塾講師は時給が高く、学生と楽しく話をしながらできる良いバイトだと思っていませんか?
確かに時給は高く、相手も学生のため厳しいことを言われることの少ないバイトであることは否定できません。
しかし、塾のバイトは大きなデメリットもはらんでいます。
今回は塾講師のバイトがホワイトなのかブラックなのかについてお話ししていきます。
塾講師のバイトがホワイト、ブラックと議論される理由
まずは、塾講師のバイトがホワイトと言われる理由とブラックと言われる理由についてお話していきます。
塾講師のバイトがブラックと言われる理由
塾講師のバイトがブラックだと言われる理由は時給が発生しない時間に仕事が発生することです。基本的には塾のバイトは、授業に対して給料が支払われます。そのため、授業1コマ1500円などの時給が提示されています。しかし、授業1コマとは、90分である学習塾もあるので、よく調べると時給1000円ほどと、高時給とは言えない学習塾もあります。
また、授業をおこなうためには、その日にどのような目標で、方法はどのように指導していくのか考えなければいけない時間があります。更に、その日に使用する問題を事前に解いておく必要もでてきます。学習塾によってはプリントの印刷などもバイトに任せられていることがあるのです。
こうした時間は授業の準備として必要になる時間ですが、授業1コマに対して給与が決められている場合には時給の発生がないということになります。
こうした例だけではなく、時給が発生しない業務として、生徒たちの質問対応の時間があります。授業で理解しきれなかった箇所などを塾講師に質問に来るのです。
このような時間も仕事の1つではありますが時給が発生していないのですが、生徒を無下に扱うわけにもいかずサービス残業をしなければなりません。
こうしたことから、塾講師のバイトはブラックであると言われています。
塾講師のバイトがホワイトだと言われる理由
一方で塾講師のバイトはホワイトだという声もあります。これは、労務環境が改善した学習塾が多いからです。
少し前にブラックバイトという言葉が話題になりました。ブラックバイトとして名前が挙がったのが学習塾のバイトでした。
NHKなどでも賃金未払いなどが大々的に取り上げられたことを受けて、各学習塾はバイトの制度を明確にし、時給の発生しない時間についても時給を発生させるように対応をおこないました。
その結果、今では多くの学習塾が健全なバイトの活用をしています。そのため、塾のバイトはホワイトであると言われているのです。
塾講師のバイトをするときにホワイトかブラックか勤務先を見分ける方法
それでは、やりがいも感じることができる塾でバイトをしようと思った時に勤務先ぐブラックかホワイトか見分ける方法についてお話していきます。
塾のバイト先がホワイトか見分ける方法
塾での面接の時に就業条件をしっかりと確認しておくようにしましょう。
その際に、中々聞くことが難しいと思いますが、授業準備をする時間はいつなのかをハッキリと聞いてみましょう。授業準備を教室でおこなって良い場合には時給が発生するのかしないのかを確認しておくのです。もし、家庭や学校など空いた時間でおこなうように言われた場合には、その塾はブラックである可能性が高いです。
また、生徒からの質問が発生した場合の時給についても確認をおこなっておきましょう。帰り時刻が伸びてしまった場合には時給が発生するのかどうかを聞いておくのです。
質問することに抵抗がある場合には、給与について授業で発生するのか、時給として発生するのかを確認しておくと良いです。
授業で給与が発生する場合には、多くの塾では授業準備や生徒からの質問対応には時給が発生しません。
そのため、時給で働くことのできる塾を探すようにしましょう。
他にも、仕事内容によって時給が変動する場合があります。
レギュラーで入っている授業においては高い時給だが補習などをおこなう際には時給が下がってしまうというものです。
そのため、時給が変わる業務内容があるのかどうかについても確認することをオススメします。
面接の中では聞くことが難しい場合には、会社評判などを見てみると良いです。
中には、正社員だけでなくアルバイトやパートの人からの書き込みがあるので事前に情報を調べることができます。
ネット上の情報は古いものや偽りのものも含まれているので判断が難しいですが、信憑性の高い情報を得るようにしましょう。
塾のバイトはブラックかホワイトかまとめ
塾のバイトは、ブラックな会社がありますが、ホワイトの会社も多くあります。
大手企業であっても、まだまだ労働環境が整っていないケースや制度はあるが具体的に運営をされていないケースもあるので気をつけて情報収集することでブラックの塾でバイトすることを避けるようにしましょう。
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