「塾講師のバイトは他のバイトと同じように準備などしなくても受かるものだと思っていませんか?
確かに指導技術は後から教えていくので高い学歴があるかどうかのみで判断したり、学歴さえも見ないで採用する塾があることも確かです。
しかし、何も準備せずに面接や試験に臨むと落ちる可能性を多分にはらんでいます。
今回は塾講師のバイトに落ちた理由と対処法を解説していきます。
塾講師のバイト面接で見た目によって落ちた
塾講師のバイト面接で見ている点は見た目の清潔さが第一です。
これは、顔が整っていたりスタイルが良いというものではありません。
塾の講師の場合には指導性を発揮できなくてはありません。
例えば、フケの多い先生が授業をする場面を想像すると授業中の言葉が全くはいってこなくなってしまいます。ほとんどの生徒はフケのことが気になってしまうでしょう。
清潔感がないと近くに行って質問をするということも嫌がるようになります。
これでは、当然指導性は発揮できなくなってしまいます。そのため、塾でのアルバイトでは清潔感がないと不合格になってしまいます。
そして、清潔感があっても派手な様子を感じる場合には不合格になってしまいます。
学習塾という場なので、先生と呼ばれ、先生として接せられます。いかにも先生には見えないような若いカッコや派手な化粧をしている人は不合格にせざるを得ません。
子供たちからは若くて好感が持てるという場合もありますが、子供を預ける保護者の立場からすると、派手な塾の先生に子供を預けることには不安しかないからです。
そして、そうした不安な思いはお母さん同士の噂で広まっていきます。
あそこの塾の先生は若くて派手な人らしいよとなるのです。
それでは、頼りなく感じてしまい不安はどんどん湧いてきます。そして塾全体の評判が悪くなるということに繋がるのです。
したがって、面接に行くときなどの自分のメイクや服装などにはとくに気を使いましょう。
塾講師のバイト面接で話し方によって落ちた
見た目の大切さと同じで話し方はとても大切な塾の先生としてアルバイトをするために必要な要素です。
なぜかというと、話し方で子供たちに嫌われてしまうことがあるからです。
見た目に清潔感がない教師と同じで話し方が原因でも嫌われてしまうと指導性を発揮することが難しくなります。
塾に通う子供達は思春期真っ只中のため、些細なことで人を嫌いになります。
そして、嫌いな場合には露骨に嫌いであるという態度を取ります。
話し方がチャラチャラしているように感じたり、高圧的に感じたり、頼りない感じがしているなどの要素があると子供とうまく信頼関係を築くことができない可能性が出てくるので不合格にしやすい要素になります。
そのため、一度自分の話し方をスマホなどで録画してみて違和感がないかどうかを確認してみましょう。
あるいは、他の人に客観的に見てもらうことも大切です。
塾講師のバイト面接に説明力が無いので落ちた
塾の先生になろうという場合には、勉強が得意だということが自分の強みとしてある場合が多いです。文系や理系と指導できる科目は限られていたとしても、ある程度の学力や学歴があることが多いです。
しかし、高い学力や学歴があっても不合格になる場合があります。
それが、説明力がない場合です。
塾のバイトの試験では学力試験と模擬授業というのを実施する会社が一般的です。
学力試験はだいたい指導する学年の模試などが使用され、嘘を教えることにならないかどうかが見られています。
ポイントになるのが模擬授業です。
これは、指導単元が事前に伝えられ、試験の日に採用担当者の前で授業を数分間やってみるというものです。
当たり前ですが、学生に対してプロの授業は求めていません。では、模擬授業で何を見ているかというと見た目や話し方に加えて説明力を見ています。
説明がとてもわかりやすい必要はありませんが、ある程度人に伝わるように話すことができなければ不合格になってしまいます。
特に、学力が高いからといって説明力も高いとは限らないのです。
名選手が名監督になるとは限らないのです。
判断材料は、何を言っているのかわからないことが無いかどうかです。
授業を受けて成績が上がるどころか反対に混乱を招いてしまい成績が下がってしまっては本末転倒なのです。
まずは、何人かの前で授業で話す予定のことを聞いてもらいフィードバックをもらいましょう。
塾講師のバイト面接に落ちた理由とその対処法まとめ
塾講師のバイト面接に落ちる理由は、見た目や話し方、説明力の有無が大きく関係しています。
そのため、本音で話しをしてくれる周囲の人に意見をもらうことが効果的です。
自分の見た目や話し方、説明の仕方ではどのようなイメージを相手に与えるのか、どこを直したら良いイメージを与えることができるのかを聞いて対策をしておきましょう。
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