塾講師が生徒をかわいいと思ったときの対処法

「塾講師はかわいい生徒と楽しく仕事ができるものだと思っていませんか?

確かに容姿の整った生徒がいることも確かです。

しかし、塾講師が生徒をかわいいと思うことはリスクをはらんでいます。

今回は塾講師が生徒をかわいいと思ってはいけない理由を解説していきます。

塾講師が生徒をかわいいと思う心理

塾講師が生徒をかわいいと思うのは、大きく2つの心理です。

1つは、子供としてかわいいと思うこと。

これは、赤ちゃんや動物を見ても感じることです。本来塾講師として働く場合には子供に対して少なからずこのような愛情を持っているものです。

2つ目の心理は、恋愛対象、異性として生徒をかわいいと思う心理です。

これは、少し危険です。ロリコンという言葉がありますが幼い子供を異性として捉えてしまうのです。

実際に世の中には年下、特に学生に対して恋愛感情を抱く男性が存在しています。

JKという女子高生を指す言葉、JCという女子中学生を指す言葉があるのは男性が性的に見るからという考え方もあるほどです。

異性としてかわいいと思った場合には、いくつかの問題が発生しやすくなります。

塾講師が生徒をかわいいと思った時の問題

まず、塾講師が生徒を異性としてかわいいと思った時に、意識してか無意識にかはわかりませんが贔屓をしてしまうようになります。周囲の子供達や周囲の大人はこうした問題に敏感なためすぐに噂になることも少なくありません。

仮に勘違いであったとしても、かわいいと思えるような子供は周りの人間が見てもかわいく見えるものです。そうした子供と教師が親密な様子を見せることで噂が広がり問題視されるようになります。

また、かわいいと生徒のことを思ってしまうと無意識だったとしても様々な問題が発生します。まず、叱ることができないということです。かわいいと思った生徒が宿題をやってこない、遅刻をしてくる、テストの点数が取れないなど叱らなければならない場面が塾講師には少なくありません。

しかし、そうした場合にも叱ることができなくなる塾講師は少なくありません。

要は、甘やかしてしまうことにつながるのです。甘やかすことのデメリットは大きいです。子供は強かなものなので、あの先生は宿題をやらなくても怒らない先生だと思われてしまうのです。すると、子供たちは宿題をおこなうことを軽んじるようになってしまうのです。そして、宿題をやってこないことで生徒の学力もどんどん下がってしまいます。塾講師は生徒の成績を上げることが仕事になるので、塾の評判、あなたの評判はどんどん悪いものになってしまいます。最悪のケースでは仕事を手放すことにもつながりかねないのです。

また、別の問題が発生するケースもあります。それは、生徒との性的な事件に発展することです。生徒から見ると身近な大人である先生、塾講師は魅力的な存在に移ることが少なくありません。学力が高く、頼りがいがあり、金銭的にも学生よりも豊かで安心感があるからです。特に女の子の場合には精神年齢が高い子供が多いので塾講師に対して恋をしてしまうケースもあるのです。あるいは、塾講師の側が素直に自分の言うことを聞いてくれる子供たちに対して勘違いをして性的な要求をする場合などもあります。生徒は学力を上げるために講師の言うことを聞いているのであって、講師に恋心があるから素直に聞いているわけではないことの方が圧倒的に多いのです。

もっと強かなケースでは、媚を売ることに抵抗のない子供もいます。学校の成績を上げるために、あの先生に話しかけよう。挨拶をしようと考えている子供は少なからず居ます。同じように塾講師に対しても媚を売ろうとしてくる生徒は居ます。そうしたことに勘違いをしてしまう講師がいるのです。

このように、塾講師が生徒をかわいいと思った時の問題点は複数でてくるので注意するべきです。

塾講師が生徒をかわいいと思った時の対処法

塾講師が生徒をかわいいと思った時の対処法は、自分が今仕事をしているということを考え直すことです。恋人を作りにでも、合コンに来ているわけでも無く、仕事をしていると強く思い直すのです。そして、成績を上げるにはどうしたら良いのかとそのことばかりを考えていると自然と容姿については頭に入らなくなります。忙しさが雑念を消してくれるのです。

また、別の方法として生徒の親を想像することです。生徒一人一人に親がいます。親たちは自分の子供が勉強をしに行っていると思っています。決して異性として出会いを求めているわけではありません。

子供と接する機会の多い仕事だからこそ、子供たち一人一人の背後には親がいることを考え直しましょう。

塾講師が生徒をかわいいと思った時の対処法まとめ

塾講師が生徒をかわいいと思った時には問題が起こる可能性が高いです。

そのため、以下の2点を考えて正しい接し方をするようにしましょう。

・自分の仕事を考える。

・生徒の背後の親のことを考える

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