を辞めたい4年生の選択肢3:再受験・編入
今の大学や学習内容、環境に満足していない方は、他大学の再受験や編入をするという選択を考えていると思います。
編入生は珍しい存在であるため、先生や学生など周りに根掘り葉掘り聞かれる上、すでに出来ているコミュニティに後から入っていくため、友達が出来辛いです。
そんな中でも周りを気にせず、目的達成に邁進するには信念が必要です。どんなゴールに辿り着くために今ここにいるのか、何をすべきかを常に意識することが大切です。
本当に今の大学では達成できない・達成しづらいことかをもう一度熟考してみることをおすすめします。
今自分のできることは、すでに精一杯しているかがひとつの基準だと思います。
環境のせいにしているだけなら、今の大学で頑張ってみる価値がありますよ。
大学を辞めたい4年生の選択肢4:卒業
色々な思いを抱え考えた上で、やはり卒業することが一番良い選択だという答えになり、卒業することもあると思います。
また、考えることが面倒になってしまったり、周りの反対に流されたり、チャレンジするのがこわかったりといった消極的な理由で、大学を卒業するという選択もあります。
どんな理由や結果であっても、考えたという経験は、きっと自分の糧になりその後の人生を後押ししてくれる信念になります。
大学を辞めたい4年生の就職先
みなさんの最終的なゴールは、自立することではないでしょうか。
経済的・精神的に自立するためには、仕事をする必要があります。
まず、経済的な自立についてですが、企業就職を考えている場合、大卒と高卒の収入の差は先ほど述べたとおりです。
これから何十年と仕事をすることを考えれば、大卒というだけで得られるメリットは大きいです。
次に、精神的な自立についてです。
周りの方に大卒が多いか高卒が多いかという環境は、自分の人生の選択に大きな影響を与えることでしょう。
これからどんな目的に辿り着きたいか、ロールモデルにすべき人がどんなところに居るかといったことを踏まえて、自分の周囲の環境をきちんと選ぶことが、今後のあなたに精神的な安心をもたらすでしょう。
また、会社外の周囲の方々ですが、良くも悪くも『おせっかい』です。
心配の裏返しとして、あなたが変わろうとすることに反対する人が多いかもしれません。
反対に対してあなたがどんな選択をするか決めることが、精神的な自立につながります。
今後仕事をしていく中で、この経験が役に立つはずです。
大学を辞めたい4年生に立ちはだかる壁
大学を辞めるとなれば、周りの方(特に親)を説得することが必要です。
親に学費を出してもらっているのであれば、なおさらです。
周りに理解してもらうには、どうしてやりたいかという理由、その結果得られるであろうもの・達成したい目的、それにかける情熱の3点が必要です。
これらについて深く考えることは、周りを説得するためだけでなく、自分の気持ちや考えを整理するためにも必要なので、じっくり考えてみましょう。
また、大学4年生だからこそ立ちはだかる壁があります。
それは、既に決まっている内定や、今まで3年間頑張ってきた経験を捨てなければならないということです。
そのため、周囲からの反対も大きいことだと思います。越えられないのであれば、卒業してからチャレンジするか、休学してチャレンジすることをおすすめします。
しかし、この壁を乗り越えることで、逆に簡単には諦めない覚悟がしっかりできるはずです。
大学を辞めたい4年生が考えること
今、大学を辞めたいと思っているあなたが考えるべきことは、目的、それだけです。
現在地に関わらず、自分が最終的にどういう人間になりたいか、ゴールが見えているのであれば、最短距離でいく方が良いです。
もちろん、遠回りしても、すべてがあなたの経験になるので、無駄な時間とは全く思いません。
ただ、若い内に動けば出来ることも、年齢や体調、周囲の人間関係・しがらみを理由に、出来なくなることもあります。
大学を辞めたい4年生へ
他にやりたいことが見つからないなら、とりあえずでも大学を卒業するのが最善の選択になるでしょう。
しかし、やりたいことがあるなら、チャレンジするべきです。
死ぬときに後悔することは、『やらなかったこと』だそうです。
思い切ってやってみたことは、結果に納得できるので後悔にはなりません。
親については例外かも知れませんが、人生の先輩であっても親友であっても、どんな人に相談しても、その人はあなたの人生の責任を取ってくれません。
みんな言いたいことを言ってくるものです。
変わることは不安であり、考えることはしんどいですが、自分で選択し、やりたいようにやってみてくださいね!
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